結論(要点)
ポイント1青山学院の系属校として「内部推薦(青山学院大)」を確保しつつ、外部大受験も選べる“附属+進学校”タイプの共学校。キリスト教(プロテスタント)を基盤にした落ち着いた校風が強みです。
ポイント22026年入試は A日程(2/1午前・4科300点) と B日程(2/3午後・2科200点) の2回。B日程は2科型+午後入試のため受験者が集まりやすく、直近(2025年度)は実質倍率約5.3倍と高倍率でした。
ポイント3直近(2025年度)の合格最低点は、A日程 185/300、B日程 122/200。Aは4科バランスで「取り切る」設計、Bは国算の精度勝負です。
ポイント4キャンパスは蒔田の丘の上。礼拝堂を中心とした施設環境が特徴で、通学は「蒔田駅」徒歩8分が軸。横浜・川崎方面からのアクセス性も高い学校です。
基本データ
| 学校名 | 青山学院横浜英和中学校・高等学校 |
|---|---|
| 所在地 | 〒232-8580 神奈川県横浜市南区蒔田町124 |
| 設置形態 | 私立・共学校(中高併設) |
| 宗教 | キリスト教(プロテスタント) |
| 校訓 | 「心を清め人に仕えよ」 |
| 系列・進路の特徴 | 青山学院系属校(内部推薦ルートあり)。外部大学受験も選択可能。 |
| 最寄り | 横浜市営地下鉄ブルーライン「蒔田」徒歩8分/京急本線「井土ヶ谷」徒歩18分/バス「通町一丁目」徒歩10分 |
| 立地・施設 | 蒔田の丘の上に約1万坪規模のキャンパス/礼拝堂など |
2026年入試:名称・日程・配点
2026年度(2026年4月入学)の一般入試は、A日程(午前・4科)とB日程(午後・2科)の2回。出願はWEBが基本です。
| 区分 | 試験日 | 時間帯 | 募集人数 | 教科・配点 | 試験時間 | 面接 | 受験料 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| A日程 | 2026年2月1日(日) | 午前 | 70名(帰国生2次を含む枠) | 国100・算100・理50・社50(合計300) | 国算50分/理社各30分 | なし | 25,000円 |
| B日程 | 2026年2月3日(火) | 午後 | 40名 | 国100・算100(合計200) | 国算各50分 | なし | 25,000円 |
※合格発表はWEB(A:2/1夜、B:2/3夜)で告知。入学手続は入学金(28万円)・施設費(12万円)など期限管理が重要です。
偏差値比較(SAPIX/日能研R4/四谷Aライン/首都模試)
主要4模試の「合格可能性80%」偏差値目安(同一校でも回・方式でブレあり)を、日程別に整理します。
| 入試 | 日程 | SAPIX 80% | 日能研 R4(80%) | 四谷大塚 Aライン80% | 首都圏模試 80% |
|---|---|---|---|---|---|
| A日程(4科) | 2/1 午前 | 43 | 54 | 56 | 66 |
| B日程(2科) | 2/3 午後 | 49 | 59 | 58 | 69 |
※同一資料内の一覧表(2026年入試向け・2025年6月時点)から抜粋。模試の版・性別・年度で数値は変動します。最終判断は各塾の最新表で確認してください。
昨年度の入試結果と合格基準点(2025年度)
2025年度 志願状況(男女内訳あり)
| 回 | 科目 | 応募者数 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 | 合格最低点 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 計 | 男 | 女 | 計 | 男 | 女 | 計 | 男 | 女 | ||||
| A日程(2/1午前) | 4科(300点) | 237 | 70 | 167 | 225 | 66 | 159 | 107 | 26 | 81 | 約2.1倍 | 185/300 |
