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11月最後の注目イベントは「天王星の衝」です。2025年11月21日(日本時間)ごろ、天王星は一晩中見えるベストシーズンに入ります。位置はおうし座で、プレアデス星団(すばる)を目印にすると導入が簡単。明るさは5.6等級前後で、双眼鏡があると確実に見つけられます。


目次

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1. 結論(要点)

  • 2025年11月21日天王星が衝。日没ごろ東から昇り、一晩中見られます。
  • 位置はおうし座プレアデス星団(すばる)付近を手がかりに星をたどる(スターホッピング)と見つけやすいです。
  • 明るさは約5.6等級。裸眼は難しく、7〜10倍の双眼鏡が最短ルート。
  • ベストは月のない時間帯で、深夜〜明け方にかけて天王星が高くなります。

2. イベント概要(いつ・どこで・何が起こる?)

現象名: 天王星の衝(Uranus at Opposition)
日時: 2025年11月21日 日本時間21時台ごろ(世界時12:17 UTC
見え方: 日没とともに東の空、真夜中に南中、明け方に西へ沈むため終夜観察可
位置: おうし座。プレアデス星団(M45)の南側数度に位置し、「すばる→天王星」の順で導入すると簡単です。
明るさ: 5.6等級前後(小さな青緑の円盤状、望遠鏡で色が分かりやすい)。

3. 日本での見え方:11/21〜11/30「実践カレンダー」

月相は11/20 新月11/28 上弦。月明かりが増えるほど微光天体は不利です。次の考え方で観察時間を選びましょう。

  • 11/21〜11/24: 新月直後で最暗。夕方〜深夜のどの時間帯でも好条件。
  • 11/25〜11/27: 月は太り始めるが、深夜帯は十分暗い。天王星が高くなる23時〜1時が狙い目。
  • 11/28(上弦): 宵は明るい半月。日付が変わる前後〜深夜以降が本命。
  • 11/29〜11/30: 月はさらに太るが、月没後〜明け方に条件が改善。

補足: 衝の後もしばらくは宵の空に残留し、翌年春先まで夕空で楽しめます。

4. 探し方のコツ(目印は「すばる」)

  1. まず肉眼でプレアデス星団(すばる)の位置を確認(東の空に昇る冬の星座帯)。
  2. 7〜10倍の双眼鏡で「すばる」を視野に入れ、そこから南側(下側)へ数度スイープ。星図アプリの経路と突き合わせる。
  3. 目星がついた点光源を小型望遠鏡で確認。100〜150倍で淡い青緑色の小円盤として判別しやすくなります。

5. 機材別の楽しみ方(肉眼/双眼鏡/望遠鏡)

  • 肉眼: 真に暗い空でかろうじてのレベル。まず星の配置を把握してから双眼鏡へ。
  • 双眼鏡: 最短ルート。「すばる→天王星」の順で導入。三脚や一脚があると像が安定し識別が向上。
  • 小型望遠鏡(口径6〜10cm): 100〜150倍で円盤状・青緑色を確認しやすい。気流(シーイング)が良い夜を選ぶ。

6. 観察・撮影チェックリスト

  • 月の出入時刻を事前確認(上弦以降は月のない深夜〜明け方を選ぶ)。
  • 防寒・安全: 冬装備・ライトは赤色モード推奨/私有地・立入禁止に注意。
  • 暗順応: 観測前15〜20分は強い光を避ける。
  • 写真: 広角は10〜30秒露光で星空+風景、望遠鏡撮影は動画→スタッキングが有効。

7. よくある質問

Q1. 天王星はなぜ青緑色に見える?
大気中のメタンが赤い光を吸収し、青〜緑の光が目立つためです。

Q2. 5.6等級はどれくらいの明るさ?
裸眼の限界付近で、都市近郊では厳しめ。双眼鏡があると一気に難易度が下がります。

Q3. どの方向を見ればいい?
宵は、深夜は、明け方は西。おうし座の中を移動するため、「すばる」を起点に探すのが近道です。

8. 出典・参考リンク

10. テーマのリンク先

宇宙シリーズ(カテゴリーページ)

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