千葉・市川エリアで「通いやすさ」と「入試方式の多様さ」を両立した学校として、昭和学院中学校は毎年データ確認ニーズが高い学校です。本記事では、2026年入試(令和8年度)の日程・配点から、模試別偏差値(四谷大塚/日能研R4/首都圏模試/SAPIX)、昨年度(2025年度)入試結果、学費、進学実績まで、受験設計に必要な情報をまとめます。
目次
- 結論(要点)
- 基本データ
- 2026年入試:名称・日程・配点
- 偏差値比較(SAPIX/日能研R4/四谷Aライン/首都模試)
- 昨年度の入試結果と合格基準点
- 進学実績(東大・医学部・国公立・早慶上智・GMARCH)
- 学費
- 校風・学びの特色
- 部活動
- アクセス
- 併願の考え方
- 対策の要点
- 口コミの読み方
- 出典・根拠リンク
- 関連記事
結論(要点)
- 入試方式が多彩:2科選択/1科(国・算)/適性検査型/プレゼン型/アドバンストチャレンジ(特待)まで幅広い。
- 偏差値は「どの模試か」で見え方が変わる:首都圏模試の数値が高めに出やすい点に注意(同一尺度では比較不可)。
- 倍率は回によって大きく変動:2025年度実績では、国語入試が2倍台、適性検査型が3倍超、アドバンストチャレンジは6〜7倍台。
- 合格最低点は原則非公表だが、算数入試の最低点は取材記事で言及あり(年度差に注意)。
- 通学のしやすさ(本八幡・京成八幡+バス)を前提に、千葉・東京東部の併願設計が組みやすい。
基本データ
| 学校名 | 昭和学院中学校(私立・共学) |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県市川市東菅野2-17-1 |
| アクセス(要点) | 本八幡駅(JR総武線・都営新宿線)/京成八幡駅から徒歩約15分、東松戸駅などからバス「昭和学院前(昭和学院)」下車など |
| 創立 | 昭和22年 |
| 生徒数(中学) | 502名(男212名・女290名) |
| 学校生活(例) | 3学期制/6日制/登校8:00/給食なし(軽食販売)/屋内プール など |
※学校データは年度で更新されるため、最新は公式・各模試DBも併せて確認してください。
2026年入試:名称・日程・配点
2026年入試(令和8年度)は、第一志望入試(12/1)+一般入試(1/20・1/22・1/24)を軸に設計します。第一志望入試は「合格した場合は必ず入学」が出願条件になる点が重要です。
2026年(令和8年度)入試 日程・科目(主要回)
| 区分 | 入試名称 | 入試日 | 開始時刻(受付開始) | 教科 | 配点(目安) | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 第一志望 | 2科(特待生選考) | 12/1 | 9:30(8:40) | 国・算・英から2科選択 | 1科100点(2科合計200点) | 英語資格の「みなし得点」対象 |
| 第一志望 | マイプレゼンテーション① | 12/1 | 10:50(10:00) | 自己表現文+プレゼン+質疑応答 | (公表形式は要確認) | 英語資格の加点あり |
| 一般 | マイプレゼンテーション② | 1/20 | 10:50(10:00) | 自己表現文+プレゼン+質疑応答 | (公表形式は要確認) | 英語資格の加点あり |
| 一般 | 国語1科(午前) | 1/20 | 11:30(10:40) | 国語 | 国語100点 | — |
| 一般 | 算数1科(午後) | 1/20 | 15:00(14:10) | 算数 | 算数100点 | — |
| 一般 | 適性検査型(特待生選考) | 1/22 | 9:30(8:40) | 適性検査Ⅰ・Ⅱ | 各100点(合計200点) | 千葉で実施校が少ない形式 |
| 一般 | アドバンストチャレンジ(特待生選考) | 1/24 | 9:00(8:10) | 2科(国算英から選択)or 4科(2科+理社) | 2科200点/4科300点 | 上位層の挑戦回になりやすい |
英語資格の「みなし得点/加点」
英語を選択できる回では、英語資格を申請すると「みなし得点」や「加点」が設定されています(出願時にアップロードが必要)。
| 資格(例) | みなし得点 | 加点 |
|---|---|---|
| 1級 | 100点 | 30点 |
| 2級 | 80点 | 25点 |
| 準2級 | 65点 | 20点 |
| 3級 | 60点 | 15点 |
受験料は25,000円。第一志望入試を含め、2回目以降の受験料が免除になる仕組みが明記されています(詳細は募集要項で確認)。
