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芝中学校は、御三家の一段下〜海城・本郷・攻玉社と並ぶ「男子難関ゾーン」を代表する進学校です。SAPIX偏差値55(第2回)/日能研R4・四谷Aラインでも最上位帯に位置し、大学進学実績も「東大+難関国公立+早慶上理+GMARCH」をバランス良く輩出しています。

2026年入試も、例年どおり2/1・2/4の2回実施・4科350点満点のシンプルな構成です。
以下、4模試偏差値・入試結果・合格ライン・学費・校風・部活・併願戦略までまとめて整理します。


目次

目次

  1. 結論(要点)
  2. 基本データ
  3. 2026年入試:名称・日程・配点
  4. 偏差値比較(SAPIX/日能研R4/四谷Aライン/首都模試)
  5. 昨年度の入試結果と合格基準点(2025年)
  6. 進学実績(東大・医学部・国公立・早慶上智・GMARCH)
  7. 学費
  8. 校風・学びの特色
  9. 部活動
  10. アクセス
  11. 併願の考え方
  12. 対策の要点
  13. 口コミの読み方
  14. 出典・根拠リンク
  15. 関連記事(中学受験カテゴリ)

1.結論(要点)

  • 芝中学校は、首都圏男子難関ゾーンの中核校です。
    SAPIX偏差値は第2回で55、四谷大塚・日能研・首都圏模試でも最上位帯に位置し、海城・本郷・攻玉社などと同じレイヤーで志望される学校です。
  • 2026年入試は
  • 第1回:2/1(4科・定員150名)
  • 第2回:2/4(4科・定員130名)
    の2回実施。午後入試や算数1科入試はなく、「午前4科一本勝負」です。
  • 2025年度の合格最低点は
  • 第1回:178点/350点(約51%)
  • 第2回:206点/350点(約59%)
    と公表されており、過去問で6割前後が安定ラインと考えるのが現実的です。
  • 大学進学実績は、「東大+難関国公立+早慶上智+GMARCH」をバランス良く出す堅実な進学校タイプ。東大合格者数に極端に振るのではなく、「広いレンジで上位大学に乗せる」出口設計です。
  • 校訓「遵法自治」、理念「共生」、School Motto「Expand Your World」のもと、勉強だけでなく部活動・行事・人間教育を重視。勉強一辺倒ではなく、「良い意味で“普通の男子中高生の生活”を送りながら、しっかり学力もつけたい」ご家庭に適した学校です。

2.基本データ

項目内容
学校名芝中学校・芝高等学校
種別私立・男子校・中高一貫(高校からも募集あり)
所在地〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-37
創立1908年(前身の「芝学園」を含め歴史の長い男子校)
宗教仏教系(浄土宗・増上寺系)
校訓遵法自治
教育理念共生/School Motto「Expand Your World」
生徒数中高一貫の男子のみ。高校からの外部募集あり。
公式サイトhttps://www.shiba.ac.jp/

3.2026年入試:名称・日程・配点

※日程や募集人員は、2026年度募集要項(2025年公開)をベースに記載しています。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

3-1.入試日程・募集人員

試験日募集人員試験方式
第1回2026年2月1日(日)約150名4科(国・算・社・理)
第2回2026年2月4日(水)約130名4科(国・算・社・理)
  • 出願方法:インターネット出願のみ
  • 試験会場:芝中学校校舎(港区芝公園)
  • 合格発表:受験者専用サイトにてWeb発表

3-2.試験科目・時間・配点

科目試験時間配点
国語50分100点
算数50分100点
社会40分75点
理科40分75点
合計350点
  • 科目順:国語 → 算数 → 社会 → 理科
  • 午前入試のみで、午後入試や特別入試はありません。

4.偏差値比較(SAPIX/日能研R4/四谷Aライン/首都模試)

各模試ごとに母集団や偏差値の基準が異なるため、同じ模試内での相対位置を重視して比較することが重要です。

4-1.4模試偏差値(目安)

2025〜2026年公表の偏差値表・まとめ記事から整理した「目安」です。

入試回試験日SAPIX 80%日能研R4四谷大塚Aライン80%首都圏模試80%
第1回2/147前後61前後58前後70前後
第2回2/45564前後6373前後
  • 第1回:
  • SAPIXでは47前後(SOの結果ベース)
  • 日能研R4で61前後、四谷Aラインで58前後
  • 第2回:
  • SAPIXで55
  • 日能研R4で64前後、四谷Aラインで63

