桐蔭学園中等教育学校〖2026年入試〗徹底解説|偏差値・日程・倍率・合格最低点・進学実績・学費

目次

  1. 結論(要点)
  2. 基本データ
  3. 2026年入試:名称・日程・配点
  4. 偏差値比較(SAPIX/日能研R4/四谷Aライン/首都模試)
  5. 昨年度の入試結果と合格基準点
  6. 進学実績(東大・医学部・国公立・早慶上智・GMARCH)
  7. 学費
  8. 校風・学びの特色
  9. 部活動
  10. アクセス
  11. 併願の考え方
  12. 対策の要点
  13. 口コミの読み方
  14. 出典・根拠リンク
  15. 関連記事(中学受験カテゴリ・同偏差値帯)
目次

結論(要点)

ポイント1桐蔭学園中等教育学校は完全6年一貫の共学校。2019年4月に共学化し、AL(アクティブ・ラーニング)型授業や探究活動を軸に「協働性×思考力」を伸ばす設計です。

ポイント22026年度入試は2/1(午前:探究型・4科/午後:2科)+2/2午後(グローバル・2科)+2/5(2科・4科)の複数回構成。特に2/1は「同日2回受験」が可能で、合格機会を積み上げやすいのが強みです。

ポイント32025年度の合格最低点(例)は、男子4科376/500(2/1)・382/500(2/5)、女子4科365/500(2/1)・321/500(2/5)。2/5の2科は男女とも倍率が上がりやすく、リカバリー枠としての設計が実務的です。

ポイント4大学合格実績(2025年度・学校公表の一覧から主要指標を整理)では、東大5、国公立(一覧合計)45、医学部医学科(一覧合計)51、早慶上智(単純合計)59、GMARCH(単純合計)152。中堅上位〜準難関レンジとして出口は十分に強い部類です。

※合格最低点・合格者数は年度で変動します。必ず募集要項・入試結果(一次資料)で最終確認してください。

基本データ

学校名桐蔭学園中等教育学校
所在地〒225-8502 神奈川県横浜市青葉区鉄町1614
設置形態私立・共学校・完全中高一貫(6年制)
共学化2019年4月 共学化(2025年3月に共学1期生が卒業)
建学の精神(要旨)「社会連帯」「求学」「道義」「愛国・愛民族」「国際人」等の理念を掲げる
校訓(要旨)「まこと」を尽くす/最後までやり抜く強い意志を養う
教育の特色(代表例)AL型授業 探究(未来への扉) グローバル探究(模擬国連) 習熟度別(英数)
最寄り駅・アクセスの考え方田園都市線・小田急線・横浜線等の各駅から路線バスで「桐蔭学園前」等へ(詳細はアクセス参照)

2026年入試:名称・日程・配点

2026年度(2026年4月入学)の一般入試は、第1回(午前/午後)・第2回(午後)・第3回の構成です。第2回(午後)には「特別奨学生選抜(約20名)」の記載があります(詳細は公式要項で確認)。

試験日時間帯募集人数試験区分教科・配点
第1回2026/2/1(日)午前男子35名/女子35名探究型(みらとび)/4科目探究:総合思考力100点(50分)
4科:国150・算150・社100・理100(合計500点)
第1回2026/2/1(日)午後男子35名/女子35名2科目国100・算100(合計200点)
第2回2026/2/2(月)午後男子35名/女子35名
(特別奨学生選抜 約20名の記載あり)
グローバル/2科目国100+算数基礎100(200点)+英語資格加点(上限100点)
2科:国100・算100(合計200点)
第3回2026/2/5(木)午前男子10名/女子10名2科目/4科目2科:国100・算100(200点)
4科:国150・算150・社100・理100(500点)

当日の時程(要点)

区分集合科目時間
第1回午前(探究)8:10まで総合思考力8:20〜9:10(50分)
第1回午前(4科)8:10まで国/算/社/理国8:20〜9:10→算9:30〜10:20→社10:40〜11:20→理11:40〜12:20
第1回午後(2科)15:30まで国/算国15:40〜16:30→算16:50〜17:40
第2回午後(グローバル)15:30まで国/算数基礎+英語資格加点国15:40〜16:30→算基礎16:50〜17:40(英検等に応じ加点)
第3回(2科/4科)8:10まで国/算(※同一問題)国8:20〜9:10→算9:30〜10:20(※4科は社理が後続)

受験料:1回25,000円(複数回受験は2回目以降各10,000円)。出願はインターネット出願。学校感染症等で受験できない場合は「神奈川私学共通追試(2/12)」の案内が要項に記載されています。

偏差値比較(SAPIX/日能研R4/四谷Aライン/首都模試)

偏差値は模試ごとに母集団・算出方法が異なるため、同一模試内での相対位置の把握に使うのが安全です。ここでは外部の「4模試横並び集計表」から、桐蔭学園中等教育学校の掲載値を日程別に整理します。

