※本記事は、学校公式サイト・各模試公開データ・受験情報サイト等をもとに、日本工業大学駒場中学校の「2026年度入試」を保護者向けに整理したものです。出願・配点・当日運用は変更されることがあります。最終確認は必ず学校公式の募集要項で行ってください。
目次
- 結論(要点)
- 基本データ
- 2026年入試:名称・日程・配点
- 偏差値比較(SAPIX/日能研R4/四谷Aライン/首都圏模試)
- 昨年度の入試結果と合格基準点
- 進学実績(東大・医学部・国公立・早慶上智・GMARCH)
- 学費
- 校風・学びの特色
- 部活動
- アクセス
- 併願の考え方
- 対策の要点
- 口コミの読み方
- 出典・根拠リンク
- 関連記事(東京・同偏差値帯)
結論(要点)
- 2/1〜2/5の複数回入試(午前・午後あり)で、受験スケジュールを組みやすい学校です。
- 日能研R4(東京都・共学校の入試倍率情報)では、目安が概ね「41〜49」。もっとも高い回は第2回(2/1午後)の49です。
- 首都圏模試の偏差値は回・方式で幅があり、2科選択/4科/英検利用/適性/プレゼンで見え方が変わります(表で整理)。
- 昨年度(2025年度)の実倍率は回によって大きく変動。特に午後回や後半回は倍率が上がりやすく、同一校でも「回選び」が合否に直結します。
- 学費は公式が明確に公開されています(入学金・入学時納入金の内訳まで確認可能)。
基本データ
| 学校名 | 日本工業大学駒場中学校 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都目黒区駒場1-35-32 |
| 区分 | 私立・共学校(中高一貫) |
| アクセス | 京王井の頭線「駒場東大前」徒歩3分/東急田園都市線「池尻大橋」徒歩15分 |
| 校訓(参考) | 誠実・明朗・勤勉 |
| 校風のキーワード | 理工系・ものづくり志向/実学寄り/多様な方式の入試 |
2026年入試:名称・日程・配点
日本工業大学駒場中は、同一日でも「教科型(得意2科・4科)」「英検利用」「適性検査」「プレゼン」など方式が複数あります。受験者側は、得意領域で勝負できる設計です。
入試日程(主要回次の整理)
| 回 | 試験日 | 主な方式 | 募集人数(目安) | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 2/1(午前) | 教科型(得意2科/4科)・英検利用・適性検査 | 100 | 初日午前。まず“基準回”として位置づけやすい |
| 第2回 | 2/1(午後) | 教科型(得意2科/4科)・英検利用・プレゼン | 50 | 午後回。偏差値帯が上がりやすい |
| 第3回 | 2/2(午前) | 教科型(得意2科/4科)・適性検査 | 60 | 2日目午前。方式選択肢が多い |
| 第4回 | 2/2(午後) | 教科型(得意2科)・英検利用・プレゼン | 50 | 午後回。難化・高倍率化に注意 |
| 第5回 | 2/3 | 教科型(得意2科/4科) | 20 | 後半回。志望層が濃くなる傾向 |
| 第6回 | 2/5 | 教科型(得意2科/4科)・特別選抜 | 20 | 最終回。回の選び方で結果が大きく変わる |
配点(要点)
- 得意2科選択:各科100点、合計200点満点(公式要項の記載あり)
- 英検利用:英検のみなし得点+2科(方式の詳細は募集要項で必ず確認)
- 4科:回によって判定方法・換算が異なる場合があるため、募集要項の「合否判定・配点」欄で確認推奨
- 適性検査/プレゼン:方式ごとに評価設計が異なるため、要項の当日運用(集合時刻・提出物・評価観点)を先に確認
偏差値比較(SAPIX/日能研R4/四谷Aライン/首都圏模試)
同じ学校でも、模試によって偏差値の尺度が違います。ここでは「回次(試験日)」を基準に、主要4系統を横並びにします。
注意:SAPIXは公開リスト(リセマム掲載分)に「偏差値50以上」が中心のため、本校は該当回が掲載されない場合があります。そのため、本記事では日能研R4・四谷大塚Aライン・首都圏模試を軸に比較します。
