神奈川大学附属中学校徹底解説|日程・偏差値(SAPIX/日能研R4/四谷大塚/首都圏模試)・倍率・合格最低点・進学実績・学費

神奈川大学附属中学校(横浜市緑区、いわゆる「神大附」)を、中学受験の視点で整理した個別校記事です。最大の特徴は、「大学附属校でありながら外部大学進学が主流」という点。2026年度入試の日程・配点・偏差値・倍率・合格最低点に加え、進学実績、学費、校風まで、保護者が比較しやすい形でまとめます。
※最新情報・最終確認は、必ず学校公式の募集要項・入試結果ページで行ってください。


目次

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結論(要点)

  • 附属校だが、実態は外部大進学比率の高い進学校タイプです。神奈川大学への推薦権を持ちながら、他大学受験にも挑める点が大きな魅力です。
  • 2026年入試は3回+帰国生。一般は2/1午後(2科)・2/2(4科)・2/4(4科)で、特に第1回は午後入試なので併願が組みやすいです。
  • 偏差値帯は中堅上位〜準難関。目安は、SAPIXで50〜51、日能研R4で59〜60、四谷大塚Aラインで55〜58、首都圏模試で69〜70です。
  • 第3回(2/4)は要注意。2026年度の実質倍率は6.2倍、合格最低点も231/350と高く、リカバリー枠でも簡単ではありません。
  • 進学実績は強いです。2025年度は、国公立大学・早慶上理・GMARCHへの進学者が128名で、卒業生の63.4%を占めています。

基本データ

学校名神奈川大学附属中学校
区分私立・共学校・完全中高一貫
所在地〒226-0014 神奈川県横浜市緑区台村町800
電話045-934-6211
最寄りJR横浜線/横浜市営地下鉄グリーンライン「中山駅」南口 徒歩15分
高校募集なし(完全中高一貫)
学校生活週6日制・登校時刻8:20
公式サイト神奈川大学附属中・高等学校 公式サイト

2026年入試:名称・日程・配点

神大附の入試は、2/1午後の2科型と、2/2・2/4の4科型に分かれています。午後入試を持つため、2月1日午前校との組み合わせがしやすいのが実務上の強みです。

区分試験日募集人数集合時刻科目・配点出願期間合格発表検定料
帰国生入試2025/12/22若干名8:20算数100点+英語100点(計200点)2025/12/1 10:00~12/17 23:59同日21:0025,000円
第1回2026/2/1(午後)60名15:00国語100点(50分)+算数100点(50分)=計200点2026/1/7 10:00~2/1 6:00同日23:0025,000円
第2回2026/2/2120名8:20国語100点+算数100点+理科75点+社会75点=計350点2026/1/7 10:00~2/2 6:00同日21:0025,000円
第3回2026/2/420名8:20国語100点+算数100点+理科75点+社会75点=計350点2026/1/7 10:00~2/4 6:00同日21:0025,000円

一般3日程を同時出願する場合、検定料は合計50,000円です。第1回を「午後のチャンス校」、第2回を「本命〜実力相応校の主戦場」、第3回を「再挑戦枠」と考えると整理しやすいです。


偏差値比較(SAPIX/日能研R4/四谷Aライン/首都模試)

共学校ですが、公開偏差値は男女同値で出るケースが多いです。なお、SAPIX公開一覧では第2回(2/2)が非掲載でした。

第1回(2/1午後・2科)

模試男子女子メモ
SAPIX5050公開一覧値
日能研R460602科・80%ライン目安
四谷大塚Aライン5858共学校のため同値公表
首都圏模試707080%偏差値の目安

第2回(2/2・4科)

模試男子女子メモ
SAPIX公開一覧で該当回の掲載なし
日能研R459594科・80%ライン目安
四谷大塚Aライン5555共学校のため同値公表
首都圏模試696980%偏差値の目安

第3回(2/4・4科)

模試男子女子メモ
SAPIX5151公開一覧値
日能研R459594科・80%ライン目安
四谷大塚Aライン5858共学校のため同値公表
首都圏模試707080%偏差値の目安

※模試によって母集団が異なるため、偏差値は「同じ模試の中で比較」するのが基本です。神大附は回ごとに難しさが動くので、偏差値だけでなく、募集人数・倍率・方式(2科/4科)もセットで見てください。


昨年度の入試結果と合格基準点

ここでは、昨年度(2025年度)直近(2026年度)を並べて確認します。受験戦略では、最新1年だけでなく、少なくとも2年分を比較する方が傾向をつかみやすいです。

年度出願者数受験者数合格者数実質倍率合格最低点
2026第1回(2/1午後)7246813232.1倍140/200
2026第2回(2/2)6995152222.3倍220/350
2026第3回(2/4)499259426.2倍231/350
2025第1回(2/1午後)7887393222.3倍141/200
2025第2回(2/2)8626862253.0倍226/350
2025第3回(2/4)572307397.9倍223/350

読み取りポイント
第1回は2科型の午後入試で受けやすく、毎年受験者が多い一方、実質倍率は2倍台前半です。中心回は定員120名の第2回ですが、本当に注意したいのは第3回です。2025年度は7.9倍、2026年度も6.2倍と高く、最低点も2025年度223点→2026年度231点へ上昇しました。
過去問の目標としては、第1回なら150点台、第2回・第3回なら240点前後を安定させたいところです。


進学実績(東大・医学部・国公立・早慶上智・GMARCH)