偏差値比較(SAPIX/日能研R4/四谷Aライン/首都模試)
同じ「偏差値」でも、母集団(受験者層)・テストの設計が異なり、数値を単純比較するとブレます。ここでは、同一入試日ごとに、4模試の公開データを並べます。
※SAPIXは学校別の偏差値を網羅的に一般公開していないため、公開情報で確認できない回は「—」表記にしています。
12/1(第一志望入試)
| 入試 | SAPIX | 日能研R4 | 四谷大塚(A80/C50) | 首都圏模試(男/女) |
|---|---|---|---|---|
| 第一志望・2科(特待) | — | — | — | 49 / 49 |
| 第一志望・マイプレ① | — | — | — | 45 / 45 |
1/20(一般入試)
| 入試 | SAPIX | 日能研R4 | 四谷大塚(A80/C50) | 首都圏模試(男/女) |
|---|---|---|---|---|
| 一般・国語1科(午前) | — | 51(※国語1科/マイプレ②の掲載枠) | — | 61 / 61 |
| 一般・マイプレ② | — | 51(※国語1科/マイプレ②の掲載枠) | — | 47 / 47 |
| 一般・算数1科(午後) | — | 50 | 48 / 45 | 61 / 61 |
1/22(適性検査型)
| 入試 | SAPIX | 日能研R4 | 四谷大塚(A80/C50) | 首都圏模試(男/女) |
|---|---|---|---|---|
| 一般・適性検査型(特待) | — | 51 | — | 58 / 58 |
1/24(アドバンストチャレンジ)
| 入試 | SAPIX | 日能研R4 | 四谷大塚(A80/C50) | 首都圏模試(男/女) |
|---|---|---|---|---|
| アドバンストチャレ(特待)2科 | — | 53 | 50 / 47 | 64 / 64 |
| アドバンストチャレ(特待)4科 | — | — | — | 63 / 63 |
昨年度の入試結果と合格基準点
ここでは、昨年度(2025年度)入試結果を入試回別に整理します。倍率の高低は「難易度」だけでなく、受験者の動き(併願・練習受験・特待狙い)にも強く影響されます。
2025年度 入試結果(出願者・受験者・合格者・実質倍率)
| 入試 | 男子(出願/受験/合格/倍率) | 女子(出願/受験/合格/倍率) | コメント |
|---|---|---|---|
| 第一志望・2科 | 53 / 52 / 43 / 1.2 | 67 / 67 / 55 / 1.2 | 第一志望回は「確約」前提のため倍率が落ち着きやすい |
| 第一志望・マイプレ(型①) | 4 / 4 / 4 / 1.0 | 7 / 7 / 5 / 1.4 | プレゼン型は相性で差が出やすい |
| 一般・国語1科 | 85 / 82 / 37 / 2.2 | 149 / 145 / 57 / 2.5 | 受験者が集まりやすい「午前」主力回 |
| 一般・算数1科 | 207 / 200 / 130 / 1.5 | 164 / 159 / 95 / 1.7 | 得点勝負になりやすい(最低点言及あり) |
| 一般・適性検査型 | 96 / 87 / 26 / 3.3 | 104 / 92 / 27 / 3.4 | 練習受験需要で倍率が上がりやすい |
| 一般・アドバンストチャレンジ | 204 / 142 / 20 / 7.1 | 207 / 152 / 24 / 6.3 | 特待狙い+上位層の挑戦で高倍率になりやすい |
合格最低点(合格基準点)
- 募集資料では合格最低点は非公表とされています。
- 一方で取材記事では、算数入試の合格最低点について言及があり、2025年は男子73点・女子74点(次年度も同程度のレベル予定)とされています。
進学実績(東大・医学部・国公立・早慶上智・GMARCH)
昭和学院は中高併設のため、大学合格実績は高校卒業時のデータで確認します。公式サイトに掲載の「主な四年制大学合格校」から、受験家庭が特に気にするカテゴリを整理しました(掲載分)。
| カテゴリ | 実績(公式掲載から集計) | 補足 |
|---|---|---|
| 東大 | 掲載なし | 公式掲載の「主な合格校」一覧に記載がありません |
| 医学部・医療系 | 防衛医科大学校 1 | 医学部医学科のみの内訳は公式一覧からは判別不可 |
| 国公立(主な合格校) | 北海道大・筑波大・東京都立大・電気通信大 ほか(各1) | 「主な合格校」の掲載分 |
| 早慶上智 | 早稲田 6/慶應 5/上智 4(計15) | 難関私大の目安として整理 |
