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豊島岡女子学園中学校〖2026年入試〗偏差値・入試日程・合格基準点・学費・進学実績まとめ

豊島岡女子学園中学校(以下、豊島岡)は、桜蔭・女子学院と並ぶ「女子最難関ゾーン」に属する完全中高一貫女子校です。 この記事では、2026年入試の偏差値・日程・配点・昨年度(2025年度)入試結果・進学実績・学費・校風・併願パターン・対策のポイントまでを、 保護者目線で整理します。


目次

目次

  1. 結論(要点)
  2. 基本データ
  3. 2026年入試:名称・日程・配点
  4. 偏差値比較(SAPIX/日能研R4/四谷Aライン/首都模試)
  5. 昨年度の入試結果と合格基準点
  6. 進学実績(東大・医学部・国公立・早慶上智・GMARCH)
  7. 学費
  8. 校風・学びの特色
  9. 部活動
  10. アクセス
  11. 併願の考え方
  12. 対策の要点(教科別)
  13. 口コミの読み方
  14. 出典・根拠リンク
  15. 関連記事(女子最難関〜首都圏難関ゾーン)

1.結論(要点)

  • 豊島岡は、桜蔭・女子学院と並ぶ「女子最難関ゾーン」に属する完全中高一貫の女子進学校です。 主要模試の80%偏差値は、第1〜3回とも SAPIX60台前半・日能研R4 68〜69・四谷大塚Aライン67〜68・首都圏模試80%76〜77前後という水準で、 首都圏女子のトップクラスに位置します。
  • 2026年入試は、例年通り2月2日・3日・4日の3日間で「4教科入試(第1〜3回)」+「算数・英語資格入試」を並行実施。 4教科入試は国語100点・算数100点・理科50点・社会50点の300点満点、算数・英語資格入試は算数の得点(2倍換算)に英検級のみなし得点を加えた300点満点で判定されます。
  • 昨年度(2025年度)の4教科入試は、第1回:866名→390名(2.2倍)/第2回:412名→73名(5.6倍)/第3回:419名→77名(5.4倍)。 合格最低点はそれぞれ184点・203点・210点(300点満点)と、おおむね6〜7割前後が合格ボーダーと考えられます。
  • 2025年春の大学合格実績は、東京大学19名・京都大学3名(計22)、一橋・東京科学大・旧帝大などの難関国公立29名、 国公立大学合計129名、早慶上智259名、GMARCH253名、医学部医学科175名と、「東大+医学部」に非常に強い女子校です。
  • 学費は2025年度実績ベースで、入学金や施設費を含めた初年度の目安が約115万〜120万円前後。 毎年の授業料・諸経費はおおむね年間90万円台に加え、教材費・行事費・制服等が別途必要になります。
  • 校風は、校訓「道義実践・勤勉努力・一能専念」と、スクールミッション「志力を持って未来を創る女性の育成」を掲げる まじめで前向き・体育会系のエネルギーも強い女子校です。SSH指定校として理数・探究教育が充実しており、 部活動は原則全員参加で、文化系・体育系あわせて40以上のクラブが活動しています。
  • 併願パターンとしては、 2/1に桜蔭・女子学院・雙葉・渋谷教育学園渋谷などを受験し、2/2以降を豊島岡第1〜3回+安全校で固めるケースが典型です。 算数が得意で英検を持っている受験生は、算数・英語資格入試を活用する戦略も有力です。

※本記事の数値は、原則として2025年春までに公表された最新データをもとにしています。最終的な日程・募集要項・学費等は必ず学校公式サイトでご確認ください。


2.基本データ

項目内容
学校名豊島岡女子学園中学校
種別私立・女子校・完全中高一貫(高校募集なし)
所在地〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-25-22
電話03-3983-8261
アクセス(概要)JR・私鉄・東京メトロ「池袋」駅東口 徒歩約7分/
東京メトロ有楽町線「東池袋」駅 徒歩約2分 ほか
設置者学校法人 豊島岡女子学園
創立1892年(明治25年)
校訓・教育方針校訓「道義実践」「勤勉努力」「一能専念」/
スクールミッション「志力を持って未来を創る女性」の育成/
SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校として探究・理数教育を重視
高等学校豊島岡女子学園高等学校(2022年度入試以降、高校からの募集停止)
募集定員(中1)240名(第1回160名・第2回40名・第3回40名、算数・英語資格入試は各回「若干名」扱い/帰国生含む)
公式サイトhttps://www.toshimagaoka.ed.jp

