公文国際学園中等部〖2026年入試〗徹底解説|偏差値・日程・倍率・合格最低点・進学実績・学費

目次

結論(要点)

ポイント1「学校生活・寮生活・公文式学習」を教育の3本柱に据え、理念は「自立と共生」。校則を置かない運営で、自律・自己管理を実践しながら学ぶタイプの共学校です。

ポイント22026年入試は帰国生(12/13)+A入試(2/1)+B入試(2/3)。A入試は「国算」だけでなく、国数/国英/数英の選択肢があり、科目の得意に合わせて戦略設計しやすいのが特徴です(国数等は自己推薦書の提出が前提)。

ポイント3偏差値の目安は、外部集計(4模試横並び)で日能研R4:A=53/B=52、四谷Aライン:A=51/B=52、首都圏模試:A=63/B=64。神奈川の「中堅上位〜準難関」ゾーンで検討されやすいレンジです。

ポイント42025年度入試(学校公表)では、A入試(全方式合計)受験273名・合格153名で実質倍率約1.8倍、B入試は受験112名・合格41名で約2.7倍。Bは出願数に対して受験者数が減りやすく、併願の“リカバリー枠”として機能しやすい構造です。

ポイント5進学実績は、直近公表(高等部)で東大2/国公立計34/医学部医学科計13/早慶上智計88/GMARCH計144(いずれも延べ、年度・集計時点に注意)。海外大学合格の公表もあり、国際志向層の出口を含めて確認価値があります。

※数値は公式の募集要項・入試結果・大学合格実績を優先し、偏差値は外部の横並び表を参照しています。出願前に必ず最新の募集要項で最終確認してください。

基本データ

神奈川(横浜・戸塚) 私立・共学 中高一貫 寮あり 校則なし 英語入試あり

学校名公文国際学園中等部・高等部
所在地〒244-0004 神奈川県横浜市戸塚区小雀町777
設置形態私立・共学・中高一貫
設置法人学校法人 公文学園
教育理念自立と共生
教育の3本柱学校生活/寮生活/公文式学習
校風(特徴)校則を設けず、自主性・自己管理を重視(自律のトレーニング)
最寄り・アクセス要点JR「大船」駅 東口から路線バス利用(詳細は下部「アクセス」参照)

2026年入試:名称・日程・配点

2026年度入試(2026年4月入学)は、帰国生入試(12月)A入試(2/1)B入試(2/3)の構成です。 A入試は「国語・算数」だけでなく、「国語・数学/国語・英語/数学・英語」も選択可能で、科目適性に合わせた受験設計ができます。

区分試験日募集定員出願期間(目安)科目・配点選考方法受験料
帰国生入試2025/12/13(土)10名(男女)11/10(月)9:00〜11/28(金)15:00適性検査100+英語100(計200)+面接2科得点+面接25,000円
A入試(国語・算数)2026/2/1(日)40名(男女)1/8(木)9:00〜1/31(土)15:00国語100+算数100(計200)2科得点25,000円
A入試(国語・数学/国語・英語/数学・英語)2026/2/1(日)70名(男女)1/8(木)9:00〜1/31(土)15:002科(各100・計200)2科得点+自己推薦書25,000円
B入試(4科)2026/2/3(火)40名(男女)1/23(金)9:00〜2/2(月)15:00国語100+算数100+理科75+社会75(計350)4科得点25,000円

※A入試「国数/国英/数英」は自己推薦書が評価要素に入ります。提出要件・様式・評価観点は必ず募集要項で確認してください。

偏差値比較(SAPIX/日能研R4/四谷Aライン/首都模試)

公文国際は「神奈川の共学校・国際系」枠で検討されやすい学校です。外部の4模試横並び表から、日程ごとの目安を整理します(母集団が異なるため“目安”として扱ってください)。

方式日程SAPIX 80%日能研R4 80%四谷Aライン80%首都圏模試 80%
A2/1535163
B2/3525264

出典:中学受験2026「神奈川の中学校偏差値ランキング(サピ・日能研・四谷・首都模試)」横並び集計表(更新時点の一覧より抜粋)。SAPIX欄は当該表で「―」表記。

昨年度の入試結果と合格基準点(2025年度)

① 志願者・受験者・合格者(学校公表)

