逗子開成中学校〖2026年入試〗偏差値・日程・合格最低点・進学実績・併願戦略まで徹底解説

本記事は、首都圏(神奈川・東京中心)で中学受験を検討する保護者向けに、逗子開成中学校の偏差値(主要4模試)/入試日程・配点/昨年度の合格最低点/進学実績/学費/校風・部活/併願の考え方/対策を1本に整理した個別校ガイドです。

※数値は「学校公式の募集要項・入試結果・大学合格実績」等の公開情報を優先し、偏差値は外部の集計表を参照しています。出願前に必ず最新の募集要項で最終確認してください。

目次

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結論(要点)

ポイント1「海洋教育×進学校」が最大の特徴。OPヨットや遠泳など、逗子の立地を活かした“逗子開成でしかできない体験”が学校のブランドになっています。

ポイント22026年一般入試は2/1・2/3・2/5の3回。4科500点(国150・算150・社100・理100)の標準型で、複数回受験を前提に戦略設計しやすい入試です。

ポイント32025年度入試の合格最低点は1次290/2次311/3次317(各500点満点)。得点率にすると概ね58%→62%→63%で、後半日程ほど“安全圏”が上がりやすい構造です。

ポイント4大学合格実績は、2025年度(学校公表)で東大6、国公立合計102、医学部医学科合計54、早稲田71・慶應56・上智41など、神奈川男子の上位校群として十分な出口を示しています。

基本データ

学校名逗子開成中学校・高等学校
所在地〒249-8510 神奈川県逗子市新宿2丁目5番1号
設置形態私立・男子校・中高一貫
建学の精神「開物成務」(『易経』に由来)を教育理念の土台に据える
沿革(要旨)1903年に開成(東京開成中学校)の分校として誕生→1909年に分離独立
教育の柱(代表例)海洋人間学(海洋教育) 国際交流 総合学習「人間学」 土曜講座 ICT・映像教育
最寄り駅JR横須賀線「逗子」徒歩10分/京急「逗子・葉山」徒歩10分

2026年入試:名称・日程・配点

2026年度一般入試(2026年4月入学)は、1次・2次・3次の3回。出願はWeb、受験料は1回25,000円です(複数回出願し入学した場合、以降の未受験分受験料は返金制度あり)。

入試日募集人数出願締切合格発表配点試験時間受験料
1次2026/2/1(日)150名1/30(金)23:592/2(月)9:004科500点(国150・算150・社100・理100)国算各50分/社理各40分25,000円
2次2026/2/3(火)50名2/2(月)23:592/4(水)9:00同上同上25,000円
3次2026/2/5(木)50名2/4(水)23:592/6(金)9:00同上同上25,000円

当日の時程(一般入試)

科目時間配点
集合8:30
国語9:00〜9:50(50分)150点
算数10:05〜10:55(50分)150点
社会11:10〜11:50(40分)100点
理科12:05〜12:45(40分)100点

※学校感染症等で受験できない場合の「神奈川私学共通追試(2026/2/12実施)」の案内も募集要項に記載があります。該当時は必ず公式要項を確認してください。

偏差値比較(SAPIX/日能研R4/四谷Aライン/首都模試)

逗子開成は、主要4模試で概ね中堅上位〜準難関(神奈川男子上位グループ)に位置づけられることが多い学校です。ここでは外部の「4模試横並び表」から、日程ごとの目安を整理します(数値は更新時点の公表・集計に依存します)。

日程SAPIX
80%
日能研
R4(80%)
四谷大塚
Aライン80%
首都圏模試
80%
1次2/151605870
2次2/351595971
3次2/550606071

出典:中学受験2026「神奈川の中学校偏差値ランキング(サピ・日能研・四谷・首都模試)」系の横並び集計表(更新時点の一覧より抜粋)。偏差値は母集団・算出方法が異なるため、相互比較は“目安”として扱ってください。

