東海大学付属相模高等学校中等部(神奈川県相模原市)は「中高大一貫」の学びと、部活動の盛んさが両立しやすい付属校です。本記事では、2026年入試の日程・配点、4模試の偏差値比較、倍率、進学実績、学費をまとめます。
目次
結論(要点)
- 入試はA(2/1)・B(2/3)・C(2/4)の3回。Aは2科/4科選択、Bは得意科目で組み合わせ選択が可能。
- 首都圏模試(80%)はA42 → B46 → C47と後半日程ほど上がりやすい(難化しやすい)傾向。
- 四谷大塚Aライン80は40(A/B/C)。日能研R4(80%)はA36・B39・C41。
- 合格最低点は原則「非公表」。そのため、実質倍率と合格者数の推移で難易度を把握するのが安全。
- 中等部はほぼ100%が付属高校へ進学。高校卒業後は東海大学への内部推薦進学が中心(約80%)で、部活動・生徒会等も評価要素。
基本データ
| 所在地 | 神奈川県相模原市南区相南3-33-1 |
|---|---|
| アクセス | 小田急小田原線「小田急相模原」駅 南口 徒歩8分 ほか |
| 共学/別学 | 男女共学 |
| 学期制 | 2学期制 |
| 登校時刻 | 8:25(目安) |
| 高校募集 | あり(高1で外進生と混合) |
2026年入試:名称・日程・配点
2026年度入試は、A・B・Cの3回。いずれも集団面接があります。検定料は単願/併願で異なるため、出願前に必ず募集要項で確認してください。
| 試験 | 日程 | 科目 | 配点 | ポイント |
|---|---|---|---|---|
| A試験 | 2/1 | 2科(国・算)または4科(国・算・理・社) | 2科200点 / 4科300点(理社は各50点) | 4科は理社が50点ずつなので「広く浅く」得点しやすい設計。 |
| B試験 | 2/3 | 国算 / 国理社 / 算理社(いずれも2科扱い) | 200点(国or算100点+理50点+社50点) | 得意科目を軸に選べるのが強み。理社が鍵になりやすい。 |
| C試験 | 2/4 | 2科(国・算) | 200点 | 後半日程で偏差値が上がりやすい。最終回の勝負回として設計。 |
偏差値比較(SAPIX/日能研R4/四谷Aライン/首都模試)
偏差値は「母集団」と「定義(80%・50%など)」が模試ごとに異なります。同じ数字でも難易度が同一とは限らないため、必ず“同一模試内”で比較してください。
A試験(2/1)
| 指標 | 偏差値(目安) | 補足 |
|---|---|---|
| SAPIX | 40 | 外部サイト掲載値(参考) |
| 日能研R4 | 36 | 合格可能性80%の目安 |
| 四谷大塚Aライン80 | 40 | 合不合判定テスト基準 |
| 首都圏模試(80%) | 42 | 参考:50%は37 |
B試験(2/3)
| 指標 | 偏差値(目安) | 補足 |
|---|---|---|
| SAPIX | 40 | 外部サイト掲載値(参考) |
| 日能研R4 | 39 | 合格可能性80%の目安 |
| 四谷大塚Aライン80 | 40 | 合不合判定テスト基準 |
| 首都圏模試(80%) | 46 | 参考:50%は43 |
C試験(2/4)
| 指標 | 偏差値(目安) | 補足 |
|---|---|---|
| SAPIX | 40 | 外部サイト掲載値(参考) |
| 日能研R4 | 41 | 合格可能性80%の目安 |
| 四谷大塚Aライン80 | 40 | 合不合判定テスト基準 |
| 首都圏模試(80%) | 47 | 参考:50%は44 |
昨年度の入試結果と合格基準点
合格最低点は原則非公表のため、ここでは「出願者・受験者・合格者・実質倍率」を中心に見ます。特にC試験は募集枠が小さい年があり、実質倍率が跳ねるので要注意です。
| 年度 | 試験 | 性別 | 出願 | 受験 | 合格 | 実質倍率 | 合格最低点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | A(2/1) | 男 | 82 | 74 | 63 | 1.2 | 非公表 |
| 2025 | A(2/1) | 女 | 53 | 48 | 41 | 1.2 | 非公表 |
| 2025 | B(2/3) | 男 | 111 | 39 | 16 | 2.4 | 非公表 |
| 2025 | B(2/3) | 女 | 76 | 26 | 13 | 2.0 | 非公表 |
| 2025 | C(2/4) | 男 | 88 | 10 | 4 | 2.5 | 非公表 |
| 2025 | C(2/4) | 女 | 71 | 12 | 1 | 12.0 | 非公表 |