日程(目安)入試区分の対応SAPIX 80%日能研R4 80%四谷Aライン 80%首都圏模試 80%
2/1(午前)4科(第1回午前)40514961
2/1(午後)2科(第1回午後)42525364
2/2(午後)2科(第2回午後)45525665
2/54科(第3回)545467

※探究型(みらとび)入試・グローバル入試は、一般的な4科/2科の偏差値と単純比較しにくいため、上表は「通常科目入試」の掲載値が中心です。

昨年度の入試結果と合格基準点(2025年度)

学校公表の「2025年度 入試結果」から、志願(応募)・受験・合格と、合格最低点を整理します(合格最低点は年度・回で変動)。

2025年度 一般入試(男子)

区分応募者受験者合格者実質倍率(受験者/合格者)合格最低点
2/1 探究型(みらとび)12113約3.67倍60 / 100
2/1 4科(第1回午前)1019644約2.18倍376 / 500
2/1 2科(第1回午後)240220130約1.69倍155 / 200
2/2 グローバル332811約2.55倍218(200点+加点)
2/2 2科(第2回午後)19712865約1.97倍150 / 200
2/5 2科(第3回)35254約6.25倍161 / 200
2/5 4科(第3回)944911約4.45倍382 / 500

2025年度 一般入試(女子)

区分応募者受験者合格者実質倍率(受験者/合格者)合格最低点
2/1 探究型(みらとび)191912約1.58倍55 / 100
2/1 4科(第1回午前)686737約1.81倍365 / 500
2/1 2科(第1回午後)13212780約1.59倍141 / 200
2/2 グローバル281912約1.58倍210(200点+加点)
2/2 2科(第2回午後)1329158約1.57倍138 / 200
2/5 2科(第3回)26184約4.50倍144 / 200
2/5 4科(第3回)462212約1.83倍321 / 500

※グローバル入試は「国語100+算数基礎100」に加え、英語資格等の成績に応じた加点(上限100点)。合格最低点の見方は要項・結果表の注記に従ってください。

2025年度 帰国生入試(参考)

区分募集応募受験合格
帰国生(男子)10151410
帰国生(女子)10111010

進学実績(東大・医学部・国公立・早慶上智・GMARCH)

学校公表の大学合格実績(2025年度)から、保護者が比較検討で使いやすい指標を「区分別」に整理します。合格者数は延べ(重複あり)である点に留意してください。

区分合格者数(延べ)補足
東京大5最難関国立への合格を継続的に確保
国公立大学(一覧合計)45北大・東北大・筑波大・横国大・都立大・横浜市立大等を含む
医学部医学科(一覧合計)51国公立+私立(防衛医大含む)。加点・指定校等の制度は年度で変動
早稲田・慶應・上智(単純合計)59早稲田17/慶應26/上智16(合計)
GMARCH(単純合計)152明治37・青学42・立教22・中央15・法政35・学習院1(合計)

※本表は「学校公表の大学別一覧」から主要区分を集計した整理です。年度・卒業期によりブレるため、進路の安定性は複数年で確認するのが安全です。

学費

募集要項(2026年度入学)記載の金額を、「入学時納入」+「月額(年額換算)」の形に整理します。別途、教材費・制服・行事費(海外語学研修等)・通学費が発生します。

区分金額備考
入学金240,000円入学手続時
施設設備費287,000円入学手続時
授業料(月額)51,000円年4期分納(目安:年612,000円相当)
教育充実活動費(月額)8,700円授業料とあわせて納入
空調施設費44,900円第2〜第4期分納(要項記載)
諸会費(例)生徒会 6,900円/保護者会 14,400円 ほか要項の納入案内に従う
初年度(必須)合計の目安約1,329,600円上記を年額換算し合算(概算)

※任意:学園債・寄付金の案内があります(要項の条件・口数を確認)。

校風・学びの特色

① 共学×AL型授業で「協働性」を伸ばす設計

共学化(2019年)により、教室を「異性がいる協働空間」として設計し、AL型授業の効果を高める狙いが明記されています。学力(知識)だけでなく、コミュニケーションやプレゼンテーション等の実践力を重視する方針です。

② 探究(未来への扉)と、探究型(みらとび)入試

探究型(みらとび)入試は「資料読み取り→課題解決の提案」を通じて、思考力・判断力・表現力を評価する位置づけ。通常の4科/2科と評価軸が異なるため、過去問・講評(公式公開)を前提に適性判断するのが合理的です。

③ グローバル入試:英語資格を“戦略的に活かす”枠

グローバル入試は、国語+算数基礎(教科書レベル)の200点に、英語資格等の成績に応じた加点(上限100点)が付与されます。英検の級や他資格の換算が要項に明記されているため、該当する場合は出願要件・提出方法を早期に確定させるのが実務的です。

