桐朋中学校〖2026年入試〗偏差値・日程・倍率・合格最低点・進学実績・学費まで徹底解説

目次

結論(要点)

ポイント1桐朋中は「自由×学力」を両立した男子進学校。2026年度入試は第1回(2/1)+第2回(2/2)の2回実施で、4科合計320点のバランス型です。

ポイント22025年度は応募者が第1回402名/第2回677名(のべ1079名)。合格最低点は第1回198点(61.9%)/第2回214点(66.9%)で、第2回は「層が厚くなる」分だけボーダーが高めに出ています。

ポイント3大学合格実績(2025年度)は、国公立合計131(東大14含む)、医学部合計63(国公立13+私立50)など、出口も強い学校です。

ポイント4通学はJR中央線「国立」徒歩15分が基本。バス利用(国立駅・谷保駅から各5分+停留所徒歩1分)も現実的で、多摩・23区西部・神奈川北部まで通学圏が広い点が魅力です。

基本データ

東京・国立 私立男子校 第1回2/1・第2回2/2 4科320点

学校名桐朋中学校・桐朋高等学校
所在地〒186-0004 東京都国立市中3-1-10
形態私立・男子校・中高一貫(高校入試あり)
募集(中学)2026年度:第1回 約110名/第2回 約60名(合計170名)
最寄りJR中央線「国立」駅、JR南武線「谷保」駅
アクセス要点国立駅南口:徒歩15分/バス5分「桐朋」徒歩1分
公式サイトhttps://www.toho.ed.jp/

2026年入試:名称・日程・配点

2026年度(2026年4月入学)の募集要項より、保護者が迷いやすい論点(出願期間・配点・発表時刻・入学金期限)を実務ベースで整理します。

試験日募集出願期間(WEB)受験料教科・配点時間割(目安)合格発表入学金納入期限
第1回2026/2/1(日)約110名1/10(土)0:00〜1/29(木)23:5925,000円国語100・算数100・社会60・理科60(計320)国語8:35→算数9:45→社会10:55→理科11:452/1(日)22:00(Web)2/1(日)22:00〜2/4(水)12:00
第2回2026/2/2(月)約60名1/10(土)0:00〜2/1(日)23:5925,000円(同時出願:38,000円)国語100・算数100・社会60・理科60(計320)(第1回と同様)2/3(火)14:00(Web)2/3(火)14:00〜2/4(水)12:00

※開門7:20/受付7:30〜8:00/終了は12:30頃(昼食不要)。入学金は30万円。詳細は必ず最新の募集要項で確認してください。

偏差値比較(SAPIX/日能研R4/四谷大塚Aライン/首都圏模試)

模試の母集団が異なるため、同じ「偏差値」でも意味合いが一致しません。ただし、併願設計では「同一模試内の相対位置」が極めて重要です。ここでは主要4模試の目安を日程ごとに並べます。

日程SAPIX
80%
日能研
R4(80%)
四谷大塚
Aライン80%
首都圏模試
80%
第1回2/1—(公開一覧に掲載なし)555667
第2回2/253596171

出典:四谷大塚 合不合80偏差値(学校別)、SAPIX偏差値(公開資料に掲載の範囲)、日能研R4・首都圏模試は受験情報サイトの整理(後掲リンク)。

特に第2回は「第1回で不合格だった層+他校受験者の合流」でボーダーが上がりやすく、“第2回=易しい” とは限りません(実際に2025年度は第2回の合格最低点が高め)。

昨年度の入試結果と合格基準点(2025年度)

2025年度 志願状況・倍率

募集応募者欠席受験者合格者実質倍率
第1回約120名402名29名373名148名約2.5倍
第2回約60名677名168名509名234名約2.2倍

出典:桐朋中学校 公式「中学入試要項・結果」。

2025年度 合格最低点・平均点(4科320点)

合格最低点得点率受験者平均(合計)合格者平均(合計)
第1回198点61.9%187.3点214.3点
第2回214点66.9%206.7点233.5点

学校側コメントでは、両回で問題の姿勢・難易度・傾向に差異は設けない方針である一方、第1回不合格→第2回合格の「復活合格」が2025年度は5名いた旨が触れられています。第2回を「保険」として位置づける場合も、学力的な上積みが必要という読みが安全です。

進学実績(東大・医学部・国公立・早慶上智・GMARCH)

2025年度大学入試結果(延べ合格者数)を、保護者が比較しやすい「主要カテゴリ」で整理します。

区分合格者数(延べ)内訳・補足
東大14現役11+既卒3
医学部(国公立+私立)63国公立13+私立50(医学部セクションの合計)
国公立大学(大学校・海外大含む集計)131現役80+既卒51(合計行に基づく)
早慶上智202早稲田94+慶應75+上智33
GMARCH231明治91/青学25/立教15/中央48/法政44/学習院8

出典:桐朋 公式「大学入試結果(2025年度合格者)」。

加えて、東京理科大86、東京科学大10、一橋大9など、理系・準理系(医療系含む)への進学ルートが太い点も、桐朋の出口の強さを裏付けます。

学費

中学(2025年度公表値)をもとに、初年度の費用感を整理します。月額課金が多いため、年額換算で把握すると家計設計がしやすいです。

区分項目金額備考
入学手続時入学金300,000円合格後に納入
PTA入会金2,000円入学後納入
生徒会入会金300円入学後納入
月額(12か月)授業料43,200円/月年額換算518,400円
教育環境整備費12,350円/月年額換算148,200円(※2026入学生より増額見込みあり)
生徒諸費3,500円/月年額換算42,000円
PTA会費500円/月年額換算6,000円
生徒会費500円/月年額換算6,000円
林間学校費8,500円/月募集要項では「4〜10月」等、年度により徴収方法が異なるため要確認
別途副教材費約67,000円年度・学年で変動
初年度合計(概算):約115万円前後(上記を年額換算+入学金等)。※教育環境整備費の増額(目安:月4,000円程度)を織り込むと、約120万円前後を想定すると安全です。