昨年度の入試結果と合格基準点(2025年度)

倍率・合格最低点(学校公表)

志願者数受験者数合格者数実質倍率合格最高点合格最低点合格者平均受験者平均
1次(2/1)4764502172.07416290324.4282.6
2次(2/3)457375854.41415311334.4279.4
3次(2/5)5624631034.50384317339.0282.1

読み方のポイント:後半日程(2次・3次)は募集人数が少なく、倍率が上がりやすい一方、合格最低点も上がりやすい傾向が見えます。「安全校」ではなく、あくまで“再チャレンジ枠(リカバリー枠)”として設計するのが実務的です。

科目別の平均(2025年度・学校公表)

逗子開成は国算150点(50分)、社理100点(40分)の配点です。合格者平均との差が出やすいのは、年度によって科目が変動しますが、国算の取り切り+社理の落とし穴回避が基本戦略になります。

進学実績(東大・医学部・国公立・早慶上智・GMARCH)

以下は学校公式が公表している「2025年度大学合格実績(2025/5/2時点)」から、保護者が見たい主要指標を“見出し化”した整理です。合格者数は延べ(重複あり)です。

区分合格(延べ)現役コメント
東京大64神奈川男子の上位校群として、最難関国立の合格を継続的に確保。
国公立大学 合計10275旧帝大・東京科学大・横国など幅広いレンジで合格者を確保。
医学部医学科 合計5425国公立+私立(防衛医大含む)の内訳を学校が一覧で公表。
早稲田7164難関私大の中核。学部レンジが広く、併願の結果として延べ数が出やすい。
慶應5648
上智4141国際系・語学系の選択肢として存在感。
早慶上智 合計168153早稲田+慶應+上智の単純合計(延べ)。
GMARCH299253明治・青学・立教・中央・法政・学習院の合計(延べ)。

補足:上記以外にも、東京理科大84(現役61)、私立大学合計909(現役758)など、理系・準難関私大まで厚い実績が公表されています。詳細は公式の一覧を参照してください。

学費

募集要項に基づく、2026年度入学時点の費用(目安)です。金額は改定される可能性があるため、必ず公式で最終確認してください。

区分金額備考
入学金250,000円入学手続き期限までに納入(返還なし)
入学金以外の費用340,000円施設設備費(入学時)+教材費・校外活動費(年額)+会費等を含む(要項内訳あり)
毎月の納入金61,000円(月額)授業料40,000+維持費21,000
初年度の概算合計約1,322,000円入学金250,000+入学金以外340,000+月額61,000×12の単純合算

※別途、制服・通学定期・端末(学校指定の有無)・部活用品・遠征費等が発生します。

校風・学びの特色

建学の精神「開物成務」:思考する力・協同する姿勢

校名「開成」の由来でもある「開物成務」を教育理念の土台に置き、授業・HR・行事を通じて「問いを立て、考え、対話し、協同して解決する」力を重視するメッセージが公式に示されています。

海洋人間学(海洋教育):逗子の立地を“教育資源”にする

逗子開成の象徴が海洋教育です。OPヨット実習や遠泳等を含むプログラムを通じて、身体性・安全管理・チームワークを鍛える設計になっています。海の学校行事に魅力を感じるご家庭には強い訴求点になります。

映像教育・土曜講座・国際交流などの多層プログラム

1980年代以降の改革で、海洋教育に加えて映像教育・土曜講座・ICT・海外研修などが打ち出され、現在も発展形で継続されています。「学力だけではない伸び」を狙いたいタイプと相性が良い学校です。

部活動

クラブは運動部14・文化部19の計33クラブ(公式)。活動日は、基本は高校は週3日/中学は週2日を軸に、土曜活動や大会・コンクール等で日曜活動が入るケースもあります。

運動部(例)文化部(例)
サッカー/バスケ/バドミントン/水泳/陸上/柔道/空手道/ヨット/野球 など吹奏楽/写真/鉄道研究/コンピュータ/将棋/物理化学/生物/文芸/電気 など