区分科目志願者受験者合格者実質倍率(受験/合格)
帰国生入試適性・英語+面接333314約2.36
A入試国語・算数11410940約2.73
国語・数学12011991約1.31
国語・英語333316約2.06
数学・英語12126約2.00
A入試 合計279273153約1.78
B入試4科(国算理社)16111241約2.73
総計473418208約2.01

出典:学校公式「入試結果(2025年度)」より集計。倍率は(受験者÷合格者)で本記事が算出。

② 合格最低点(合格基準点)の目安

公文国際のA入試(国数/国英/数英)は「自己推薦書」を加味して選考するため、単純な点数序列だけで合否が決まらない点が重要です。 合格最低点は「目安」として、方式ごとに把握してください。

区分満点合格最低点(目安)得点率目安読み方(実務ポイント)
帰国生20013467%英語+適性の総合評価。面接も評価対象。
A(国語・算数)20014372%2科得点勝負。標準〜やや難を確実に取り切る設計が必要。
A(国語・数学)20010653%自己推薦書が評価に入る方式。点数だけで読み切らず、書類の完成度も含めて対策。
A(国語・英語)20011859%
A(数学・英語)20010754%
B(4科)35025172%4科得点勝負。国算が各100点で比重が大きい一方、理社も75点×2で合否を左右。

出典:SAPIX小学部(サピア)学校別資料の「2025入試データ」記載(合格最低点)。

進学実績(東大・医学部・国公立・早慶上智・GMARCH)

以下は学校公表の大学合格実績(集計時点の明記あり)から、保護者が見たい主要区分を整理したものです。 合格者数は延べ人数(重複あり)です。

区分2024年度卒(27期生)
合格(現役)
2023年度卒(26期生)
合格(現役)
コメント
東京大学2(2)5(5)国公立最上位の合格者を継続的に確保。
国公立大学 計34(28)39(29)国公立の「層の厚さ」を見る指標。学部分布は年度で変動。
医学部医学科 計13(10)19(5)国公立+私立。現役・浪人で構成が変動しやすい領域。
早稲田・慶應・上智 計88(79)64(48)難関私大の中核レンジ。延べ数は併願で増えやすい点に留意。
GMARCH 計144(127)134(102)共学校としては十分な水準。学部レンジも確認推奨。
海外大学 計28(25)20(12)国際志向校としての出口(海外)も公表あり。

出典:学校公式「大学合格実績(集計時点表示あり)」の国公立・医学部・私大・海外大の各表より、主要区分を集計(GMARCH・早慶上智は各大学の合格数を合算)。

学費

2026年度入学の学費(中等部)は、学校公式の「学費」ページに整理されています。まずは固定費(学校納入分)を把握し、その上で寮・公文式・制服等の変動費を積み上げるのが実務的です。

区分項目金額備考
入学手続時入学金280,000円初年度のみ
(学校納入合計の一部)下の「年間授業料等」と合算して初年度総額を把握
年間授業料等授業料528,000円年額
施設設備費132,000円年額
冷暖房費13,000円年額
後援会費15,000円年額
生徒会費7,500円年額
保護者会費4,500円年額
合計(入学金+年間授業料等)980,000円学校公式の学費表に基づく初年度の基礎コスト

寮・公文式・制服など(追加費用の代表例)

  • 寮体験プログラム(4ヶ月)や寮費(年額)など、寮利用の有無で総額が大きく変わります。
  • 公文式学習料(学校での運用)や、教材・行事・旅行等の積立、制服等の初期費用も別途発生します。

詳細・最新額は学校公式「学費」および学校説明会資料(外部資料)で必ず確認してください。

校風・学びの特色

教育理念は「自立と共生」/3本柱(学校・寮・公文式)

公文国際学園は、学校生活・寮生活・公文式学習を軸に、学力形成だけでなく「自分で考え、決め、実行する」力を重視しています。 国際教育(英語・多文化環境)と、探究的・体験的な学びを組み合わせる設計が特徴です。

校則を置かない運営(自主性の負荷も含めて相性確認)

公式には「校則がありません。自分で判断し、他者に迷惑をかけないよう自分を律することを学ぶため」と整理されています。 したがって、ルールで縛ってもらうより、自己管理で伸びるタイプに適合しやすい一方、保護者側は「自由=放任」ではないかを見学・説明会で確認するのが合理的です。