| GMARCH | 学習院 1/明治 30/青学 5/立教 19/中央 11/法政 39(計105) | ボリュームゾーンの確認に有効 |
学費
学費は「入学手続き時」と「1年次終了まで」を分けて把握すると設計しやすくなります(教材費・ICT機器費・旅行積立金などは別枠になりがち)。
| 区分 | 金額(参考) | 補足 |
|---|---|---|
| 入学金 | 160,000円 | 入学手続き時 |
| 施設費(入学手続き時) | 160,000円 | 入学手続き時 |
| 授業料(年額) | 456,000円 | 年額 |
| 施設費(年額合計) | 340,000円 | 入学時160,000+年内180,000の形(参考) |
| その他 | 347,760円 | 教育諸費・ICT機器費・旅行積立金など(参考) |
| 初年度合計(参考) | 1,303,760円 | 年度で変動あり |
※特待生選考が設定されている回(第一志望2科・適性・アドバンスト等)は、学費負担が変わる可能性があるため、必ず募集要項の最新条件を確認してください。
校風・学びの特色
- 建学の精神「明敏謙譲」を掲げ、「知性」と「礼節」を両輪に据える方針。
- アクティブ・ラーニング/ICT活用を通じて、受け身ではない学びを重視。
- 学校完結型の考え方として、放課後の「追いつける講座」「差をつける講習」など学習支援を用意。
- 中学入試は2科・1科・適性・プレゼンがあり、得意を活かす設計が可能(ただし回ごとの性質は異なる)。
部活動
部活動は運動部・文化部ともに幅広く用意されています(中高で活動体系が異なる場合があるため、参加可否は学校に要確認)。
- 運動部の例:剣道部、バドミントン部、卓球部、ソフトテニス部、サッカー部、バスケットボール部、バレーボール部 など
- 文化部の例:吹奏楽部、書道部、華道部、美術部、科学部、英語部、茶道部、写真部、文芸部 など
アクセス
- JR総武線・都営新宿線「本八幡」駅、京成本線「京成八幡」駅から徒歩約15分
- 北総線「東松戸」駅などからバス利用、「昭和学院(前)」下車
通学導線が複数あるため、「徒歩15分+バス」の現実的な所要時間を、朝の時間帯で一度シミュレーションしておくと失敗しにくいです。
併願の考え方
昭和学院は、
- 12/1の第一志望回(合格=入学確約)
- 1/20の国語・算数1科(主力日)
- 1/22の適性検査型(練習受験含む)
- 1/24のアドバンスト(特待狙い・上位層チャレンジ)
…で受験者層が変わります。したがって併願は「同偏差値帯」だけでなく、受験日の組み方(午前/午後)で最適化するのがコツです。
近い偏差値帯・検討されやすい学校の例として、千葉日大第一、日出学園、八千代松陰、光英ヴェリタス、和洋国府台女子などが挙げられています(あくまで閲覧傾向)。
対策の要点
1) 2科選択(国・算・英)
- 得点最大化の選択が最重要。英語を選ぶなら資格加点・みなし得点も含めて戦略化。
- 「2科200点」勝負のため、失点の少ない答案作り(ケアレスミス削減)が効きます。
2) 国語1科(午前)
- 倍率が上がりやすい回。読解+記述の安定が鍵。
- 時間内に解き切る練習として、過去問で設問順の戦い方を固める。
3) 算数1科(午後)
- 取材記事では、合格最低点が高水準とされ、標準〜やや難の取りこぼし回避が重要。
- 過去問は「解ける問題を完答する」練習に最適。
4) 適性検査型
- 資料読み取り・文章理解・複合問題の比重が上がるため、都立・公立中高一貫対策の教材とも相性が良い。
- 初見対応力を見る形式なので、時間配分練習が有効。
5) マイプレゼンテーション
- 自己表現文+プレゼン+質疑応答。「話す内容」より「構成」と「想定問答」を詰めると強い。
- 家庭内リハ(録画→改善)で伸びやすい領域。
口コミの読み方
- 「誰が書いたか(立場)」で評価が変わる:在校生保護者/卒業生/塾関係者など。
- 校風は相性:良い・悪いより「わが家に合うか」で読む。
- 複数ソースを横断:1サイトの数件で決めない(説明会・文化祭で最終確認)。
出典・根拠リンク
- 昭和学院中学校・高等学校:入学試験(公式)
- 令和8年度 中学校入学試験 募集要項(PDF)
- 四谷大塚:昭和学院中学校(偏差値・学校データ)
- 首都圏模試センター:昭和学院中学校(入試別偏差値)
- SAPIX小学部(Sapia):学校別入試情報PDF(2025年度実績掲載)
- インターエデュ:昭和学院 取材記事(倍率・最低点言及)
- 昭和学院(公式):卒業後の進路(主な合格校)
- JS日本の学校:昭和学院中学校(学費参考)
- 昭和学院(公式):アクセス

コメント