教科型(得意2科選択)偏差値まとめ
| 回(試験日) | 日能研R4(男/女) | 四谷大塚 Aライン80(参考) | 首都圏模試(2科選択:男/女) | SAPIX(公開リスト) |
|---|---|---|---|---|
| 第1回(2/1 午前) | 41/41 | — | 58/56 | — |
| 第2回(2/1 午後) | 49/49 | 47(C50=44) | 58/56 | — |
| 第3回(2/2 午前) | 46/46 | 43(C50=40) | 57/54 | — |
| 第4回(2/2 午後) | 48/48 | 45(C50=42) | 60/57 | — |
| 第5回(2/3) | 47/47 | 45(C50=42) | 59/56 | — |
| 第6回(2/5) | 47/47 | — | 60/57 | — |
教科型(4科)・英検利用・適性・プレゼン(首都圏模試の目安)
| 回(試験日) | 方式 | 首都圏模試(男/女) | 補足 |
|---|---|---|---|
| 第1回(2/1) | 4科 | 56/53 | 2科選択より少し低めに出やすい |
| 第3回(2/2) | 4科 | 55/52 | 方式選択で難易度が変動 |
| 第2回(2/1 午後) | 英検利用 | 60/57 | 英検スコアの扱いを要項で確認 |
| 第4回(2/2 午後) | 英検利用 | 60/57 | 午後回は偏差値が高く出やすい |
| 第1回(2/1) | 適性検査 | 57/54 | 公立型の適性対策が必要 |
| 第3回(2/2) | 適性検査 | 57/54 | 読解・資料処理・記述を固める |
| 第2回(2/1 午後) | プレゼン | 60/57 | 当日の形式(朗読・質疑など)を要確認 |
| 第4回(2/2 午後) | プレゼン | 60/57 | 書面準備の有無も要確認 |
昨年度の入試結果と合格基準点
ここでは、2025年度入試(昨年度)の応募者数・受験者数・合格者数・倍率を整理します(方式別・男女別)。
2025年度 入試結果(方式別・男女別)
| 日程 | 回 | 方式 | 性別 | 応募 | 受験 | 合格 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2/1 | 第1回 | 2科選択 | 男 | 130 | 110 | 25 | 4.4 |
| 2/1 | 第1回 | 4科 | 男 | 164 | 120 | 55 | 2.2 |
| 2/1 | 第1回 | 2科選択 | 女 | 24 | 16 | 8 | 2.0 |
| 2/1 | 第1回 | 4科 | 女 | 30 | 21 | 19 | 1.1 |
| 2/1 | (同日) | 適性検査 | 男 | 37 | 35 | 12 | 2.9 |
| 2/1 | (同日) | 適性検査 | 女 | 22 | 21 | 14 | 1.5 |
| 2/1PM | 第2回 | 2科選択 | 男 | 440 | 362 | 59 | 6.1 |
| 2/1PM | 第2回 | 2科選択 | 女 | 65 | 61 | 22 | 2.8 |
| 2/1PM | (同日) | 英検利用 | 男 | 28 | 25 | 5 | 5.0 |
| 2/1PM | (同日) | 英検利用 | 女 | 11 | 11 | 3 | 3.7 |
| 2/1PM | (同日) | プレゼン | 男 | 10 | 10 | 1 | 10.0 |
| 2/1PM | (同日) | プレゼン | 女 | 8 | 8 | 1 | 8.0 |
| 2/2 | 第3回 | 2科選択 | 男 | 157 | 109 | 2 | 54.5 |
| 2/2 | 第3回 | 4科 | 男 | 238 | 146 | 28 | 5.2 |
| 2/2 | 第3回 | 2科選択 | 女 | 32 | 18 | 2 | 9.0 |