参考:2026年の「倍率速報」(志願倍率)は、A=1.4、B=1.8、C=1.5(男女計)という掲載があります(速報値のため変動あり)。
進学実績(東大・医学部・国公立・早慶上智・GMARCH)
中等部→付属高校はほぼ100%。高校卒業後は内部推薦で東海大学へ進学するルートが中心で、内部推薦は学習成績・学園統一試験・部活動/生徒会など総合評価で決まります。
高校卒業後の進路(直近3年)
| 卒業年(春) | 卒業生数 | 4大進学 | 短大 | 専門・各種 | 浪人 | 他 | 内部推薦進学率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 591 | 531 | 11 | 22 | 25 | 2 | 74.1% |
| 2024 | 462 | 423 | 5 | 23 | 9 | 2 | 76.2% |
| 2023 | 490 | 453 | 4 | 16 | 13 | 4 | 75.7% |
主要大学合格実績(2025年の例)
| カテゴリ | 人数(延べ) | 内訳(例) |
|---|---|---|
| 早慶上智 | 11 | 慶應2・早稲田7・上智2 |
| GMARCH | 22 | 明治6・青学2・立教6・中央5・法政1・学習院2 |
| 国公立大学(例) | 1以上 | 三重大1(年により変動) |
| 東京理科大 | 7 | — |
| 東海大学 | 438 | 内部推薦進学の中心(年により変動) |
| 内部推薦(進学率) | 74.1% | 進学率として公表 |
学費
初年度は「入学手続金」+「学費(年3回分納)」+「諸経費(参考)」の合計で把握すると安全です。
- 入学手続金:419,000円
- 学費等(年額):552,360円(授業料・教育運営費・施設設備維持費・空調費・預り金等)
- 諸経費(参考額):235,000円(ICT端末代・教材費・行事/旅行等を含む参考額)
概算:419,000+552,360=971,360円(+諸経費参考を含めると約1,206,360円)。※学年・活動・物価で変動します。
校風・学びの特色
- 中高大一貫:付属高校→東海大学まで見据えたルート設計。進路決定は総合評価。
- 文理融合の基礎学力+探究:授業とクラブの両立を軸に、興味関心を深める活動が多い。
- 土曜は月1回登校など、学校生活のリズムが読みやすい(行事・部活の比重が高い)。
部活動
部活動加入率は9割超。中高一貫のため中3でも継続しやすく、高校生と一緒に活動する部もあります。
- 運動系:陸上競技、男女バスケットボール、卓球、剣道、男女テニス、男女バレーボール など
- 文化系:吹奏楽部 ほか
アクセス
- 小田急小田原線「小田急相模原駅」南口 徒歩8分
- 小田急江ノ島線「東林間駅」徒歩20分
- 小田急江ノ島線/東急田園都市線「中央林間駅」徒歩20分(自転車10分目安)
併願の考え方
- A(2/1)を「確保」にし、B・Cで上振れ(得意科目選択)を狙う戦略が取りやすい。
- 首都圏模試ではB・Cの偏差値が高めに出るため、後半日程ほど“枠が小さい=倍率上昇”を想定して組む。
- 「東海大への内部推薦」を重視する家庭は、進学ルートの相性(学部選択・成績基準)を早めに確認。
対策の要点
- 算数:標準~やや応用の「取り切り」練習。計算・一行題の失点を最小化。
- 国語:説明文/物語の設問処理スピード。記述が出る年は「根拠→要約」の型で。
- 理社(A4科・B選択):50点×2で差がつく。苦手なら“広く浅く”を徹底し取りこぼしを減らす。
- 面接:志望理由(学び/部活/将来)を1分で説明→深掘り質問への具体例(経験)を準備。
口コミの読み方
- 口コミは「いつの情報か(年度)」と「前提(内部進学希望か、外部受験希望か)」で評価が割れます。
- “先生が手厚い/厳しい”“部活が強い/大変”など、具体的なエピソードの有無を重視。
- 気になる点は、説明会で「ルール」「学習サポート」「内部推薦の仕組み」を質問して確認。
出典・根拠リンク
- 東海大学付属相模高等学校・中等部:中等部入試情報(募集要項PDFあり)
- 四谷大塚:学校別入試結果(出願者・受験者・合格者・倍率)
- 四谷大塚:偏差値一覧(Aライン80)
- 日能研入試情報:進路情報(進路状況・主要大学合格実績)
- インターエデュ:偏差値(首都圏模試データ)・学校情報
- 公式:進路について(中等部)
- 公式:部活動(中等部)
- WILLナビ:東海大学付属相模(SAPIX目安などの参考)
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