3.2026年入試:名称・日程・配点

3-1.入試方式の全体像

  • 入試回数:2月2日〜4日にかけて4教科入試(第1〜3回)+算数・英語資格入試を実施
  • 募集:中学第1学年 女子240名(4教科入試第1回160名/第2回40名/第3回40名、算英入試は各回とも「若干名」)
  • 試験会場:本校(東京都豊島区東池袋)
  • 試験科目:
    • 4教科入試:国語・算数・社会・理科(4科)
    • 算数・英語資格入試:算数+英検級のみなし得点
  • 面接:実施なし
  • 出願:インターネット出願のみ(紙の募集要項配布はなし)

3-2.4教科入試(第1〜3回)の日程・配点

入試区分試験日(2026年)募集人数試験科目配点試験時間(目安)合格発表
第1回(4教科)2月2日(月) 午前160名(帰国生含む)国語・算数・社会・理科国語100点/算数100点/社会50点/理科50点(計300点)各教科50分(4教科とも)試験当日 19:00 頃(Web発表)
第2回(4教科)2月3日(火) 午前40名(帰国生含む)国語・算数・社会・理科同上(計300点)同上試験当日 19:00 頃(Web発表)
第3回(4教科)2月4日(水) 午前40名(帰国生含む)国語・算数・社会・理科同上(計300点)同上試験当日 19:00 頃(Web発表)

※配点・試験時間は2025年度入試および公開情報をもとにした内容です。必ず2026年度「生徒募集要項」で最新の数字をご確認ください。

3-3.算数・英語資格入試の概要

  • 実施日:4教科入試と同日の2月2日・3日・4日(各日午前)
  • 募集人員:各回とも「若干名」(4教科入試の募集に含まれる扱い)
  • 試験科目:算数1教科(筆記試験)+英検の取得級に応じたみなし得点
  • 判定方法:
    • 算数の素点(100点満点)を2倍換算(200点満点)
    • 英検の取得級に応じて「みなし得点」(最大おおむね100点程度)が加算され、合計300点満点で合否判定
  • 対象となる英語資格:実用英語技能検定(英検)の一定級以上(原則として中学入学前一定期間内に取得した級が対象)

※英検の対象級・みなし得点の具体的な換算表は年度ごとに異なる可能性があります。
必ず豊島岡公式サイトの「生徒募集要項」および「算数・英語資格入試」の説明資料で最新情報を確認してください。

3-4.WEB出願期間(2026年入試)

  • 1回4教科入試:2026年1月10日(土) 0:00 〜 1月31日(土) 12:00
  • 2回4教科入試:2026年1月10日(土) 0:00 〜 2月2日(月) 12:00
  • 3回4教科入試:2026年1月10日(土) 0:00 〜 2月3日(火) 12:00
  • 算数・英語資格入試(1〜3回共通):2026年1月10日(土) 0:00 〜 1月24日(土) 12:00

※出願締切時間は「正午(12:00)」と細かく指定されています。時間ぎりぎりの出願は避け、余裕を持って手続きしてください。


4.偏差値比較(SAPIX/日能研R4/四谷Aライン/首都模試)

4-1.位置づけのイメージ

  • 女子校としては桜蔭・女子学院と並ぶ最難関ゾーンで、共学校上位(渋渋・渋幕など)と同等〜やや上の帯に位置します。
  • 第1回よりも第2回・第3回のほうが、やや偏差値が高めに出る傾向があります。
  • 「中堅〜上位校の押さえ」ではなく、豊島岡を第一志望に据えるご家庭が明らかに増えているのが近年のトレンドです。

4-2.主要模試4社の80%偏差値(目安)

※SAPIXは2026年入試向け予想80%偏差値、日能研R4は2025年度R4一覧、四谷大塚Aラインは最新の学校別ページ、 首都圏模試は2026年入試向け80%偏差値(女子)をベースにした目安です。

入試回SAPIX 80%日能研R4四谷大塚 Aライン(80%)首都圏模試(80%/女子)
第1回(2/2・4科)61(予想)68(2025年度実績)6776前後
第2回(2/3・4科)62(予想)69(2025年度実績)6877前後
第3回(2/4・4科)62(予想)69(2025年度実績)6677前後
  • SAPIX基準では、第1回で偏差値61・第2・3回で62が「合格可能性80%」の目安。 女子最難関の中では、桜蔭よりわずかに低く、女子学院とほぼ同等のゾーンです。
  • 日能研R4・四谷Aライン・首都圏模試の数字を総合すると、いずれの回も「女子御三家級」の難度と考えて問題ありません。