| 2/2 | 第3回 | 4科 | 女 | 47 | 25 | 6 | 4.2 |
| 2/2 | (同日) | 適性検査 | 男 | 46 | 42 | 12 | 3.5 |
| 2/2 | (同日) | 適性検査 | 女 | 17 | 16 | 4 | 4.0 |
| 2/2PM | 第4回 | 2科選択 | 男 | 475 | 309 | 20 | 15.5 |
| 2/2PM | 第4回 | 2科選択 | 女 | 63 | 29 | 6 | 4.8 |
| 2/2PM | (同日) | 英検利用 | 男 | 29 | 21 | 1 | 21.0 |
| 2/2PM | (同日) | 英検利用 | 女 | 12 | 9 | 3 | 3.0 |
| 2/2PM | (同日) | プレゼン | 男 | 11 | 10 | 0 | — |
| 2/2PM | (同日) | プレゼン | 女 | 3 | 3 | 1 | 3.0 |
| 2/3 | 第5回 | 2科選択 | 男 | 208 | 140 | 6 | 23.3 |
| 2/3 | 第5回 | 4科 | 男 | 269 | 154 | 14 | 11.0 |
| 2/3 | 第5回 | 2科選択 | 女 | 30 | 12 | 2 | 6.0 |
| 2/3 | 第5回 | 4科 | 女 | 43 | 12 | 4 | 3.0 |
| 2/5 | 第6回 | 2科選択 | 男 | 227 | 130 | 10 | 13.0 |
| 2/5 | 第6回 | 4科 | 男 | 304 | 143 | 13 | 11.0 |
| 2/5 | 第6回 | 2科選択 | 女 | 36 | 15 | 1 | 15.0 |
| 2/5 | 第6回 | 4科 | 女 | 53 | 16 | 2 | 8.0 |
合格最低点(目安)
合格最低点は回次・方式で変動します。四谷大塚の入試情報では、教科型の合格最低点の例として「4科142/200」「得意2科138/200」など、200点満点換算で140点前後が目安になる回があることが確認できます(回により異なるため、該当年度・該当回の表を必ず参照)。
進学実績(東大・医学部・国公立・早慶上智・GMARCH)
ここでは、大学合格実績の「見える化」を優先し、外部集計(インターエデュの学校別合格者数ページ)で確認できる数値を掲載します。中学受験の併願検討では「出口(大学)」の方向性を早めに確認しておくのが有効です。
| 区分(2025年データ) | 合格者数(参考) | 備考 |
|---|---|---|
| GMARCH | 66 名 | 外部集計ページの「GMARCH合格者数 合計」より |
| 関関同立 | 3 名 | 外部集計ページの「関関同立合格者数 合計」より |
| 東京大学 | (要確認) | 同ページ内の「東京大学」欄を参照 |
| 医学部医学科 | (要確認) | 同ページ内の「医学部医学科」欄を参照 |
| 国公立(難関大含む) | (要確認) | 同ページ内の「一橋大/東京科学大(旧東工大)等」も参照 |
| 早慶上智(近似:早慶上理) | (要確認) | 外部集計ページの「早慶上理」欄を参照 |
※進学実績は「既卒含む/現役のみ」「延べ/実数」で見え方が変わります。比較するときは、同じ条件で揃えて判断してください。
学費
学費は学校公式が具体的に公開しています。まずは「入学時に必要な費用」を押さえるのが実務的です(年度改定の可能性あり)。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 入学金 | 230,000円 | 入学手続き時に必要 |
| 入学時学費 | 265,840円 | 期日までに納入(内訳あり) |
| 入学金+入学時学費 合計 | 495,840円 | 公式ページに総合計として掲載 |
入学時学費の内訳(公式掲載)
- 4月分学費:55,440円
- 特別施設費(入学時のみ):150,000円
- 学園維持費(1年分):16,800円
- 後援会入会金(入学時のみ):16,000円
- 後援会費(1年分):12,000円
