中央大学附属中学校(中大附属)〖2026年入試〗徹底解説|偏差値・内部進学・併願戦略

目次

結論(要点)

ポイント1「中大推薦」を軸に、外部大へも挑戦できる設計が最大の強み。内部推薦による中央大学への進学率は約86%という紹介もあり、希望者の大半が推薦で進学します。

ポイント2偏差値は都内のMARCH附属・理工系附属の上位帯。同一校でも入試日で偏差値が変動するため、第1回(2/1)と第2回(2/4)を分けて見立てるのが実務的です。

ポイント32025年度の合格者得点概況(4科総合)では、合格者最低点(=合格者の最下位得点)が200点台前半に位置。科目は国語100・算数100・社会60・理科60の4科バランス型です。

ポイント4校風は「自主・自治・自律」を掲げ、自由度と規律のバランスを重視。内部推薦を持ちながら国公立・難関私大を併願する運用も制度的に想定されています。

基本データ

学校名中央大学附属中学校・高等学校(通称:中大附属/中附)
設置形態私立・共学/中高一貫(高校募集あり)
系列中央大学附属校(内部推薦で中央大学へ進学可能)
教育の柱「自主・自治・自律」/探究・教養系の独自プログラム(例:教養総合など)
進路の特徴中央大学への内部推薦が中心。希望者のほとんどが推薦で進学しつつ、10〜15%程度が他大学へ進学する運用が想定されています。
立地イメージ東京都(中央線沿線・多摩エリアからの通学利便が高いエリア)

※所在地・アクセスの詳細は学校公式の「アクセス」ページで最終確認してください(バス利用の有無・所要時間は年度や時間帯で変動します)。

2026年入試:名称・日程・配点

中央大学附属中の入試は、例年第1回(2/1)・第2回(2/4)の2回実施。科目は4科で、国語100・算数100・社会60・理科60の合計320点です。

試験日(例年)教科・配点合計ポイント
第1回2/1国語100・算数100・社会60・理科60320点「本命〜準本命」の中心回。合格確保の意味が大きい。
第2回2/4国語100・算数100・社会60・理科60320点2月戦線の中盤。併願の組み替え・抑え強化で活用されやすい。

※出願方式・集合時刻・試験時間・受験料・合否発表・手続期限などは年度改定があり得るため、必ず募集要項(PDF)で確認してください。

偏差値比較(SAPIX/日能研R4/四谷Aライン/首都模試)

主要4模試の「80%合格目安(系)」を、入試日程ごとに整理します。同じ学校でも入試回で偏差値が変わるため、出願戦略の検討では「回ごとの数字」を重視してください。

日程SAPIX 80%日能研 R4(80%)四谷大塚 Aライン(80%)首都圏模試(80%)
第1回2/148595768
第2回2/449585769(目安)

出典例:東京エリアの4模試併記表(SAPIX/日能研/四谷/首都模試)より該当行を抜粋。最新の改定・男女別(共学校は男女で差が出る場合あり)は、各塾の偏差値表でも必ず再確認してください。

昨年度の入試結果と合格基準点(目安)

学校が公開している「合格者得点概況」では、回別・男女別に、国語/算数/社会/理科/4科(合計)の最高点・最低点・平均点が確認できます。

※最高点・最低点は「科目別の最高(最低)」と「4科総合の最高(最低)」が別個に集計されるため、単純合計と一致しない場合があります(平均点は合計と整合します)。

2025年度 合格者得点概況(抜粋)

区分4科(国100・算100・社60・理60/計320)
国語算数社会理科4科合計
第1回男子:平均77.869.840.137.3225.0
男子:最低(合格者最下位)51452618208
女子:最低(合格者最下位)55462820210
第2回男子:平均77.566.438.238.0220.1
男子:最低(合格者最下位)46443124204
女子:最低(合格者最下位)52473227217

合格基準点(目安)は「合格者の最低点(4科合計)」として把握するのが実務的です。ただし募集枠・男女枠・年度の難易度で変動します。

進学実績(東大・医学部・国公立・早慶上智・GMARCH)

中大附属の進路は、中央大学への内部推薦が中心です。学校公式の公開情報では、2025年3月卒業生の「中央大学 学部別人数(実数)」が示されています。

中央大学への内部進学(2025年3月卒:学部別・実数)

学部人数(実数)補足
法学部104附属校の強みが最も出やすい学部。毎年100人規模という紹介もあります。
経済学部60文系の定番。進学希望者が多い。
商学部63資格・就職志向とも相性が良い。
理工学部26理系進学(理工・情報系)ルートの中核。
文学部32人文・心理・教育系志望にも選択肢。
総合政策学部22政策・国際系志望に。
国際経営学部8英語基準等がある年度もあるため要確認。
国際情報学部10情報・メディア志向に。

※「内部推薦で中央大へ進学」+「他大学へ進学(10〜15%程度)」という全体像が示されています。外部大受験の可否・条件は年度の運用で異なるため、学校の進学サポート情報を確認してください。