※最新の部一覧・活動報告は学校公式ページで更新されます。体験・見学は説明会等の案内を確認してください。

アクセス

住所〒249-8510 神奈川県逗子市新宿2丁目5番1号
最寄り駅JR横須賀線「逗子」徒歩10分/京急「逗子・葉山」徒歩10分
通学設計の実務2月入試は朝の集合時間が早く、遅延リスクもあるため、遠方(都内北部・埼玉等)からは前泊・ルート分散の検討が有効です。
また、海洋教育(屋外活動)に魅力を感じる場合は、本人の体力面・健康面も含めて入学後の生活を具体化しておくと安心です。

併願の考え方

逗子開成は1次(2/1)を本線にしつつ、2次(2/3)・3次(2/5)を“再チャレンジ枠”として組むことで、2月前半の受験を立体的に設計できます。2025年度実績でも、後半日程は倍率・合格最低点ともに上がりやすい点に留意してください。

併願設計の典型パターン

  • 神奈川男子(上位〜準難関):最難関・難関校(2/2〜2/3)に挑戦しつつ、逗子開成の複数回で合格確率を引き上げる。
  • 都内男子校とのクロス:2/1〜2/3は都内本命・チャレンジに寄せ、逗子開成の2/5で“最後の合格確保枠”を置く。
  • 海洋教育フィット優先:逗子開成を本命軸に置き、校風・体験価値の近い学校(男子校・共学校)を複数併願して相性を比較する。

実務的には「移動時間」「集合時刻」「午前・午後の重なり」「本人の回復力(連戦耐性)」を優先して、偏差値よりもスケジュールの整合性で最適化するのが事故が少ないです。

対策の要点

配点に忠実:国算(各150)を“落とさない”のが最優先

国算が各150点で合計300点。ここで崩れると社理での挽回が難しくなります。標準問題を取り切る処理力が合否の土台です。

国語(50分・150点):設問処理スピード+記述の精度

  • 読解は「根拠を押さえる」訓練を優先し、記述は“短く正確に”を徹底。
  • 過去問は時間を切り、設問ごとの配点感覚(取りにいく問題/捨てる問題)を家庭内で言語化できると強いです。

算数(50分・150点):取り切り力(大問1〜2)+中盤以降の見切り

  • 計算・一行題の精度を上げ、序盤で失点しない。
  • 中盤以降は「完答」よりも部分点を拾う答案作りが効く年があります(途中式・条件整理)。

社会・理科(各40分・各100点):知識+資料読解の“落とし穴回避”

  • 40分で100点は時間がタイト。資料問題・グラフ問題は“読み慣れ”が差になります。
  • 暗記の精度はもちろん、ケアレスミスを減らすために「見直し手順」を固定化するのがおすすめです。

過去問演習の目安

  • 3回入試があるため、可能なら直近7〜10年分を年次で回し、年度差のブレに慣れる。
  • 目標は「合格最低点+20点」を安定して超えること(回によって必要点は変動)。

口コミの読み方

口コミは“校風の肌感”を掴むのに有効ですが、投稿時期・学年・家庭の価値観で結論が割れます。逗子開成の場合、次の論点で整理すると読み違いが減ります。

よく見られるポジティブな論点

  • 男子校らしい人間関係(居心地の良さ・友人関係)。
  • 海洋教育(ヨットや行事)を「唯一無二」と評価する声。
  • 先生の面倒見、学習サポート、小テスト・追試などの運用面の言及。

注意して読むべき論点

  • 「自由」「標準的」という評価は、家庭が求める管理度合いによってプラスにもマイナスにも振れます。
  • 投稿が古い口コミは、制度・運用・施設更新とズレることがあります。直近2〜3年の投稿を優先して参照すると安全です。

出典・根拠リンク

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