本記事は、首都圏(埼玉・東京・神奈川など)で中学受験を検討している保護者向けに、法政大学第二中学校(通称:法政二/法政第二)の入試データと学校情報を、公式発表・各模試公開データ・受験情報サイト等から整理したものです。
※最新・最終確認は、必ず学校公式の募集要項(PDF)で行ってください。
目次
- 結論(要点)
- 基本データ
- 2026年入試:名称・日程・配点
- 偏差値比較(SAPIX/日能研R4/四谷Aライン/首都模試)
- 昨年度の入試結果と合格基準点
- 進学実績(東大・医学部・国公立・早慶上智・GMARCH)
- 学費
- 校風・学びの特色
- 部活動
- アクセス
- 併願の考え方
- 対策の要点
- 口コミの読み方
- 出典・根拠リンク
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結論(要点)
- 付属の強み:法政大学への内部推薦進学が大きな魅力(ただし一定の基準・確認テスト等あり)。
- 2026年入試:一般は2/2(第1回)と2/4(第2回)の2回(帰国生入試も別日程)。
- 試験は4科型:一般入試は国算各100点+理社各75点=350点。バランス型で「取りこぼしを減らす」戦い。
- 直近(2025年度)は高倍率:一般第1回・第2回ともに実質倍率は4倍台。安全圏で受けるより「勝負校〜実力相応校」としての位置づけが現実的。
基本データ
| 学校名 | 法政大学第二中学校 |
|---|---|
| 区分 | 私立/共学(男女別定員あり) |
| 所在地 | 〒211-0031 神奈川県川崎市中原区木月大町6-1 |
| TEL | 044-711-4321(代) |
| 公式サイト | https://www.hosei2.ed.jp/ |
2026年入試:名称・日程・配点
日程・出願期間・配点は、学校公式の「2026年度入試要項(PDF)」をもとに整理しています。
| 区分 | 試験日 | 募集 | 出願期間(Web) | 科目・配点 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 帰国生入試 | 2026/1/11 | 男女 若干名 | 2025/12/1 0:00〜12/18 16:00 | 国100+算100(計200)+面接 | 検定料:30,000円 |
| 第1回 一般入試 | 2026/2/2 | 男子70/女子70 | 2026/1/6 10:00〜1/29 23:00 | 社75+理75+国100+算100(計350) | 検定料:30,000円 |
| 第2回 一般入試 | 2026/2/4 | 男子35/女子35 | 2026/1/6 10:00〜2/3 16:00 | 社75+理75+国100+算100(計350) | 検定料:30,000円 |
試験時間(一般入試)
社会40分/理科40分/国語50分/算数50分の順(4科)。
偏差値比較(SAPIX/日能研R4/四谷Aライン/首都模試)
同じ学校でも、模試・性別・回ごとに偏差値は動きます。ここでは「公開されている代表値」を、日程ごとに並べて比較できる形にしました。
第1回(2/2)
| 模試 | 男子 | 女子 | メモ |
|---|---|---|---|
| SAPIX | — | 50 | 公開一覧(女子)に掲載の値 |
| 日能研R4 | 58 | 58 | 倍率速報ページの「予想R4」 |
| 四谷大塚(Aライン80) | 55 | 55 | 四谷大塚データベース(共学のため男女同値で公表) |
| 首都圏模試 | 69 | 69 | 首都圏模試センター学校ページの偏差値 |
第2回(2/4)
| 模試 | 男子 | 女子 | メモ |
|---|---|---|---|
| SAPIX | — | 50 | 公開一覧(女子)に掲載の値 |
| 日能研R4 | 57 | 57 | 倍率速報ページの「予想R4」 |
| 四谷大塚(Aライン80) | 56 | 56 | 四谷大塚データベース(共学のため男女同値で公表) |
| 首都圏模試 | 69 | 69 | 首都圏模試センター学校ページの偏差値 |
※SAPIXは公開データの性質上、学校・日程によって「一覧に載る/載らない」があります(本記事では女子公開一覧で確認できた値を記載)。
※偏差値は目安です。志望校検討では「合格最低点」「問題傾向」「出題形式の相性」を必ずセットで確認しましょう。
昨年度の入試結果と合格基準点
2025年度(直近)入試結果(学校公式)
| 区分 | 性別 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率(受験者/合格者) | 合格最低点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1回(2/2) | 男子 | 576 | 479 | 103 | 約4.7倍 | 219点 |
| 女子 | 585 | 461 | 97 | 約4.8倍 | 218点 | |
| 第2回(2/4) | 男子 | 386 | 326 | 69 | 約4.7倍 | 210点 |
| 女子 | 412 | 352 | 84 | 約4.2倍 | 204点 |
得点感(参考)
2025年度は、合格者平均点が第1回:合計233〜236点、第2回:合計221〜224点(男女)でした。
「最低点+α」を取りにいくなら、230点前後を当日の目標ラインとして逆算すると戦略が立てやすいです。
過去3年(2024〜2022)の倍率・最低点(一般入試)
第2回は年によって倍率が跳ねやすく、特に男子は6倍台が続いています(学校公式の実質倍率)。
| 年度 | 性別 | 第1回 実質倍率 | 第1回 最低点 | 第2回 実質倍率 | 第2回 最低点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024 | 男子 | 4.53倍 | 227点 | 6.92倍 | 223点 |