他大学合格・進学(概要)

内部推薦を保持しながら、国公立・難関私大を併願する運用も想定されています。外部大に挑戦する場合は「併願受験の条件」「推薦権の扱い」「学部制限の有無」を事前に確認しておくのが安全です。

学費

大学附属校の学費は、授業料だけでなく「施設設備費」「教育充実費」「積立金(旅行等)」「PTA会費」などの構成で見ます。金額は年度改定があり得るため、ここでは確認すべき項目を整理します(最新金額は募集要項・学校公式の納付金ページで確認)。

区分主な項目チェックポイント
入学時入学金/施設設備費(入学時)など「初年度一括」で家計インパクトが大きい。併願時は納付期限に注意。
毎年授業料/施設費/教育充実費 等学年進行で変動する費目があるか(高学年の増額等)。
別途制服/教材/ICT端末/行事費/部活費 等「想定外コスト」になりやすい。入学前に概算を取る。

校風・学びの特色

「自主・自治・自律」:自由度の高い運用を“制度”で支える

学校紹介記事では、授業中のスマホ運用なども含め、自由な校風を支える柱として「自主・自治・自律」が挙げられています。自由度が高い学校ほど、家庭側では「自己管理できるタイプか」「ルール運用の実態」を見学で確認するのが実務的です。

内部推薦+外部受験の“二段構え”ができる

学校の進学サポート情報では、中央大学へは希望者のほとんどが内部推薦で進学しつつ、一般選抜・推薦型・総合型などで中大以外へ進学する層も一定数いることが示されています。「推薦を確保しつつ外部に挑戦できるか」は、附属校選択の中核論点です。

部活動

部活動は運動部・文化部とも選択肢が多いタイプの学校です。附属校は学業負荷の設計が比較的読みやすく、「部活もやりつつ受験はしない(または最小限)」という意思決定をしやすい点が実務上のメリットになります。

アクセス

通学の軸中央線沿線・多摩エリアからの通学利便が高い(バス利用を含む場合あり)
確認ポイント最寄駅→バスの本数/朝夕の混雑/雨天時の動線/徒歩ルートの安全性
受験当日2/1・2/4は周辺校受験と動線が重なる可能性あり。集合時刻と移動計画を前日までに確定。

併願の考え方

中大附属は、同偏差値帯の「MARCH附属」「理工系附属」「上位進学校(共学)」と競合しやすいポジションです。併願設計は、次の2軸で整理すると決めやすくなります。

軸①:内部進学(中央大)を“確保”するか

  • 確保重視:第1回(2/1)を厚めに。合格を取れたら2月前半は他校へ挑戦しやすい。
  • 挑戦重視:2/1に別本命を置き、中大附属は第2回(2/4)でリカバリーする設計もあり。

軸②:他大学受験(国公立・難関私大)も視野に入れるか

  • 外部受験も視野に入れる家庭は、入学後に必要となる学習負荷(塾・英語資格等)を早めに見積もる。
  • 内部推薦を活かす家庭は、「評定・校内順位」の運用ルールを説明会で確認する。

対策の要点

算数:差がつく“取り切り”が最重要

  • 配点100点で重い科目。標準〜やや難で、落とすと挽回しづらい。
  • 頻出分野(比・速さ・平面図形・場合の数)を「解法の型」まで固定する。

国語:時間内に処理し切る読解力+記述耐性

  • 設問処理が勝負。根拠を押さえた記述・要約の訓練が有効。
  • 漢字・語彙で落とさない(小さな失点が合否に直結しやすい)。

理社:各60点=“軽くない”。直前期の伸びしろ

  • 理社で合計120点あるため、不得意科目があると不利が残る。
  • 資料・グラフ問題に慣れ、知識の「使い方」まで仕上げる。

過去問の目安

  • 第1回・第2回をセットで演習。時間配分と科目順の最適化を行う。
  • 合格者最低点(目安)+20点程度を安定して超える状態を目標に。

口コミの読み方

口コミは「校風」「内部進学の運用」「学習負荷」「先生の関与度」を中心に読みます。特に附属校は、推薦運用(評定・学部希望・併願受験の可否)の実態が家庭にとって重要です。

ポジティブに出やすい論点

  • 自由度が高く、主体性を伸ばせる。
  • 内部推薦で大学進学の安心感がある。

注意して読みたい論点

  • 自由度が高い=自己管理が必要。合う子・合わない子が出やすい。
  • 「推薦があるから勉強しなくてよい」にならないよう、学部希望と成績運用を要確認。

出典・根拠リンク

中学受験カテゴリ(自サイト)

同偏差値帯(自サイト内検索リンク)

※自サイト内の個別記事URLが固定でない場合に備え、検索リンクで用意しています(学校名でヒットする想定)。

大学附属・併願検討(自サイト内検索リンク)

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