結論(要点)
ポイント1都心・駅近の共学校として希少性が高く、JR・地下鉄の複数路線で通学できるのが強みです(浅草橋/馬喰町/馬喰横山/秋葉原圏)。
ポイント2探究型学習×国際教育(IB要素)を軸に、コース(LC/DLC/GLC)と入試方式(2科・4科・英語エッセイ等)が連動。家庭の方針(国内進学/海外大志向/英語強化)で「設計できる学校」です。
ポイント3入試は複数回+同日ダブル受験が可能(2/1午前「1回」+2/1午後「特待生」)。受験料は“複数回出願でも同一料金”の設計で、戦略的に受けやすいのが特徴です。
ポイント4大学合格実績(4期生・公式公表)では、国公立28名・医学部医学科9名・早慶上智34名・GMARCH109名・海外大33名(いずれも延べ)と、都心中堅〜上位共学校として「出口の見え方」が明確です。
※入試日程・方式・配点は年度で微調整が入るため、最終確認は必ず学校公式の「2026年度入試要項」で行ってください。
基本データ
| 学校名 | 開智日本橋学園中学校・高等学校 |
|---|---|
| 所在地 | 〒103-8384 東京都中央区日本橋馬喰町2-7-6 |
| 設置形態 | 私立・共学校・中高一貫 |
| 教育の柱 | 探究型の学び+国際教育(国際バカロレア要素を含むプログラム) |
| コース | LCDLCGLC ※入試区分・科目(英語エッセイ等)はコースと連動する枠があります。 |
| 通学 | 都心ターミナルからのアクセスが良く、広域通学がしやすい立地 |
| 最寄り | 「浅草橋」徒歩約3分/「馬喰町」徒歩約5分/「馬喰横山」徒歩約7分/「秋葉原」徒歩約12分 |
2026年入試:名称・日程・配点
2026年度一般入試は、1回(2/1午前)・特待生(2/1午後)・2回(2/2午後)・3回(2/3午後)・4回(2/4午前)が基本設計です。方式は「2科/4科」に加え、GLC志望向けに英語エッセイ(英G)+口頭試問が用意されています。
| 回 | 試験日 | 開始時刻(目安) | 定員(目安) | 方式 | 教科・配点(目安) | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1回 | 2/1 | 8:30開始 | 40 | 2科/4科/国算英G | 国100(50分)+算120(50分) +(社50+理50:計50分) または 英G100(50分・エッセイ) | GLC枠は口頭試問・面接(英語・日本語)あり |
| 特待生 | 2/1(午後) | 15:00開始 | 20 | 4科/算数特待(算Ⅰ+算Ⅱ) | 4科:国100+算120+社50+理50(合計320) 算数:算Ⅰ120(50分)+算Ⅱ40(20分) | 特待判定の入試。学費減免等の制度は要項で確認 |
| 2回 | 2/2(午後) | 16:00開始 | 20 | 2科/4科 | 国100+算120(+社理) | 午後入試。複数回受験の中心になりやすい |
| 3回 | 2/3(午後) | 16:00開始 | 20 | 2科/4科 | 国100+算120(+社理) | 2回の再挑戦枠として機能 |
| 4回 | 2/4 | 8:30開始 | 40 | 2科/4科/国算英G | 国100+算120(+社理/英G100) | GLC枠は口頭試問・面接(英語・日本語)あり |
出願はWEB中心で、複数回をまとめて設計しやすいのが特徴です(出願期間・締切・合格発表時刻・手続締切は年度で変動があるため、必ず要項を確認してください)。
偏差値比較(SAPIX/日能研R4/四谷Aライン/首都模試)
模試偏差値は「どの日程・どの方式を参照しているか」で値が変わります。ここでは、公開表で確認しやすい主要日程を中心に整理します(空欄は公開表に該当日程がない/掲載がないケース)。
| 日程 | 入試区分 | SAPIX 80% | 日能研R4(80%) | 四谷大塚 Aライン80% | 首都圏模試 80% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2/1 午後 | 特待生(4科) | 52 | 55 | 56 | 67 |