- 同窓会費(1年分):6,000円
- 生徒会費(1年分):9,600円
校風・学びの特色
- 理工系・実学寄りの教育設計が特徴。ものづくり・探究の要素と相性が良いタイプの学校です。
- 多様な入試方式(教科型/英検利用/適性/プレゼン)があり、「学力の出し方」に選択肢があります。
- 生活面の情報として、四谷大塚の学校データでは2学期制・6日制などが確認できます。
学校の雰囲気は、説明会・校内見学での印象差が大きいです。「生徒の表情」「先生の距離感」「授業のテンポ」を現地で確認するのが最短です。
部活動
部活動は運動部・文化部ともに選択肢があります。中学受験目線では、次の2点を押さえるとミスマッチを防げます。
- 活動日数・終了時刻(通塾や家庭学習との両立)
- 中高一貫の運動部の強度(初心者可/経験者前提の差)
※最新の部活動一覧・活動方針は学校公式で確認してください。
アクセス
- 京王井の頭線「駒場東大前」徒歩3分
- 東急田園都市線「池尻大橋」徒歩15分
駅近で、渋谷・吉祥寺方面からの導線も良好です。午後入試→移動→翌日午前のような日程を組む場合は、家庭の動線(帰宅導線)も含めて試算しておくと安心です。
併願の考え方
日工大駒場は回数が多く、方式も複数あるため、併願戦略は「学校を足す」より「回(午前/午後・後半回)をどう使うか」が重要です。
併願の実務(考え方)
- 2/1午前(第1回):初日の“基準回”。本命の前後に入れる場合は、移動・昼食・休憩の設計まで含める。
- 2/1午後・2/2午後:偏差値帯が上がりやすい一方、午後は集中力の差が出る。午前校との相性(移動距離・待機)で判断。
- 2/3・2/5(後半回):倍率が上がりやすく、同じ学校でも難化しやすい。ここを“押さえ”にするなら、前半回で安全に取りたい。
対策の要点
教科型(得意2科選択)
- 2科の選び方が最重要:相対的に得点が安定する組み合わせで勝つ(直前で変更できないケースがあるため、出願前に固定)。
- 時間配分:2科はミスの影響が大きい。計算精度・読解の取りこぼしを減らす訓練が効く。
4科
- 合否判定・換算のルール(上位2科採用等)が絡む場合があります。募集要項の判定方式を必ず確認したうえで、4科受験のメリット(リカバー)を取りにいく。
英検利用
- 英検級ごとのみなし得点、合否判定への反映方法が肝。英検スコアを「加点」ではなく「判定科目の一部」として扱う場合は、戦略が変わります。
適性検査型
- 資料読み取り+記述を固める。過去問で「設問形式」に慣れるのが最短。
プレゼン型
- 朗読・感想・質疑応答などが絡むため、家での口頭練習(録音→改善)が成果に直結しやすい方式です。
口コミの読み方
- 「いつの口コミか」:共学化・コース改編・入試方式追加など、制度変更が多い学校は古い口コミが当てになりにくい。
- 「子のタイプ」:理工系志向・実学志向が合う子は満足度が上がりやすい一方、合わないと不満にもなりやすい。
- 「比較対象」:同じ偏差値帯でも校風が真逆の学校があるため、比較対象がどこかを見る。
出典・根拠リンク
- 日本工業大学駒場中学校(公式サイト)
- 日本工業大学駒場中学校:学費(公式)
- 日能研:入試倍率情報(東京都/共学校)※予想R4掲載
- 四谷大塚:学校別データ(偏差値・基本情報)
- 四谷大塚:入試情報(回次・方式・合格最低点等)
- 首都圏模試センター:入試要項・偏差値(学校DB)
- 首都圏模試センター:入試結果(応募・受験・合格・倍率)
- インターエデュ:大学合格実績(2025年/学校別)
- インターエデュ:日本工業大学駒場(学校ページ)
- インターエデュ:口コミ・掲示板検索(日本工業大学駒場)
- リセマム:SAPIX偏差値(男子・公開リスト)
- リセマム:SAPIX偏差値(女子・公開リスト)
関連記事(東京・同偏差値帯)
同じくらいの難易度帯(目安:日能研R4で45〜50前後)で、比較検討しやすい学校記事につなげます。

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