東京農業大学第一高等学校中等部〖2026年入試〗徹底解説|日程・配点・偏差値・倍率・合格最低点・進学実績

目次

結論(要点)

ポイント12/1午前(4科)+2/1午後(2科)+2/2午後(2科)+2/4午前(4科)の「複数回受験型」。午後入試が強く、2/1の午後でチャンスを増やせる設計です。

ポイント2直近(2025年度)の実質倍率は、2/4(4回)が約7.15倍と高水準。一方、2/1午後(2回)は約2.34倍、2/2午後(3回)は約2.90倍。回によって難度・競争率が大きく変動します。

ポイント3大学合格実績(2025年春)は、東大5国公立大計72(現役62)早慶上智154GMARCH369など、都内共学校の上位帯として十分に強い出口です(いずれも延べ)。

ポイント4午後入試(2回・3回)は「算国」or「算理」を選択。特に3回は2科目目が150点(計250点)で比重が大きく、得意科目で取り切る設計が有効です。

基本データ

学校名東京農業大学第一高等学校中等部
所在地〒156-0053 東京都世田谷区桜3丁目33番1号
形態私立・共学(中等部→高等学校へ内部進学あり/高校募集もあり)
校訓質実剛健・自主独立
アクセス(最寄り)小田急線「経堂」徒歩15分/東急世田谷線「上町」徒歩15分(ほかバス便あり)
入試の特徴複数回受験+午後入試(2科選択)。3回は2科目目150点で得意科目勝負がしやすい。
内部進学(参考)併設大(東京農業大学)への進学制度あり(進路設計は「他大学受験」を含めて設計する家庭が多いタイプ)

※通学導線(徒歩+バス)や「午後入試後の帰宅動線」は、説明会・現地で体感確認が実務的です。

2026年入試:名称・日程・配点

2026年入試(2026年4月入学)は、一般入試として全4回実施。午後入試(2回・3回)は「算国」or「算理」の2科選択です。

試験日集合科目配点募集人員受験料合格発表手続締切
1回2/1(日)8:404科(国・算・社・理)各100点(計400点)40名25,000円2/1(日)22:002/4(水)12:00
2回2/1(日)15:102科(算・国)または(算・理)算100+国/理100(計200点)85名20,000円2/1(日)22:002/4(水)12:00
3回2/2(月)15:102科(算・国)または(算・理)算100+国/理150(計250点)60名20,000円2/2(月)22:002/4(水)12:00
4回2/4(水)8:404科(国・算・社・理)各100点(計400点)15名25,000円2/4(水)22:002/6(金)12:00
Web出願期間
1回1/10(土)12:00 ~ 1/27(火)23:59
2回1/10(土)12:00 ~ 1/30(金)23:59
3回1/10(土)12:00 ~ 2/1(日)23:59
4回1/10(土)12:00 ~ 2/3(火)23:59

※試験時間はいずれも各教科50分。最新の募集要項(PDF)で必ず再確認してください。

偏差値比較(SAPIX/日能研R4/四谷Aライン/首都模試)

複数回受験型のため、「どの回で合格を取りにいくか」で必要偏差値帯が変わります。ここでは日程(回)ごとに整理します(いずれも合格可能性80%目安)。

回(区分)日程SAPIX
80%
日能研
R4(80%)
四谷大塚
Aライン80%
首都圏模試
80%
1回(4科)2/1 午前50(最新R4で確認)5970
2回(算国)2/1 午後54(最新R4で確認)6170
2回(算理)2/1 午後54(最新R4で確認)6171
3回(算国)2/2 午後54(最新R4で確認)6172
3回(算理)2/2 午後54(最新R4で確認)6172
4回(4科)2/4 午前51(最新R4で確認)6171

※SAPIXは公開偏差値一覧、四谷大塚はAライン80、首都圏模試は合格率80%偏差値の公開情報ベース。
※日能研R4は更新頻度が高いので、必ず最新版PDFで回次ごとに確認してください(リンクは「出典」欄に掲載)。

昨年度の入試結果と合格基準点(2025年度)

2025年度 志願状況・倍率

日程募集応募受験合格実質倍率
1回2/140255238574.18
2回(合計)2/1854874591962.34
3回(合計)2/2606476112112.90
4回2/415297286407.15
合計2001,6861,5945043.16

2科(算国/算理)の内訳(2025年度)

区分応募受験合格実質倍率
2回算理243231942.46
2回算国2442281022.24
3回算理325305993.08
3回算国3223061122.73

2025年度 合格最低点(配点別)

科目配点合格最低点得点率目安
1回4科(国算理社)400253約63.3%
2回(算理)2科(算+理)200129約64.5%
2回(算国)2科(算+国)200122約61.0%
3回(算理)2科(算+理)250154約61.6%
3回(算国)2科(算+国)250146約58.4%
4回4科(国算理社)400278約69.5%

※合格最低点・倍率は年度で変動します。特に4回は募集人員が少ないため倍率が跳ねやすい点に注意してください。

進学実績(東大・医学部・国公立・早慶上智・GMARCH)