| 2/1 午後 | 特待生(算数単科) | 51 | 59 | 60 | 72 |
| 2/2 午後 | 2回 | 52 | 60 | 57 | 69 |
| 2/3 午後 | 3回 | 51 | 58 | 57 | 69 |
※SAPIXは公開の学校別一覧(80%ライン)より。日能研・四谷・首都圏模試は公開表・学校DB等の掲載範囲に依存します。最新表で必ず再確認してください。
昨年度の入試結果と合格基準点(2025年度)
開智日本橋は方式(2科/4科/算数特待等)ごとに合格最低点が設定されます。ここでは外部集計でよく参照される「合格最低点(目安)」を方式別に整理します。志願者数・受験者数・合格者数・倍率などの詳細は、学校公式の入試結果資料で確認してください。
| 回 | 方式 | 満点(目安) | 合格最低点(目安) |
|---|---|---|---|
| 1回 | 4科 | 320 | 181 |
| 1回 | 2科 | 220 | 127 |
| 特待生 | 4科 | 320 | 192 |
| 特待生 | 算数(算Ⅰ+算Ⅱ) | 160 | 116 |
| 2回 | 4科 | 320 | 210 |
| 2回 | 2科 | 220 | 158 |
| 3回 | 4科 | 320 | 211 |
| 3回 | 2科 | 220 | 150 |
※合格最低点は「方式」「年度」「欠席者扱い」等で見え方が変わります。公式の入試結果・要項で最終確認してください。
進学実績(東大・医学部・国公立・早慶上智・GMARCH)
学校公式が公表している2024年度大学入試 合格実績(4期生132名、2024/5/29時点)から、保護者が押さえたい主要カテゴリを「見える化」します(いずれも延べ)。
| 区分 | 合格者数(延べ) | 内訳・補足 |
|---|---|---|
| 東大 | (公式資料に記載なし) | 公式公表の一覧(4期生)では確認できませんでした。 |
| 医学部医学科 | 9 | 順天堂・昭和・東邦・慈恵など(国公立+私立の合算)。 |
| 国公立大学・大学校 | 28 | 千葉5、筑波3、一橋1、東北2、横国3など。 |
| 早稲田・慶應・上智 | 34 | 早稲田18/慶應6/上智10。 |
| GMARCH | 109 | 学習院8/明治29/青学12/立教28/中央10/法政22。 |
| 海外大学 | 33 | メルボルン6、シドニー4、モナシュ3など(国・地域別に多数)。 |
※延べ人数(重複合格は重複カウント)。括弧付きの数値は既卒を含む旨が公式資料に注記されています。
学費
学費は年度で改定があり得ます。外部DB(学校詳細)で確認できる「初年度納入金(参考)」をベースに整理し、最終確認は学校公式の学費ページで行ってください。
| 項目 | 金額(目安) | 備考 |
|---|---|---|
| 入学金 | 250,000円 | 入学手続時 |
| 授業料(年額) | 500,000円 | 年額目安 |
| 上記以外の納入金等(年額) | 200,000円 | 施設設備費・諸費等(目安) |
| 初年度納入金 合計(参考) | 950,000円 | 制服・制定品・積立等は別途の可能性あり |
※ICT端末、海外研修・校外活動、IB関連費用など、家庭の選択で上振れする項目があります。
校風・学びの特色
探究型の学びを「普段の授業」に組み込む
開智グループの指導実績を背景に、探究・フィールドワーク・ICTを組み合わせた学習設計が特徴です。「暗記→テスト」だけでなく、問いを立てて検証する学習に比重が置かれます。
コース(LC/DLC/GLC)で出口の方向性を調整できる
英語・国際性を強めたい場合はGLC、学習のバランス型はLC/DLCなど、コース設計があるため、志望校(国内/海外)と相性の良い学び方を選びやすい点がメリットです。
英語(エッセイ)+口頭試問がある=「英語で勝負できる」
入試でも英語エッセイ(英G)を用意し、口頭試問・面接(英語・日本語)を課す枠があります。小学生段階から英語に強いご家庭は、戦略として検討価値があります。
部活動