5.昨年度の入試結果と合格基準点

ここでは、2025年度(2025年2月実施)の4教科入試(第1〜3回)の実績を整理します。 算数・英語資格入試も実施されていますが、公表データが限定的なため、ここでは4教科入試を中心にまとめます。

5-1.受験者数・合格者数・倍率(2025年度)

入試回受験者数合格者数実質倍率
第1回(2/2・4科)866名390名2.2倍
第2回(2/3・4科)412名73名5.6倍
第3回(2/4・4科)419名77名5.4倍
  • 第1回は募集160名に対して合格390名と、やや多めに合格を出しつつ実質倍率2.2倍程度。
  • 第2・3回は募集40名に対して70名台前半の合格となっており、倍率は5倍台とぐっと厳しくなります。

5-2.合格最低点・平均点(2025年度・4教科入試)

入試回合格最低点合格者平均受験者平均満点
第1回(4科)184点201.9点177.9点300点
第2回(4科)203点216.6点180.1点300点
第3回(4科)210点222.0点186.5点300点
  • 第1回の合格最低点は184点/300点(約61%)
  • 第2回は203点(約68%)、第3回は210点(約70%)と、回を追うごとにボーダーが上がっています。
  • 豊島岡の4教科入試は、「7割弱〜7割」が合格ライン、「7割強」が安全圏というイメージで、 特に算数の出来が合否に大きく影響します。

6.進学実績(東大・医学部・国公立・早慶上智・GMARCH)

2025年春の大学合格実績(中高一貫+高入生合算)を、代表的な区分ごとに整理します。 数字はいずれも延べ人数です。

6-1.難関国公立・医学部・難関私大

区分合格者数(延べ)補足
東京大学+京都大学22名東京大学19名/京都大学3名
一橋大学・東京科学大学・旧5帝大29名北海道大・東北大・名古屋大・大阪大・九州大を含む
国公立大学(合計)129名大学校・準大学含む
早稲田・慶應・上智259名早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学
GMARCH253名学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政
医学部医学科175名国公立+私立医学部医学科の合計
  • 東京一工+旧帝大レベルへの合格実績が非常に厚く、国公立大合格者129名という数字も突出しています。
  • 医学部志向が非常に強い学校で、医学部医学科175名という実績は全国的にもトップクラスです。 私立医だけでなく、国公立医学部にも一定数の合格者を出しています。
  • 早慶上智・GMARCHだけで500名超と、難関私大への合格実績も非常に充実しており、 「東大か医学部か」という二択だけではなく、志望や適性に応じた多様な進路選択が可能です。

7.学費

ここでは、2025年度実績にもとづく中1初年度の目安を整理します。 正確な金額・改定の有無は、必ず学校公式の「学費・諸経費」案内をご確認ください。

7-1.入学時納入金(中1・目安)

項目金額(目安)
入学金約320,000円
施設設備費・入学時諸費20万〜30万円台前半
その他(制服・指定品 等)約15万〜20万円前後

7-2.年間の校納金(中1・目安)

項目年額(目安)
授業料約650,000円前後
施設維持費・教育充実費 等約200,000〜250,000円前後
生徒会費・保護者会費 等約30,000〜40,000円前後

これらに加えて、

  • 教材費・校外学習費・行事費の預り金(中1で年額十数万円程度)
  • 通学定期代・塾代など家庭側負担

が必要となります。 入学金を含む初年度のトータルキャッシュアウトは、おおむね115万〜120万円+αを見込んでおくと、資金計画は立てやすくなります。


8.校風・学びの特色

8-1.「道義実践・勤勉努力・一能専念」と女子最難関の学習環境

  • 創立130年超の伝統校でありながら、校舎・設備は比較的新しく、学習環境は整っています。
  • 校訓は「道義実践」「勤勉努力」「一能専念」。
    「一つのことをやり抜く力」「他者への思いやり」「社会に貢献する志」を重視する教育方針です。
  • 学習面では、高い基礎学力+発展的な問題に取り組む姿勢を重んじており、 宿題や小テストも一定量をきちんとこなしていくスタイルです。

