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2025年11月16日(日)ISS × しし座流星群を“同時に狙う”実践ガイド【新宿/横浜/立川/千葉/大宮 5駅版】

結論(要点)

  • ISS最有力パス(関東広域で共通)11/16(日)17:38〜17:48(JST)、最高高度約18°。出現は西(264°)→最高北北西(330°)→消失北東(37°)。駅間の差は概ね±1分/±数度
  • しし座流星群11/16→17夜がピーク帯。暗所で毎時〜15個目安。細い月で光害は小。勝負は1:00〜4:00
  • 戦略:①夕方にISSを短時間露光で軌跡撮影→②移動・休憩→③深夜は流星群を広角連写で“二刀流”。

当夜のISS可視パス(関東共通パラメータ)

東京基準(JST)/2025-11-16(日)

フェーズ時刻方位高度
出現(AOS)17:38頃西(約264°)10°前後
最高(MEL)17:43頃北北西(約330°)約18°
消失(LOS)17:48頃北東(約37°)10°前後

※19:17頃に最大約6°の低高度パスあり。実用上は17:38台に集中。

駅別ガイド(新宿/横浜/立川/千葉/大宮)

新宿駅

  • 推奨スポット:新宿中央公園(広場周辺)、明治神宮外苑周辺の開け。
  • 見え方西→北北西→北東の低空移動。高層・街路樹の遮蔽回避が最優先。
  • 流星群への接続:終電前に多摩川河川敷など比較的暗い場所へ移動可。

横浜駅

  • 推奨スポット:臨港パーク/ポートサイド公園/高島中央公園。海・運河側に開け、北東方向が取りやすい。
  • 見え方:みなとみらいの高層群を避け、海側へ退避して低空確保。
  • 流星群:臨海部は地平線が低く、広視野連写に適する(海風・結露に注意)。

立川駅

  • 推奨スポット:北口ペデストリアンデッキ外縁、立川公園周辺の開け。
  • 見え方西→北東へ低空。モノレール・街路樹・ビルの遮蔽ラインを事前確認。
  • 流星群多摩川河川敷に移動すると光害が減り、歩留まり向上。

千葉駅

  • 推奨スポット:千葉ポートパーク(海側)/稲毛海浜公園(移動可なら)。北東方向の視界が広い。
  • 見え方:工業地帯の灯りを背に、空の高い位置へ仰角確保。
  • 流星群:海浜部は水平線が低く、広視野で流星を拾いやすい。

大宮駅

  • 推奨スポット:見沼田んぼ(見沼自然公園周辺)/大宮第二・第三公園。北東の抜けが得やすい。
  • 見え方:樹林帯の位置関係を把握し、北東への抜けを優先。
  • 流星群:見沼田んぼエリアは市街地より暗く、深夜帯の連写に好適。

しし座流星群:極大・月明かり・ベスト時間帯

  • ピーク11/16→17夜。暗所でZHR≈15目安(実視数は空の暗さ・雲量・視野で変動)。
  • 月条件:下弦前の細い月。夜半〜3時台前半は月影響が小。
  • 時間帯1:00〜4:00が本番。放射点(しし座)は目安。空全体を広く見るのが定石。

観測・撮影の実務(スマホ/カメラ)

ISS(17:38台)

  • スマホ:星空/夜景モード、2〜10秒で連続撮影。三脚+セルフタイマー。
  • カメラ:14–24mm、F2–2.8/ISO 800–1600/2–6秒の短秒連写。出現方位→最高方位へ構図を流す。

しし座流星群(深夜)

  • スマホ:長時間露光・タイムラプス活用、固定・連写。
  • カメラ:広角、F2–2.8/ISO 3200前後/15–20秒長秒NRはOFF(連写効率優先)。暗順応20分、通知OFF。

当日チェックリスト(天候・安全・法令)

  • 天候:雲量・透明度・風を直前に確認。
  • 安全:河川敷・海辺・高所は転落・波浪・強風リスク管理。私有地/管理地のルール厳守。
  • 再確認:ISSの可視予報は更新されるため、観測直前にJAXA「#きぼうを見よう」NASA Spot the Stationで再取得。

出典・根拠リンク

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