首都圏模試では「80%偏差値70〜73帯」に位置づけられており、首都圏広域から受験生が集まる学校です。

4-2.位置づけの整理

  • 第1回: 難関男子校の中では「実力相応〜チャレンジ」の境目くらい。
  • 第2回: サピ・四谷・日能研いずれも難度が上がる設定で、海城・本郷・攻玉社などと「どこを本命にするか」を比較検討する層が多いゾーン。

偏差値だけでなく、

  • 過去問との相性
  • 通学時間
  • 併願の組みやすさ
    も合わせて判断するのが現実的です。

5.昨年度の入試結果と合格基準点(2025年)

芝中学校公式サイト「過去の入試結果」から、2025年度のデータを整理します。

5-1.応募者数・受験者数・合格者数・実質倍率

募集定員応募者数受験者数合格者数実質倍率
第1回150541476192約2.5倍
第2回1301,077775273約2.8倍
  • 人気校ではありますが、極端な高倍率ではなく、難度は偏差値通りと見てよいタイプです。

5-2.得点状況・合格最低点

(4科350点満点)

受験者4科平均合格者4科平均合格最低点得点率イメージ
第1回170.4点196.6点178点約51%
第2回190.4点220.8点206点約59%
  • 第1回:
  • 合格者平均が約56%、合格最低点が約51%。
  • 第2回:
  • 合格者平均が約63%、合格最低点が約59%。

【戦略上の目安】

  • 「過去問で安定して6割取れる」状態であれば、特に第2回は合格可能性がかなり高まります。
  • 一方、第1回は「5割〜5.5割台での勝負」になることもあり、算数失敗による大崩れを避けることが最重要です。

6.進学実績(東大・医学部・国公立・早慶上智・GMARCH)

芝中高の大学進学実績は、いわゆる「東大ブランド」だけに偏らず、難関国公立/医学部/早慶上智/GMARCH/理科大まで幅広い出口を持っているのが特徴です。

※年度ごとに変動しますが、ここでは直近数年の傾向レベルで整理します。

  • 東京大学:毎年1桁後半〜10名前後
  • 京大・一橋・東工大などを含む難関国公立:合計で数十名規模
  • 国公立大学合計(医学部含む):70〜90名程度
  • 医学部医学科:国公立+私立で毎年20〜30名規模
  • 早稲田・慶應・上智:合計で200名前後(重複含む)
  • 明治・青学・立教・中央・法政+東京理科大:合計300〜400名規模

出口の特徴としては、

  • 「最上位が東大・一橋・東工大・国公立医学部へ」
  • 「上位〜中上位が早慶上智・GMARCH・理科大へ」

と、それぞれの層が相応の進学先に収まる構造になっており、偏差値帯に見合った“堅実な出口”と言えます。


7.学費

2025年度の募集要項に基づく、中学入学時の学費イメージです。
(実際の金額は年度ごとに改定される可能性があるため、必ず最新要項をご確認ください)

7-1.入学時納入金

  • 入学金:300,000円

7-2.年間学納金(中学)

学納金(中1〜中3共通)

  • 授業料:498,000円
  • 設備費:136,200円
  • 施設維持費:72,000円
  • 教育充実費:43,200円

その他諸費用(中1)

  • PTA会費:9,600円
  • 生徒会費:4,500円
  • 後援会費:24,000円
  • 修学旅行積立金:24,000円
  • 教材費預り金:50,000円
  • その他:3,300円

→ 学校に納める年間費用合計(目安):約864,800円

7-3.初年度総額イメージ

  • 入学金:300,000円
  • 年間学納金・諸費用合計:約864,800円

初年度合計:約1,164,800円(約116〜117万円)

このほかに、

  • 制服・通学カバン・体操服などの指定品
  • 通学定期代
  • 学習用タブレット・PC(BYODなどの方針有無は年度要項参照)
  • 任意の施設寄付金(1口○万円〜)