| 女子 | 3.03倍 | 218点 | 3.52倍 | 218点 | |
| 2023 | 男子 | 3.8倍 | 215点 | 6.3倍 | 227点 |
| 女子 | 4.1倍 | 222点 | 6.9倍 | 236点 | |
| 2022 | 男子 | 3.5倍 | 210点 | 6.1倍 | 209点 |
| 女子 | 4.2倍 | 215点 | 5.2倍 | 217点 |
進学実績(東大・医学部・国公立・早慶上智・GMARCH)
法政二は法政大学への内部推薦が進路の中心です。学校公式の進路ページでは、内部推薦には「日々の評価(学習成績)」「外部英語試験」「基礎的思考力確認テスト」等の基準が示されています。
| 区分(人数) | 2024 | 2023 | 2022 |
|---|---|---|---|
| 法政大学(内部推薦進学者) | 552 | 535 | 545 |
| 国公立大学 | 10 | 4 | 7 |
| 医学部(国公立) | 1 | 0 | 0 |
| 早慶上智 | 11 | 21 | 17 |
| GMARCH(他大+法政大外部受験) | 15 | 20 | 20 |
| 東大 | 学校公式掲載表では該当記載なし(=0) | ||
※上記は学校公式掲載の「進学(進路)実績表」から、カテゴリ別に再集計したものです。
※附属校のため、一般的な進学校と「合格実績の見せ方」が異なります。志望校選びでは「内部推薦で進む層」と「外部受験で出る層」を分けて見ましょう。
学費
学校公式の学費資料(PDF)より。学費は年度で変わるため、必ず最新版を確認してください。
| 項目 | 金額 | メモ |
|---|---|---|
| 入学金 | 300,000円 | 入学手続時 |
| 入学時教育充実費 | 50,000円 | 入学手続時 |
| (参考)入学検定料 | 30,000円 | 出願時(1回ごと) |
| 中1 年額合計 | 1,064,200円 | 授業料・施設費・積立等の合計 |
| 中2 年額合計 | 1,088,220円 | 同上 |
| 中3 年額合計 | 995,520円 | 同上 |
また、資料にはiPad(A16)購入費の目安:約120,000円が記載されています(学校で用意・卒業まで使用)。
校風・学びの特色
- 付属校×基準管理:「法政大学へ進める安心感」が魅力ですが、内部推薦には日々の学習評価や確認テスト等が関わるため、入学後も学習習慣が重要です。
- 4科入試=総合力:国算で作るだけでなく、理社(各75点)で得点を積み上げられるタイプは相性が良いです。
- 学校生活:部活動は週3〜5日で、ほとんどの生徒が参加。勝利至上ではなく「自主的に研究・制作・練習を築く過程」を大切にすると明記されています。
部活動
公式サイトの部活動紹介より(抜粋)。
- 中学のみ(例):中学科学部/中学野球部/中学サッカー部
- 中学・高校(例):吹奏楽部、合唱部、美術部、放送部、囲碁将棋部、カメラ部、家庭科部、茶華道部 など
- 運動部(中高共通も多数):テニス、バスケ、バレー、陸上、剣道、柔道、水泳、卓球、ラグビー など
※「中学のみ」「中高」「高校のみ」「男女のみ」など募集条件があるため、公式の部活動一覧で最終確認してください。
アクセス
最寄りは武蔵小杉駅が軸。複数路線が使えるため、埼玉(東武東上線・西武池袋線直通)や都内、横浜方面からも通学しやすい立地です。
- JR南武線「武蔵小杉駅 西口」徒歩12分
- JR横須賀線「武蔵小杉駅 横須賀線口」徒歩15分
- 東急東横線/目黒線「武蔵小杉駅 南口」徒歩10分
併願の考え方
- 2/2(第1回)は「本命〜準本命」に置きやすい日程。2/1に受験した学校の結果待ちがない分、集中しやすいのも特徴。
- 2/4(第2回)は「リカバリー(再挑戦)」として機能しやすく、年によっては倍率が上がりやすい点に注意。
- 付属志向なら「附属(内部推薦)を確保しつつ、外部受験も残す」設計が王道。安全校・実力相応校・挑戦校を日程で重ねないことがコツです。
対策の要点
- 目標得点の置き方:直近の合格最低点は第1回で218〜219点、第2回で204〜210点。安全寄りに見るなら230点前後を目標に「4科で取り切る」設計がおすすめ。
- 理社(各75点)が勝負:国算だけで引っ張るとブレやすい。理社で“安定得点”を作るほど合格が近づきます(40分対策=時間配分が鍵)。
- 過去問の使い方:まずは年度を絞らずに「1年分を本番時間で解く→直し」を回し、次に「弱点単元だけを年度横断で潰す」方式が効率的。
口コミの読み方
口コミは「事実」と「感想」が混ざります。以下の3点で読むとブレが減ります。
- 家庭の価値観が近いか:附属でのびのび/外部受験も視野、など。
- 学年・年度のズレ:制度や先生、雰囲気は変化します(投稿年は必ず確認)。
- 複数サイトで共通する論点を見る:校則・学習環境・部活・アクセスなど、繰り返し出る話題は信頼度が上がります。
例として、みんなの中学情報では「学業・部活・環境が高水準」「校則は公立より厳格だが許容範囲」といった趣旨の声が見られます。インターエデュは受験・学校生活の議論が蓄積されやすいので、説明会前後の情報収集に便利です。
出典・根拠リンク
- 【学校公式】2026年度 中学校入試要項(PDF)
- 【学校公式】中学校 入試結果
- 【学校公式】学費(PDF)
- 【学校公式】進学(進路)実績
- 【学校公式】交通アクセス
- 【学校公式】部活動
- 【四谷大塚】学校別データ(法政大学第二中)
- 【日能研】入試倍率情報(予想R4掲載ページ)
- 【SAPIX偏差値】公開一覧(女子・2026年)掲載記事
- 【首都圏模試】学校情報(偏差値)
- 【みんなの中学情報】口コミ
- 【インターエデュ】掲示板(法政大学第二)

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