| B日程(2/3午後) | 2科(200点) | 548 | 178 | 370 | 460 | 148 | 312 | 87 | 21 | 66 | 約5.3倍 | 122/200 |
※上表は学校公表の「過去の入試結果」から整理(帰国生入試は別枠)。B日程は倍率が上がりやすい構造のため、合格点を“安全圏”で超える設計が必要です。
平均点の目安(受験者・合格者)
学校公表の点数統計が全年度で揃わないため、外部集計で公開されている平均点を「目安」として掲載します(年度により出題難度の変動あり)。
| 回 | 区分 | 国語 | 算数 | 理科 | 社会 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| A日程(4科/300) | 受験者平均(目安) | 60.5 | 62.3 | 29.5 | 23.1 | 175.4 |
| 合格者平均(目安) | 68.1 | 75.1 | 33.8 | 26.7 | 203.7 | |
| B日程(2科/200) | 受験者平均(目安) | 54.4 | 48.6 | ― | ― | 103.0 |
| 合格者平均(目安) | 67.4 | 64.4 | ― | ― | 131.8 |
※平均点は外部集計(2025年度データ)より。小数点の丸めにより合計が±0.1程度ずれる場合があります。
進学実績(東大・医学部・国公立・早慶上智・GMARCH)
青山学院横浜英和は、青山学院大学への進学ルート(系属校推薦)を柱にしつつ、外部大にも一定数合格者を出しています。学校公式が公表する「主な大学合格者実績(2024年度卒業生+既卒)」ベースで整理します。
| 区分 | 合格者数(延べ) | ポイント |
|---|---|---|
| 東京大学 | —(主要実績表に記載なし) | 年度により変動。最難関国立は「一部の上位層が挑戦する枠」と捉えるのが現実的です。 |
| 医学部医学科 | 5名 | 医系志望は「内部推薦+外部医系」双方の設計が可能。 |
| 国公立(主な) | 横浜国立2/東京外国語1 | 主な実績として公表されている国公立。掲載外の合格がある年もあります。 |
| 早慶上智(※上理・ICU含む枠) | 23名 | 難関私大に一定数。国算の得点力がある層は外部大受験も視野に入ります。 |
| GMARCH | 35名 | 内部推薦(青学)以外にも、MARCH帯の外部受験の選択肢あり。 |
| 青山学院大学 | 106名 | 「系属校推薦資格取得者122名」という公表もあり、進路の太い柱。 |
※合格者数はいずれも「延べ人数」(重複カウント)。最終的な進学先(実進学)は学校公表資料で確認してください。
学費(目安)
学費は年度改定があり得るため、ここでは公開されている内訳をベースに「初年度総額感」を示します(制服・通学定期・塾費等は別)。
| 区分 | 金額(目安) | 補足 |
|---|---|---|
| 入学金 | 280,000円 | 入学手続時に納入 |
| 施設費(入学時) | 120,000円 | 入学手続時に納入 |
| 授業料(年額) | 648,000円 | 年度により改定あり |
| 施設費(年額) | 204,000円 | 年度により改定あり |
| 諸費用等(年額) | 370,920円 | 教材・行事・給食等を含む目安 |
| 初年度総額(目安) | 1,502,920円 | 公開情報ベースの目安 |
※学費の最終確認は、学校公式の募集要項・学費ページで行ってください。寄付金は任意案内の場合があります。
校風・学びの特色
キリスト教教育ד落ち着いた学習環境”
礼拝堂を象徴とするキャンパスで、キリスト教に基づく教育を実施。価値観の軸がはっきりしているため、生活指導の一貫性・学校行事の意味づけが伝わりやすい学校です。
英語は少人数分割で「運用力」を取りにいく
英語は将来の国際社会で活躍する英語力を目標に、中1は1クラスを2分割、中2以降は2クラスを3分割して授業を行う設計が公表されています。いわゆる“英語を武器にしやすい”環境です。