寮の活用(通学圏以外・自立トレーニングの選択肢)

全寮制ではなく、学び方・家庭事情に合わせて寮を選べる設計が用意されています。 寮体験プログラム等を含め、生活面の変化(本人のストレス耐性・生活力)も織り込んで判断してください。

部活動

運動部・文化部ともに一定の選択肢があります。入学後の「学業×部活×公文式×(寮)」のバランスが現実的か、時間設計で検討するのがポイントです。

運動系(例)文化系(例)
サッカー/テニス/バドミントン/バスケットボール/バレーボール/卓球/陸上 など吹奏楽/演劇/英語系/科学系/美術系/囲碁・将棋系 など

部の設置・活動状況は年度で変動します。最新は学校公式の部活動ページを確認してください。

アクセス

所在地〒244-0004 神奈川県横浜市戸塚区小雀町777
主な動線JR「大船」駅(東口)→ 路線バス → 学園最寄り(詳細は公式アクセス参照)
通学設計の要点駅徒歩圏ではないため「バスの本数/遅延時の代替/朝の動線」を家庭側で事前確認しておくと実務的です。

併願の考え方

公文国際は、2/1(A)・2/3(B)に枠があるため、神奈川・東京の2月入試に合わせて併願の組み方が多様です。 特にA入試は「国算」以外の選択があるため、本人の得意科目に合わせた“勝ち筋”を作りやすい点が強みです。

① 2/1でA入試→2/2本命→2/3でB入試をリカバリーに

  • 2/1:公文国際(A)で合格を確保(or 手応え確認)
  • 2/2:本命校(都内・神奈川の上位校)
  • 2/3:公文国際(B)で再チャレンジ/押さえを厚くする

② 英語・数学が強いタイプ:A入試「国英/数英」を活用

  • 英語・数学に強みがある場合、A入試の科目選択で合格可能性を高める設計が可能。
  • ただし自己推薦書が評価対象のため、書類準備(志望動機の論理・実績の整理)も“入試対策”に含める。

③ 12月の帰国生入試で早期確保→2月は本命に集中

  • 帰国生入試で合格確保できれば、2月の出願・受験のリスクを低減できます。

対策の要点

A入試(国算):2科を確実に取り切る

  • 国語:設問処理スピード(根拠取り→要点整理)を意識し、過去問で時間内完答の型を作る。
  • 算数:失点を最小化するため「基本〜標準の取りこぼしゼロ」を優先。大問ごとの取捨選択を練習。

A入試(国数/国英/数英):自己推薦書も含めた総合最適

  • 書類は“おまけ”ではなく評価要素。活動実績の有無より、学校の理念(自立と共生)に沿った具体的エピソードが整理できるかが重要。
  • 英語選択は得点源になり得る一方、出題レベル・形式は年度で変動し得るため、過去問・説明会資料で傾向を確認。

B入試(4科):国算重視+理社で落とさない

  • 配点は国算各100、理社各75。国算で上振れを狙いつつ、理社で失点しない設計が必要。
  • 2/1の結果次第で受験者が減る年もあるため、倍率だけで難易度を読み切らず、合格最低点(得点率)を基準に学力水準を把握。

過去問演習の目安

  • A・Bで方式が異なるため、志望方式を軸に直近5〜7年を目安に演習(時間があれば10年)。
  • 自己推薦書が必要な方式は、書類の推敲を遅くとも出願1か月前から開始。

口コミの読み方

公文国際は「校則なし」「寮あり」「国際色」の要素が強いため、口コミは賛否が分かれやすい領域です。 口コミは“事実”ではなく“体験談”なので、次の観点で読み解くとミスが減ります。

ポジティブに出やすい論点

  • 自主性が伸びる/多様性の中で鍛えられる/英語環境が良い
  • 寮を通じて生活力・自立心がつく

ネガティブに出やすい論点(要確認)

  • 「自由=自己管理が必要」なので、合う・合わないが出やすい
  • 通学(バス)・寮生活の負荷が家庭の想定を超えることがある
  • 国際系の取り組みは制度変更もあるため、投稿年の古い口コミは割り引く

出典・根拠リンク

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