④ 完全6年一貫・コース制なし

中等教育学校は「中学〜高校相当までの6年間在籍する完全6年一貫」であり、桐蔭学園高等学校への進学・転籍は行わない旨がFAQで明示されています。またコース制は置かず、全員が国公立大受験も見据えられるカリキュラムとして案内されています。

部活動

部活動はアフタースクールの一環として位置づけられ、週3日以内で学業とのバランスを重視する運用がFAQで示されています。運動・文化ともに選択肢があり、詳細な最新一覧は公式「部活動」ページで確認してください。

  • 運動系:球技・陸上系など(学業との両立を前提に運営)
  • 文化系:音楽・文化・探究系など(英語・探究活動と親和性の高い活動も)

アクセス

桐蔭学園は横浜市青葉区の高台に立地し、通学は路線バス利用が基本になります。代表的には以下の系統が実務的です(停留所名・運行は改定され得るため、受験期は必ず最新の交通案内で再確認)。

主要ルート(例)田園都市線(あざみ野/市が尾/青葉台)→バス→「桐蔭学園前」等
主要ルート(例)小田急線(柿生/新百合ヶ丘)→バス→「桐蔭学園前」等
主要ルート(例)横浜線(中山)→バス→「桐蔭学園前」等
注意点朝のバス混雑・遅延リスクを織り込み、「余裕時刻」で設計するのが安全(特に入試当日)。

併願の考え方

桐蔭中等は、2/1午前・2/1午後・2/2午後・2/5と「午後入試」を含むため、首都圏併願戦略に組み込みやすい学校です。基本は次の3類型で整理すると設計がブレません。

① 2/1午前(4科)→2/1午後(2科)の“同日2回”で合格確度を上げる

  • 午前で4科(標準〜やや難)を受験し、午後の2科で取り返す設計が可能。
  • 同日2回は体力面の負荷があるため、事前に「連続受験のリズム」を模試や過去問で再現しておくと安定します。

② 2/2午前に別校→2/2午後(2科/グローバル)で“リカバリー枠”を確保

  • 2/2午後があることで、2/1結果を受けた軌道修正がしやすい。
  • 英語資格保有者はグローバル入試を戦略的に検討(加点を最大化できる状態に整備)。

③ 2/5は倍率・合格最低点が動きやすい=“最終手段”として位置付ける

  • 募集人数が少なく、特に2科は倍率が上がりやすい傾向(2025年度でも顕著)。
  • 「安全校」ではなく、あくまで“最後の取り切り枠”として設計するのが実務的です。

対策の要点

国語:記述(論述含む)を落とさない

  • 要項に「記述(論述含む)を3割程度出題」の記載。部分点もあるため、白紙回避が重要です。
  • 設問根拠(本文のどこか)を押さえ、短時間で書き切る訓練が合否に直結します。

算数:基礎計算+図形・読み取りの“取り切り”

  • 要項上、基礎計算に加え「図形知識」や「文章・グラフの読み取り」を問う基本・標準問題を中心とする説明。
  • 2科入試は100点満点。ミス1回の影響が大きいため、毎回「検算・見直し」をルーティン化。

理社:40分で100点ずつ=スピード対応が必要(4科)

  • 理社は各40分。知識だけでなく資料読み取りや処理速度が得点差になります。
  • 過去問は“1回解いて終わり”ではなく、間違い直し→類題で再現、まで行うと伸びやすいです。

探究型(みらとび):過去問・講評で「評価される型」を先に掴む

  • 資料の読み取り、筋道立てた提案、表現の明確さが評価軸。
  • FAQでも「過去の問題や講評・評価の高かった解答」を確認して受験判断する旨が案内されています。

グローバル入試:英語資格(加点)を“制度通りに活かす”

  • 国語+算数基礎の200点に、英検等に応じ加点(上限100点)。
  • 保有資格の換算(英検2級以上100点など)と提出条件を、出願前に必ず要項で確定させましょう。

口コミの読み方

口コミは、学校の雰囲気・通学実務・学習支援の運用など「一次資料だけでは見えにくい情報」を拾うのに有効ですが、読み方を誤るとミスマッチを招きます。以下の観点でフィルタリングするのが安全です。

  • 投稿時期:共学化(2019)以降の投稿か。共学前提の運用かどうかで校風の見え方が変わります。
  • 対象の学校区分:桐蔭学園は複数の学校があるため、「中等教育学校」の話か確認。
  • 通学:バス利用のストレスは個人差が大きい。居住地・時刻表・混雑を前提に評価。
  • 学習支援:面倒見の評価は、子どもの自走度(塾依存/自学自習)で感じ方が変わる。

出典・根拠リンク

中学受験カテゴリ(サイト内)

同偏差値帯の目安(神奈川・東京の近接レンジ)

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