6年一貫の伸び方を前提に設計
中高6年一貫のため、学年呼称を中1〜高3を「1年生〜6年生」とするなど、6年間で段階的に学力を引き上げる設計が特徴です(学校案内より)。
部活動
運動部・文化部ともに複数あり、学業との両立を前提に活動する設計が基本です。年度で変動があるため、最新の部活一覧は学校公式で確認してください。
運動:テニス 運動:サッカー 運動:バスケ 文化:吹奏楽 文化:英語系 文化:科学系 文化:演劇・美術系
アクセス
| 住所 | 〒232-8580 横浜市南区蒔田町124 |
|---|---|
| 最寄り | 地下鉄ブルーライン「蒔田」徒歩8分/京急「井土ヶ谷」徒歩18分/バス「通町一丁目」徒歩10分 |
| 主要駅→蒔田駅(目安) | 横浜11分/川崎20分/新横浜23分/武蔵小杉22分/戸塚15分 など |
| 通学上のポイント | 「蒔田駅」ルートが最短。朝夕の混雑・坂道(丘の上立地)を見込んで、1回は実地で動線確認を推奨。 |
併願の考え方
青山学院横浜英和は、A日程(2/1午前)とB日程(2/3午後)をどう使うかで、併願戦略が大きく変わります。典型パターンは次の通りです。
① A日程を「本命〜準本命」に置く設計
- 1月校・前受校で合格を確保 → 2/1午前のA日程で勝負。
- 2/2は別校で安全校または相性校を追加し、2/3午後のBで保険を厚くする運用。
② 難関校チャレンジ後の「B日程リカバリー」
- 2/1〜2/2に上位校へ挑戦 → 2/3午後のB日程で合格を取りにいく設計。
- Bは倍率が上がりやすいので、過去問相性・国算の得点力が前提です。
③ 系属・附属志向(内部推薦を軸)
- 「内部推薦を確保しつつ、外部受験も残す」方針なら、Aで土台を作りBで上積み(または逆)という組み方が合理的。
対策の要点
まず「AかBか」で学習リソース配分を決める
- A日程(4科):合格最低点185/300。目標は200点超(余裕を見て+15点程度)。
- B日程(2科):合格最低点122/200。目標は130点超(余裕を見て+10点程度)。
国語:設問処理スピード+根拠ベースの記述
- 文章量に対して時間がタイトになりがち。根拠箇所のマーキング習慣を。
- 記述は「結論→理由→根拠」の型で、減点要因(主語抜け・条件漏れ)を潰す。
算数:標準〜応用の“取り切り”で差が出る
- Bは算数の失点が致命傷になりやすい。計算精度と大問1・2の取り切りを最優先。
- Aは4科のため、算数で優位を作りつつ理社で崩れない設計が重要。
過去問の目安
- 第一志望・準本命なら直近8〜10年(難しければ直近5〜7年でも可)。
- 「A→B」両方受験する場合、Aの理社対策を“最低ラインまで効率化”し、国算の伸びしろに投資。
口コミの読み方
口コミは、校風・生活指導・通学負担・内部推薦の運用実態など「数字では見えない論点」を補う材料になります。一方で、投稿時期や個別事情でブレるため、次の観点でフィルタリングしてください。
ポジティブに出やすい論点
- 落ち着いた雰囲気、礼拝や行事を通じた価値観教育。
- 英語学習環境(少人数分割)や学習面の丁寧さ。
- 立地・施設(丘の上のキャンパス)を“良さ”として捉える声。
注意して読みたい論点
- 「内部推薦の条件・基準」は年度で運用が変わり得るため、必ず学校説明会・公式資料で確認。
- 通学は駅徒歩圏でも、朝の動線・坂道・天候の影響は実地で確認が必要。
出典・根拠リンク
- 青山学院横浜英和中学高等学校 公式サイト
- 2026年度 募集要項(PDF)
- 過去の入試結果(公式)
- アクセス(公式)
- 施設紹介(公式)
- 教科の特色(公式)
- 中学受験2026|神奈川の中学校偏差値ランキング|サピ・日能研・四谷・首都模試(外部一覧)
- 学校別入試情報(外部PDF:学費・平均点等の目安)
- 主な大学合格者実績(公式)
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