任意の「学園債(1口10万円・無利子・卒業時返還)」の案内があります。東京都在住の場合、授業料軽減助成の対象となるケースもあるため、世帯状況に応じて確認してください。

校風・学びの特色

「自分で決めて動く」ことを前提にした教育設計

桐朋は、管理よりも主体性を重視するタイプの学校として認知されています。学力面の要求水準は高い一方で、生活面の細かな統制より「自律」を求める設計になりやすく、自分のペースで学びを深めたいタイプと相性が良い学校です。

理系・医系にも広い進路レンジ

大学合格実績では、東大14、東京科学大10、一橋9に加え、医学部合計63など、最難関〜難関帯に幅広く合格者を出しています。理系志向の生徒が多い学校としての地力が見えます。

部・同好会の選択肢が豊富(興味の探索がしやすい)

運動部・文化部に加え、同好会も含めて選択肢が多いことが特徴です。学業一本に寄せるのではなく、興味・関心を起点に伸びる環境を探しているご家庭に適します。

部活動

公式サイト掲載の部活動から、代表例を整理します(年度により活動形態・名称が変動する可能性があります)。

運動系(例)文化系・同好会(例)
サッカー/ラグビー/野球/テニス/卓球/バスケ/バレー/陸上/水泳/剣道/柔道 など化学/地学/生物/コンピュータ/ESS/交通研究(鉄道研究班ほか)/将棋(囲碁班)/クイズ研究/文芸/美術/音楽/コーラス/ボードゲーム/(同好会)オカルト研究会 など

どの活動が「強い/忙しい」かは年度で変動します。受験学年の運用は説明会・在校生発信で確認するのが確実です。

アクセス

JR中央線「国立」駅南口から大学通りを南へ徒歩15分/立川バス「矢川駅」方面 5分「桐朋」徒歩1分
JR南武線「谷保」駅北へ徒歩15分/立川バス「国立駅南口」方面 5分「桐朋」徒歩1分
立地国立の文教エリアに近い落ち着いた環境。徒歩+バスの選択肢があり、通学最適化がしやすい。

併願の考え方

桐朋は2/1・2/2の両回実施のため、併願設計は「どちらで桐朋を取りに行くか」で大きく変わります。

①桐朋を本命(または準本命)として2/1に固定する

  • 2/1:桐朋(第1回)
  • 2/2〜2/4:安全校・相性校(通学・校風優先で構築)
  • ポイント:第1回198点ライン(320点中)を軸に、過去問で得点安定を最優先。

②2/1は別校→2/2を「セカンドチャンス」として桐朋を確保する

  • 2/1:別校受験(最難関〜難関帯)
  • 2/2:桐朋(第2回)
  • ポイント:第2回は合格最低点が高く出やすいため、油断せず「桐朋の過去問得点」を積み上げる設計が必要。

③第1回→第2回の連続受験(復活合格も視野)

  • 2/1:第1回で合否確認
  • 2/2:第2回(気持ちを切らさず同型で再挑戦)
  • ポイント:出願・入学金期限がタイトなので、合格発表時刻と資金手配を事前に固めておく。

対策の要点

4科320点(国100・算100・社60・理60)のため、算数偏重ではなく理社で取り切る運用が合否を左右します。

国語(100点):設問処理速度と根拠取り

  • 「本文根拠→設問要求→解答」の往復を最短化。
  • 記述は「要素抜け」を減らす(主語・理由・結論の欠落を防ぐ)。
  • 過去問では時間配分(50分)を固定し、取りこぼしパターンを潰す。

算数(100点):完答主義より「取り切り」

  • 100点満点のため差がつきやすい一方、合格点は320点中200点前後が目安になりやすい。
  • 「後半の難問に固執して落とす」より、前半の確実得点を最優先。
  • 頻出単元(比・速さ・平面図形・場合の数)は、解法の型を固定して時間短縮。

理科(60点)・社会(60点):得点の安定装置にする

  • 60点満点は「満点を狙う」よりも、8割(48点)安定が強い。
  • 資料読み取り・実験考察(理科)/統計・地図・年表(社会)は、過去問で形式慣れ。
  • 知識は「穴の可視化(間違いノート)」→「反復」で取り切る。

過去問演習の目安

  • 第1回・第2回あわせて直近7〜10年分が目安。
  • 合格最低点+20点(目安:220点前後)が安定してくると本番でブレにくい。

口コミの読み方

口コミは、学校の「相性判断」には有効ですが、投稿時期・投稿者属性で結論がぶれます。読み方の実務ポイントは次のとおりです。

  • 直近2〜3年の投稿を優先(制度・運用が変わるため)。
  • 「自由=合う/合わない」が分かれるため、本人の特性(自己管理の可否)に照らして読む。
  • 進学実績は公式の大学入試結果で一次確認し、口コミは補助資料として扱う。

出典・根拠リンク

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