などが別途かかる点は押さえておきたいところです。


8.校風・学びの特色

8-1.校風

  • 校訓は「遵法自治」
  • 教育理念は「共生」
  • スクールモットーは「Expand Your World」

この3つのキーワードからも分かるように、

  • 法やルールを守りつつ、自ら考える生徒
  • 他者と支え合い、多様性を尊重する姿勢
  • 視野を広く持ち、自分の世界を広げる姿勢

を重視する学校です。

口コミでは、

  • 「生徒の雰囲気が穏やかで、ギスギス感が少ない」
  • 「いじめを聞かない。トラブル対応も早い」
  • 「ガチガチの進学校というより、『勉強も生活もバランス良く』という感じ」

といった声が複数サイトで共通しています。

8-2.学びの特色

  • 6年間一貫カリキュラムで、中3〜高2にかけて大学受験レベルまで一気に引き上げる設計。
  • 英語は中学で基礎徹底、高校で4技能バランス型のアウトプット重視。
  • 理科は実験・観察に力を入れ、「科学的なものの見方・考え方」を養う授業が多いです。
  • 「求めればとことん面倒を見てくれるが、自立している子は見守るスタンス」という保護者の声も多く、過干渉になりすぎない指導方針が特徴です。

総じて、「男子校らしい適度な自由さ」と「きちんとした学習環境」が両立した学校と言えます。


9.部活動

芝中高では、クラブ・委員会活動を通じて「人間関係や社会性」を育てることを重視しており、8割以上の生徒が何らかの活動に参加しているとされています。

9-1.主な運動部(例)

  • 硬式野球・軟式野球
  • サッカー
  • バスケットボール
  • バレーボール
  • 陸上競技
  • 水泳
  • 卓球・バドミントン
  • 柔道・剣道・少林寺拳法
  • 山岳・スキー・ワンダーフォーゲル など

9-2.主な文化部(例)

  • 理化部・生物部・天文気象部
  • 技術工作・デジタルテクノロジー系クラブ
  • 吹奏楽部・ギター部・アカペラ部
  • 写真部・美術部・漫画研究部
  • 落語研究・釣研究・交通研究・考古学・歴史研究 など

9-3.委員会活動

  • 生徒会・生徒会ボランティア
  • 図書委員会・放送委員会 など

「勉強も部活も両方やりたい」タイプの男子には相性が良く、

  • 運動部で体を動かしつつ
  • 文化部・委員会で自分の興味を深める

という形で、6年間の生活を充実させることができます。


10.アクセス

経路所要時間(目安)
東京メトロ日比谷線「神谷町」駅徒歩約5分
都営三田線「御成門」駅徒歩約7分
都営大江戸線「赤羽橋」駅徒歩圏内
  • 港区芝公園で、東京タワーのすぐ近くという都心立地。
  • 都心・城南エリアからは通学時間30〜40分圏に収まるケースが多く、千葉・埼玉・神奈川からも「乗り換え1〜2回」で通学可能です。

通学時間を短く抑えたいご家庭にとっては、大きな魅力と言えます。


11.併願の考え方

芝中は、「御三家・海城・本郷・攻玉社」などと同じ男子難関ゾーンに属するため、併願パターンもこのラインの学校が中心になります。

11-1.芝をチャレンジ〜準本命とする場合

  • 上位チャレンジ校:開成・麻布・武蔵・駒場東邦・海城など
  • 同レベル帯:本郷・攻玉社・城北・浅野(神奈川)など
  • 前受け(1月校):栄東(東大特待・難関大コース)/開智/開智所沢/城北埼玉/西武文理/城西川越/浦和実業学園/細田学園/秀明 など

11-2.芝を第一志望とする場合の一例

  • 1月
  • 栄東・開智・秀明・浦和実業・城北埼玉などで2〜3勝を確保
  • 2/1午前:芝 第1回(本命)
  • 2/1午後:広尾系・三田国際など午後入試校を組み合わせるケースも
  • 2/2・2/3:本郷・攻玉社・城北・巣鴨などで「もう1〜2校」を確保
  • 2/4午前:芝 第2回(押さえ+チャレンジの両面)

11-3.注意点

  • 芝は4科のみで2科型・算数1科入試がないため、算数偏重型戦略だけでは戦いにくい側面があります。
  • 「算数一科入試で攻める学校(高輪・攻玉社特別選抜など)」との併願を考える場合、4科バランスと算数特化の両方をケアする必要があります。