8-2.SSH・理数教育・探究的な活動

  • 文部科学省指定のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)として、理数・探究活動が非常に盛んです。
  • 大学や研究機関との連携プログラム、理科系の課題研究発表会、海外研修など、探究型学習の機会が多数あります。
  • 理系志望・医学部志望の生徒にとって、早い段階から本格的な理系教育を受けられる環境と言えます。

8-3.完全中高一貫・女子校という環境

  • 2022年度から高校募集を停止し、完全中高一貫体制に移行しました。
  • 中1〜高3まで同じ学園で過ごす6年間の中で、人間関係が安定し、学習・部活・行事に腰を据えて取り組めるのが特徴です。
  • 女子校らしく、責任感が強くよく動くタイプの生徒が多く、行事運営や委員会活動なども生徒主体で進みます。

9.部活動

豊島岡の部活動は「全員いずれかのクラブに所属する」ことが原則で、文化系・体育系を合わせて40以上の部が活動しています。

9-1.文化系クラブの例

  • 文芸部・政経部・地歴部・数学部・生物部・化学部・天文部 などの学術系
  • 英語劇部・英会話部・コーラス部・吹奏楽部・ギター部・マンドリン部・軽音楽部・弦楽合奏部 など音楽・表現系
  • 美術部・漫画イラスト部・書道部・写真部・映画部 など芸術系
  • 割烹部・手芸部・洋裁部・茶道部・花道部・琴部・礼法部・百人一首部 など伝統文化・家庭系
  • コンピュータ部・新聞部・クイズ研究部・囲碁部・将棋部・珠算部・放送部 など

9-2.体育系クラブの例

  • バレーボール部・バスケットボール部・硬式テニス部・卓球部・体操部・ダンス部・エアロビクス部・水泳部・登山部 など
  • 剣道部・舞踊研究部・阿波踊りの「桃李連」など、豊島岡らしい特色あるクラブもあります。

勉強との両立を前提としつつも、「毎日1時間前後を集中して活動する」スタイルで、全国レベルで活躍する部もあります。


10.アクセス

項目内容
所在地〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-25-22
最寄り駅JR・私鉄・地下鉄「池袋」駅東口 徒歩約7分/
東京メトロ有楽町線「東池袋」駅 徒歩約2分 ほか

池袋駅から徒歩圏内という立地のため、東京23区内はもちろん、埼玉南部・西部からの通学もしやすい学校です。 通学時間が60分前後に収まるかどうかを一つの目安として検討するとよいでしょう。


11.併願の考え方

11-1.2月1日〜4日の全体像

  • 2月1日:桜蔭・女子学院・雙葉・渋谷教育学園渋谷・渋幕(千葉会場)など女子最難関〜難関共学校が集中
  • 2月2日:豊島岡第1回(4科+算英)ほか、多くの女子難関校の第2・第3回入試
  • 2月3日:豊島岡第2回、首都圏の多くの難関校が追加回を実施
  • 2月4日:豊島岡第3回、女子最難関・難関校のラストチャンスが並ぶ日程

11-2.典型的な併願パターン(イメージ)

豊島岡を本命〜準本命に置くご家庭で、よく見られるパターンの一例です(偏差値や志向により調整が必要です)。

(A) 豊島岡「第一志望」パターン

  • 1月:栄東・開智・市川・渋幕などで1〜2校は合格を確保
  • 2/1:桜蔭 or 女子学院(チャレンジ)
  • 2/2:豊島岡 第1回(4科)
  • 2/3:豊島岡 第2回(4科 or 算英)
  • 2/4:豊島岡 第3回+安全校1校

(B) 共学校との併願バランス型

  • 2/1:渋渋・渋幕・早稲田実業など共学校系を軸に
  • 2/2:豊島岡 第1回(4科)
  • 2/3:豊島岡 第2回+共学校難関校
  • 2/4:豊島岡 第3回 or 共学校の追加回

(C) 算数・英語資格入試を活かすパターン

  • 英検準2級〜2級以上を早期に取得し、算数が得意なタイプの受験生向け
  • 2/2〜4のいずれかで4科と算英を両方出願し、チャンスを最大化するケースもあります。

※豊島岡は「連続受験者への補欠合格優遇」があるとされるため、
第1〜3回を通して複数回チャレンジするかどうかも、戦略上のポイントになります。


12.対策の要点(教科別)