神大附は「大学附属校」ですが、進路実績の見方は一般的な附属校と少し違います。学校公式でも、神奈川大学への推薦権を持ちながら他大学受験にチャレンジできることを特色として打ち出しています。ここでは、最新の2025年度を、現役進学合格実績(延べ)の両方で整理します。

カテゴリ2025年現役進学2025年合格実績(延べ)補足
東京大学12現役・合格ともに輩出
医学部医学科37国公立+私立合算
国公立大学5365学校公式では大学校を含め66名合格
早慶上智30108進学は早16・慶6・上8
GMARCH40316学習院・明治・青学・立教・中央・法政
神奈川大学1161別表で内推薦16名の記載あり

卒業生202名に対して、国公立大学・早慶上理・GMARCHへの進学者は128名(63.4%)。附属の安心感を持ちつつ、「上位大学も十分狙える学校」と考えると、学校の実態がつかみやすいです。


学費

学校公式の学費ページでは、2025年度入学者適用の金額が公開されています。2026年度入学者で金額変更が入る可能性もあるため、最終確認は必ず公式ページで行ってください。

項目中1中2中3
入学金250,000円
授業料610,000円610,000円610,000円
施設設備資金180,000円180,000円180,000円
学年費161,000円188,000円188,000円
生徒会費5,000円4,000円4,000円
緑会費11,000円11,000円11,000円
年額合計1,217,000円993,000円993,000円

受験情報サイトでは初年度納入金の参考値として1,040,000円が出ることもありますが、学校公式の中1内訳まで見ると約121.7万円です。制服・制定品など別途費用もあるため、家計シミュレーションは少し余裕を持っておくと安心です。


校風・学びの特色

  • 「自ら考え、判断し、行動できる人へ」を合言葉にした完全中高一貫共学校です。
  • 附属校でありながら外部進学が主流で、神奈川大学推薦を確保しつつ他大学受験も可能。附属の安心感と進学校としての伸びの両方を求める家庭に合います。
  • 6年間を通して国公立大進学を見据えたカリキュラムを編成。中学では英語・数学・国語の時間数を多めに取りつつ、バランスよく学ぶ設計です。
  • WT(Weekly Test)を中1・中2の英数で毎週実施。不十分な場合は放課後の勉強会(補習)で学び直します。
  • 少人数・習熟度別授業放課後自習室など、学習サポートが厚めです。
  • Breakthrough English Camp、海外研修、探究の時間、1人1台タブレットPCなど、大学入試だけで終わらない学びの広がりもあります。

部活動

部活動は、学校公式でも「学習・部活動・特別活動の三位一体」と位置づけられています。活動日は週4日までが基本で、勉強との両立を意識した設計です。

主な運動部

  • 陸上競技部
  • 軟式野球部(中学)
  • 水球部
  • 剣道部
  • 硬式庭球部
  • バレーボール部
  • バスケットボール部
  • サッカー部
  • なぎなた部
  • 卓球部

主な文化部

  • 囲碁・将棋部
  • 技術家庭科部
  • 社会科研究部
  • 音楽部
  • 演劇部
  • 漫画研究部
  • 理科部
  • 美術部

「部活もやりたいが、勉強との両立も外したくない」というご家庭には相性が良い学校です。


アクセス

  • JR横浜線/横浜市営地下鉄グリーンライン「中山駅」南口から徒歩15分(約1km)
  • 横浜市営バス「240系統」森の台小学校入口下車 徒歩3分
  • 相模鉄道線「鶴ヶ峰駅」から相鉄バス「西ひかりが丘」行き 約20分 → 徒歩3分

中山駅からは徒歩圏ですが、毎日のことなので、「駅から15分」をどう感じるかは見ておきたいポイントです。説明会や学校見学では、実際の歩きやすさも確認しておくと安心です。


併願の考え方

  • 第1回(2/1午後)は、2/1午前校との併願がしやすい回です。午前に本命・実力校を受け、午後に神大附を入れる設計が組みやすいです。
  • 第2回(2/2)は募集120名の中心回。最も取りにいくなら、この回を軸に準備したいです。
  • 第3回(2/4)は募集20名で高倍率。再挑戦枠ではありますが、「安全校」「抑え校」としては置きにくいです。
  • 国算型なら第1回、4科総合型なら第2回が勝負しやすい構図です。お子さんの得点パターンに合わせて主戦場を決めると、対策効率が上がります。

対策の要点

  • 第1回は2科200点。2026年度の最低点は140点ですが、安定感を持って狙うなら150点台を目標に、国語・算数の取りこぼしを減らしたいです。
  • 第2回・第3回は4科350点。国算100点ずつに目が行きますが、理社各75点の積み上げも合否を大きく動かします。
  • 第3回は高倍率・高最低点なので、2/4で逆転するより、2/1〜2/2で仕留める設計の方が現実的です。
  • 学校の学習スタイルは、WT・補習・自習室といった継続型の学習習慣と相性が良いです。受験勉強でも「毎週やり切る型」の子が強い学校と言えます。

口コミの読み方

神大附の口コミは、主に次の3テーマに集まりやすいです。

  • 附属なのに外部受験色が強いことを魅力と見るか、少し忙しそうと見るか
  • 自然豊かなキャンパスや落ち着いた雰囲気を高評価と見るか
  • 駅からの距離を許容できるか

口コミは「良い・悪い」で読むより、自分の家庭に合う論点かで読むのがコツです。特に神大附は、学習サポート・進路の広さ・通学導線を優先順位づけして見ると、判断しやすくなります。


出典・根拠リンク


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