運動部・文化部ともに設置があり、学業との両立を前提に活動する設計です。都心立地のため、放課後の移動時間が短く「学習×課外」を両立しやすいのも強みです。
- 運動系:球技・陸上系を中心に複数(年度により変動)
- 文化系:英語・理科・芸術・探究系など(年度により変動)
※最新の部活動一覧は学校公式サイト(学校生活/部活動)で確認してください。
アクセス
| 住所 | 東京都中央区日本橋馬喰町2-7-6 |
|---|---|
| 浅草橋駅 | JR総武線/都営浅草線 徒歩約3分 |
| 馬喰町駅 | JR総武線快速 徒歩約5分 |
| 馬喰横山駅 | 都営新宿線 徒歩約7分 |
| 秋葉原駅 | JR各線等 徒歩約12分 |
併願の考え方
開智日本橋は、「2/1午前の合格確保」または「2/1午後の特待チャレンジ」の両面で組みやすい学校です。都心共学校の中で受験機会が多く、合格を取りにいく設計が可能です。
① 1月校で合格ストック → 2月の都内本命へ
- 1月:埼玉・千葉の入試で合格を1〜2校確保(メンタル安定)
- 2/1:開智日本橋(午前・午後のいずれか/両方)
- 2/2以降:本命・併願先を積み上げ
② 開智日本橋を「適正校」として複数回受験
- 2/1午前:1回(まず合格を取りにいく)
- 2/2午後:2回(再現性を上げる)
- 2/3午後:3回(最終調整)
- 2/4午前:4回(ラストチャンス)
③ 英語を武器にする(GLC/英語エッセイ枠)
- 英語力が強い場合、英G(エッセイ)+口頭試問枠が「合格率改善」に効くことがあります。
- ただし国算の負荷は残るため、英語だけで突破する設計にはしないのが実務的です。
対策の要点
算数:配点120点で“主戦場”。ミスを減らす設計が最重要
- 国算2科型でも算数比重が大きく、合否を左右しやすいです。
- 「一行問題で確実に稼ぐ」→「標準大問を落とさない」→「差がつく応用に挑む」の順で得点設計を。
- 算数特待(算Ⅰ+算Ⅱ)は、時間(50分+20分)と問題難度のギャップに慣れておくのがポイントです。
国語:記述の根拠明示+スピード
- 設問の根拠を本文に戻って拾い、過不足ない記述でまとめる練習が有効です。
- 50分運用のため、解き切るタイムマネジメント(設問ごとの上限時間)を固定しましょう。
理科・社会:25分×2の短時間で「取り切る」訓練
- 短時間=知識の即答力と資料読み取りのスピードが重要です。
- 過去問演習は「時間を縮めて解く→復習で知識穴埋め」のサイクルが効果的です。
英語(英G):エッセイの型+語彙・文法の精度
- 意見→理由→具体例→まとめ、の基本構造を“短時間で書ける”状態にします。
- 口頭試問は、想定質問に対して英語/日本語で説明できる準備が実務的です。
口コミの読み方
開智日本橋は比較的新しい学校で、制度・コース・実績が短期間で変化しやすい領域があります。口コミは「情報の鮮度」と「どのコースの話か」を必ず切り分けて読むのが実務的です。
ポジティブに出やすい論点
- 都心・駅近で通学がしやすい
- 英語・国際系プログラム、探究・ICTが手厚い
- 海外大含め進路の選択肢が広い
注意して読みたい論点
- 「校風」は学年・クラス・コースで体感差が出る(主語が大きい口コミに注意)
- IB/国際系は、家庭側の理解(費用・学習負荷)で満足度が変わる
- 通学は便利だが、ラッシュ耐性・乗換の得手不得手は個人差が大きい
出典・根拠リンク
- 開智日本橋学園 公式サイト
- 入試情報(2026年度入試要項・出願・説明会)
- 合格実績(公式)(4期生 合格実績①② を含む)
- 日能研:開智日本橋学園中学校(入試情報・学費・アクセス)
- 四谷大塚:学校別データ(開智日本橋学園)
- SAPIX偏差値(リセマム掲載の一覧)
- 東京の中学校偏差値ランキング(サピ・日能研・四谷・首都模試の比較表)
- 首都圏模試センター:学校DB(開智日本橋学園)
- インターエデュ:開智日本橋学園 掲示板
- みんなの中学情報:開智日本橋学園(口コミ)

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