豊島岡の入試は4教科とも標準〜やや難レベルの問題を中心にしつつ、 特に算数で高得点を取れるかどうかが合否を大きく左右する入試です。

12-1.算数

  • 出題分野は、数の性質・規則性・場合の数・速さ・比・割合・立体図形・平面図形と幅広く、 「標準問題を確実に取り切る力+立体図形・論理系の応用問題への対応力」が必要です。
  • 合格者平均は100点満点中70点台前後となる年度が多く、 「8割近くまで伸ばせるか」が合格者平均ラインのイメージです。
  • 対策としては、
    • 基礎〜標準レベルの演習を反復し、処理スピードと正確性を高める
    • 立体図形・図形の切断・回転体・論理パズル系の良問に計画的に取り組む
    • 過去問演習では、「取るべき問題」「捨てる問題」の見極めと時間配分を徹底

12-2.国語

  • 長文読解(小説・随筆・評論など)+知識問題(漢字・語句)がバランスよく出題されます。
  • 記述問題の配点が大きい年度も多く、本文の根拠を押さえたうえで、自分の言葉でまとめる力が求められます。
  • 対策としては、
    • 塾テキスト・良質な問題集で、毎回「根拠に線を引いてから書く」習慣を付ける
    • 80〜120字程度の記述を、構成を意識して書く練習を継続する
    • 語彙・漢字は小6前半までに仕上げ、小6後半は読解・記述に時間を振り向ける

12-3.社会

  • 地理・歴史・公民をバランスよく出題しつつ、資料読み取り・グラフ・統計などが頻出です。
  • 単純暗記ではなく、因果関係・背景事情まで押さえた理解が要求されます。
  • 対策としては、
    • 地理・歴史・公民の基礎事項を一通り仕上げたうえで、資料問題を多めに演習する
    • 時事問題対策として、ニュース・社説・子ども向け時事解説を定期的に読む

12-4.理科

  • 物理・化学・生物・地学がバランスよく出題されます。
  • 記述・作図・グラフ読み取りなど、「説明させる問題」が多いのが特徴です。
  • 対策としては、
    • 基本事項・公式の暗記にとどまらず、原理・理由を言葉で説明する練習をする
    • 計算問題・グラフ問題の演習量を十分に確保する

13.口コミの読み方

豊島岡は人気校ゆえに、インターネット上にはさまざまな口コミ・体験談があふれています。 情報源としては、

  • インターエデュ(学校別スレッド・大学合格実績データ)
  • みんなの中学情報・首都圏模試センターの学校紹介ページ
  • 大手進学塾の学校紹介・入試分析記事

などが代表的です。

口コミを見る際のポイントは、次の通りです。

  • 投稿時期:制度変更(高校募集停止・算数・英語資格入試の開始)前の情報は、現在と状況が異なる可能性があります。
  • 投稿者の立場:在校生・卒業生・保護者なのか、受験生側なのかで見えている景色が違います。
  • 極端な意見に引きずられない:非常にポジティブ/ネガティブな声は、体験が特殊であるケースも多いです。

最終的には、 学校説明会・文化祭・個別相談・塾経由の最新情報を組み合わせて判断されることをお勧めします。


14.出典・根拠リンク

本文のデータは、主に以下の情報源をもとに整理しています(いずれも2025年12月時点の公開情報)。

  • 豊島岡女子学園中学校・高等学校 公式サイト(学校案内・生徒募集要項・入試結果・大学合格実績・クラブ活動)
  • 豊島岡女子学園「2026年度 生徒募集要項」・「WEB出願について」ページ
  • 中学受験コベツバ「豊島岡女子学園中入試の解体新書」(偏差値・受験者数・合格最低点等の整理)
  • Study1「豊島岡女子学園中学校」大学合格実績・入試情報・学費情報
  • 日能研「予想R4一覧」「入試要項(2026年入試)」・四谷大塚・首都圏模試センターの学校情報ページ
  • リセマム・インターエデュなどの大学合格実績記事・ランキング記事

※学校側の発表や模試会社のデータは随時更新されます。
最新の数字・募集要項・日程は、必ず公式サイトおよび各社の最新資料をご確認ください。


15.関連記事(女子最難関〜首都圏難関ゾーン)

豊島岡女子学園を検討するご家庭が、あわせて読んでおくと比較しやすい記事・ページの一例です。

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