学校公表の大学合格実績(2025年春)から、受験家庭でニーズが高いゾーンを一覧表(延べ)で整理します。

区分合格者数(延べ)補足
東大5国立最上位の到達事例が明確にあります。
医学部医学科(6年制)9国公立+私立(大学別内訳あり)。医志向の出口も一定数。
国公立大学 計72(現役62)総数と現役の両方が公表されています。
早慶上智 計154早稲田66/慶應41/上智47。
GMARCH 計369明治125/青学45/立教53/中央73/法政63/学習院10。

※合格者数は延べ人数(重複合格を含む)。最新の正式版は学校公表資料で必ず確認してください。

学費

初年度は「入学手続時」と「学費(年額)」に分かれます。学校公表の予定額(2026年度入学生)をベースに整理します。

項目金額タイミング
入学金240,000円入学手続時
施設拡充費270,000円入学手続時
授業料(年額)456,000円年額
施設費(年額)204,000円年額
教育充実費(年額)108,000円年額
生徒会費(年額)4,800円年額
PTA会費(年額)24,000円年額
初年度合計1,306,800円合算

※上記のほか、教材費・制服・行事費・ICT端末等が別途発生します。金額は改定されることがあるため、最終確認は学校公式で。

校風・学びの特色

校訓「質実剛健・自主独立」:勉強も生活も“自走”を前提に組むと強い

校訓は「質実剛健・自主独立」。学習・行事・部活動のいずれも、本人が目的を持って積み上げるタイプと相性が良いです。

授業時数を厚くして基礎~発展へ(英数国は公立比で厚めの設計)

英語・数学・国語を中心に授業時数を確保し、基礎学力の定着から発展までを6年間で積み上げる設計です。

ゼミ(70~80講座)× Tゼミ(最難関)× D模試(内部模試)

学びの“追加レーン”として、一中一高ゼミ(多数講座)や、最難関大を見据えたTゼミ、到達度を可視化するD模試等が用意されています。入学後は、学校の仕組みを活用して学習量を設計できるかが成果の分岐点になります。

部活動

運動部・文化部・同好会を合わせて選択肢が広く、中等部は加入率が高い傾向。学習との両立を前提に、活動の設計がされています。

区分数(目安)補足
運動部20球技・格技・陸上系など幅広い。
文化部13吹奏楽・文化創作・理系系など。
同好会4年度により活動状況は変動。
加入率中等部93%/高等部85%学校公表の在籍ベース。

※部活の最新ラインナップは年度で変わるため、公式ページで更新状況を確認してください。

アクセス

住所〒156-0053 東京都世田谷区桜3丁目33番1号
徒歩アクセス小田急線「経堂」徒歩15分/東急世田谷線「上町」徒歩15分/東急田園都市線「桜新町」徒歩20分
バス用賀駅・渋谷駅方面からバス便あり(「農大前」「農大一高前」等)

※2/1・2/2は午後入試のため、帰宅動線(駅まで徒歩+バス待ち)を事前にシミュレーションすると当日のストレスが減ります。

併願の考え方

農大一中は、「午前の本命+午後で追加チャンス」を組みやすいのが最大の実務メリットです。現実的な設計例を挙げます。

①2/1 午前を本命(または上位校)→ 2/1 午後(2回)で合格確保

  • 午前:本命校(都内上位・共学/男子校/女子校)
  • 午後:農大一(2回)で「合格1校目」を取りにいく

②2/1 午後で受験開始(午前は移動・調整)→ 2/2(3回)で上積み

  • 午後受験に強い家庭(午後型の体力・集中を作れる)向け
  • 3回は配点が計250点(2科目目150点)なので、得意科目設計が効きやすい

③2/4(4回)を“再挑戦枠”にする場合は倍率を前提にリスク管理

  • 4回は募集が少なく倍率が上がりやすい(直近で約7倍)
  • 「安全校をどこで確保するか」を先に決めてから4回に回すのが実務上安全

対策の要点

①午後入試(2回・3回)は「算国」or「算理」を“得意で選ぶ”

  • 2回は計200点(算100+国/理100)。
  • 3回は計250点で2科目目が150点。国語または理科で差がつきやすい構造です。

②4科(1回・4回)は「穴を作らない」運用が基本

  • 合格最低点は年によって動きますが、4科は総合戦になりやすい。
  • 社会・理科の“取りこぼし”が積み上がると、算数での挽回が難しくなります。

③過去問運用:2科と4科で“別物”として回す

  • 2科(算国/算理)は時間配分が短期勝負。解く順番・見切り基準を固定化。
  • 4科は「各科目での目標点(最低点+α)」を設定し、ブレを減らす。

※学校公式で過去問・サンプル問題の公開がある年もあるため、最新版の公開状況は公式ページを確認してください。

口コミの読み方

口コミは「在校生/保護者/卒業生」で視点が異なります。農大一中の口コミは投稿数が多く、情報量は豊富です。

よく見られるポジティブ傾向

  • 学校生活が楽しい、友人関係が良いという声。
  • 施設が新しく、大学施設を使える点を評価する声。

注意して読みたいポイント(ネガ・課題側)

  • アクセス(駅から徒歩距離)に関する体感は個人差が大きい。
  • 学習は「面倒見」よりも「本人の自走」前提に見える、という指摘が出ることがある。
  • 設備面では「プールがない」点に言及する口コミもあり、価値観により評価が分かれます。

※口コミは時点差が大きいので、直近1〜2年の投稿を優先し、学校公式の最新情報(募集要項・進学実績・学費)と突合してください。

出典・根拠リンク

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