2025年もいよいよ最後の月となりました。12月は一年で夜が最も長く、寒いながらも澄んだ空気の下で天文現象を楽しめる絶好のシーズンです。 年末を彩る大きな満月や、一年の“三大流星群”のひとつであるふたご座流星群など、見逃せないイベントが盛りだくさん。 防寒を万全にして、冬の夜空を見上げてみましょう。
目次
目次
- 今月の見どころ(要点まとめ)
- 12月5日:年最後の満月「コールドムーン」
- ふたご座流星群(12月13~14日 極大)
- 惑星の見どころ(木星・土星・水星)
- 今月の主な接近イベント(12/7 木星&月、12/27 土星&月)
- こぐま座流星群(12月22~23日 極大)
- 冬の観察アドバイス(天候・防寒・観測条件)
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1. 今月の見どころ(要点まとめ)
12月の主なポイントは次の通りです。
- 12月5日未明:満月(コールドムーン)
2025年最後の満月で、スーパームーンに近い見え方になります。 - 12月13~14日夜:ふたご座流星群
年末最大の注目イベントで、月明かりの影響が小さい好条件。 - 木星・土星・水星
木星は東空で明るく輝き、土星は南西空、水星は上旬の明け方に観察のチャンス。 - 月と惑星の接近
12月7日は月と木星、27日は月と土星が接近。 - 12月22~23日:こぐま座流星群
小規模ながら、暗い空ならアクセントに。
2. 12月5日:年最後の満月「コールドムーン」
2025年12月5日未明に、年内最後の満月が訪れます。この時期の満月は「コールドムーン(寒月)」とも呼ばれ、冬の冷たい空気の中で冴えた光を放ちます。
見える時間帯と方角
- 日没頃:東の地平線から昇る
- 深夜:南の高い空
- 明け方:西の空へ沈む
観察のポイント
- 肉眼でも十分迫力あり
- 双眼鏡でクレーターや海が鮮明に
- ふたご座流星群のピークとは日程がズレており影響なし
3. ふたご座流星群(12月13~14日 極大)
ふたご座流星群は“三大流星群”のひとつで、毎年安定した出現が期待できます。
極大予想:12月14日夕方ごろ
観察の好機:13日深夜~14日明け方、14日深夜~15日明け方
どのくらい見える?
暗い空であれば1時間に数十個の流星も期待できる好条件。
時間帯・方角
- 放射点は「ふたご座」付近
- 22時~明け方4時が最適
- 方角は限定せず「空全体を見る」
観察のコツ
- 寝転がって空全体を見渡す
- 20分ほど暗順応を確保
- 防寒を最大限に準備
4. 惑星の見どころ(木星・土星・水星)
木星
- 宵の東空でひときわ明るい
- 深夜には南の高い位置へ
- 双眼鏡でガリレオ衛星も見える
土星
- 夕方~宵の南西~西の低空
- 望遠鏡で環が観察可能
水星
- 12月上旬、明け方の東南東低空に見える
- 視界の開けた場所から双眼鏡が有効
5. 今月の主な接近イベント
12月7日夜:月と木星の接近
- 東の空で大接近
- 肉眼でも分かりやすい
12月27日夕方:月と土星の接近
- 西南西の低空で接近
- 18時前後から要チェック
6. こぐま座流星群(12月22~23日)
小規模ながら、静かに楽しめる流星群。
- 極大:12月22日深夜~23日未明
- 暗い空なら時折明るい流星も
- 放射点は北極星付近
7. 冬の観察アドバイス
天気と場所選び
- 雲が少なく風の弱い夜
- 街明かりの少ない視界の開けた場所
防寒対策
- 厚手コート・手袋・帽子は必須
- カイロ・毛布・寝袋が有効
- 地面からの冷え対策にシート類
目と姿勢の工夫
- 20分の暗順応で見える量が変わる
- 寝転がるかリクライニングチェア
- 温かい飲み物で快適に

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