12.対策の要点

※具体的な出題内容は年度ごとに異なるため、必ず過去問・学校公式の出題傾向を確認してください。

12-1.算数

  • 難易度:標準〜やや難。典型題も出ますが、思考力を要する問題も毎年含まれます。
  • 頻出分野:
  • 比と割合/速さ/平面図形・立体図形/場合の数/数の性質 など
  • 合格者平均と受験者平均の差が最も大きくなりやすい科目で、差がつくポイントです。

【対策方針】

  • 大問1〜2の計算問題・小問集合はミスゼロを目標に仕上げる。
  • 比・速さ・図形(特に立体)は、塾テキスト+過去問を通じて「見たことのある型」を徹底的に潰す。
  • 過去問は、少なくとも5〜7年分を2周以上(本番と同じ時間設定で)回す。

12-2.国語

  • 長文読解+知識問題のオーソドックスな構成。
  • 記述は40〜60字程度の出題が多く、「本文根拠を押さえた素直な記述」が求められます。

【対策方針】

  • 毎日の漢字・語句で失点を抑える。
  • 抜き出し問題は、「設問と似た内容を本文に線引き→そのまま写す」訓練を積む。
  • 記述は、「根拠となる文に線→要素を箇条書き→1文にまとめる」という手順を徹底する。

12-3.理科・社会

  • 理科
  • 実験・観察を問う問題が多く、計算問題も一定量出ます。
  • 「用語暗記+公式暗記」だけでは足りず、図表・グラフから読み取る力が重要です。
  • 社会
  • 地理・歴史・公民をバランス良く出題。資料問題・統計問題も多い。
  • 時事問題は、首都圏模試や大手塾の「重大ニュース」を活用して対策するのが効率的です。

【4科全体】

  • 目標ラインは「過去問で4科6割」。
  • 算数・国語でしっかり得点し、理社で大きく崩れないバランス型の設計が基本になります。

13.口コミの読み方

芝中に関する口コミは、インターエデュ・みんなの中学校情報・各種ブログ等で多数確認できます。

13-1.よく見られるポジティブな声

  • 「生徒の雰囲気が穏やかで、ギスギスしていない」
  • 「いじめが少なく、学校の対応も早い」
  • 「先生が話しやすく、相談しやすい」
  • 「勉強だけでなく、部活・行事も充実している」

13-2.注意して見たいポイント

  • 「自由度が高く、自主性に任せる部分が大きい」との声もあり、
  • 合う子にはとても伸びる環境
  • 自分でペースを作れない子には、やや難しい環境
    という側面もあります。
  • 「超トップ校のような“受験マシーン”ではない」ことを理解した上で、家庭の教育方針とマッチするかを確認する必要があります。

13-3.口コミ活用のコツ

  1. 投稿日時・入学年度を確認(制度変更・校舎設備・実績は数年で変化)。
  2. 投稿者の立場(在校生・卒業生・保護者・受験生・塾関係者)を意識して読む。
  3. 極端な意見は割り引いて、「複数サイトで共通している部分」を重視する。
  4. 最終判断は、学校説明会・文化祭・個別相談・塾経由の情報を組み合わせて行う。

14.出典・根拠リンク

※各リンクは記事作成時点のものであり、最新情報は必ず公式・元サイトでご確認ください。

  • 芝中学校 公式サイト
  • 学校概要・教育理念・スクールモットー
    • https://www.shiba.ac.jp/introduction/policy.html
  • 中学入試 募集要項(2026年度)
    • https://www.shiba.ac.jp/admissions/recruitment.html
  • 過去の入試結果(合格最低点・平均点など)
    • https://www.shiba.ac.jp/admissions/results.html
  • 学校生活・クラブ・委員会
    • https://www.shiba.ac.jp/life/club.html
  • 模試・進学情報サイト
  • SAPIX 2026年男子偏差値表(芝中)
  • 日能研R4一覧(予想・結果)(首都圏・男子)
  • 四谷大塚「芝中学校」Aライン80%偏差値・学校データ
  • 首都圏模試センター「芝中学校」偏差値・学費・アクセス
  • 口コミ・評判
  • みんなの中学情報「芝中学校」
  • インターエデュ「芝中学校・芝高等学校」掲示板
  • 進学情報サイト各社(StudySearch・中学受験ナビ 等)の学校紹介ページ

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