法政大学中学校〖2026年入試〗偏差値・日程・倍率・合格最低点・学費・内部進学を徹底解説

目次

結論(要点)

MARCH附属共学東京(吉祥寺・三鷹エリア)

ポイント1法政大学中学校は、「法政大学への内部進学(推薦)」を強みにした共学校。上位層の“超難関校一択”とは異なり、大学まで見据えて安定した進路設計を重視するご家庭に適した選択肢です。

ポイント22026年度は2/1・2/3・2/5の3回入試。4科(国算各150点+理社各100点=合計500点)、面接なしの学力勝負です。

ポイント32025年度(昨年度)の合格判定点(最低)は297〜300点/500点で推移。目安は総得点の6割前後を安定させる戦略です。

ポイント4偏差値は、四谷大塚Aライン80%で54〜57(日程で変動)。首都圏模試では68〜70帯。「MARCH附属の中堅上位〜上位帯」の位置づけです。

基本データ

学校名法政大学中学校・高等学校(法政大学中学高等学校)
所在地東京都三鷹市牟礼4-3-1
設置形態私立・共学校(中高併設)
大学附属法政大学(内部推薦制度あり)
創立1936年(共学化は2007年)
授業3学期制/週6日制/45分授業(学校基本情報より)
高校募集あり(外部募集あり:年度により人数変動)
最寄り京王井の頭線「井の頭公園」駅 徒歩約12分/JR「吉祥寺」駅からバス+徒歩

2026年入試:名称・日程・配点

2026年度(2026年4月入学)の中学入試は、例年通り3回実施です。各回とも男女比が概ね1:1になるよう合格者数を調整する旨が明記されています。

試験日募集人員出願期間(WEB)科目・配点(合計)試験時間合格発表入学手続締切面接
第1回2026/2/1(日)男女 約50名2026/1/10(土)8:00〜1/23(金)23:59国150・算150・社100・理100(500点)国50分/算50分/社35分/理35分当日インターネット2026/2/4(水)16:00なし
第2回2026/2/3(火)男女 約50名国150・算150・社100・理100(500点)国50分/算50分/社35分/理35分当日インターネット2026/2/6(金)16:00なし
第3回2026/2/5(木)男女 約40名国150・算150・社100・理100(500点)国50分/算50分/社35分/理35分当日インターネット2026/2/6(金)16:00なし

当日のタイムテーブル(全回共通)

集合1時限2時限3時限4時限
8:20国語 8:40〜9:30算数 9:50〜10:40社会 11:00〜11:35理科 11:55〜12:30

入学金は300,000円(募集要項)。細部(持ち物・集合場所・受験票等)は必ず募集要項原本で確認してください。

偏差値比較(SAPIX/日能研R4/四谷Aライン/首都模試)

同じ学校でも「模試の母集団」「設問の性質」「受験者層」が異なるため、偏差値はズレます。ここでは“日程別”に整理して、併願設計に使える形に落とします。

日程SAPIX
80%(目安)
日能研
R4(80%)
四谷大塚
Aライン80%
首都圏模試
80%
第1回2/145〜46(目安)60前後(目安)5468
第2回2/346(参考)60前後(目安)5769
第3回2/546(参考)60前後(目安)5770

※四谷大塚は学校別ページのAライン80%を記載。首都圏模試は学校DB上のレンジ(68〜70)に基づき日程差を反映。SAPIX(2/3・2/5の数値)は公開情報上の言及を参考値として掲載。日能研R4は最新版PDFで日程別に更新されるため、最終確認は公式PDFで行ってください(本文末にリンクあり)。

昨年度の入試結果と合格基準点(2025年度)

2025年度 志願者・受験者・合格者・実質倍率

試験日募集人員応募者数受験者数合格者数実質倍率合格判定点(最低)
第1回2025/2/160247226842.7299/500
第2回2025/2/3604293271552.1297/500
第3回2025/2/540349307983.1300/500

ポイント:合格判定点(最低)はほぼ300点前後=6割。極端な“1科目勝負”ではなく、4科を崩さない設計が有効です。

2025年度 科目別(最高・最低・平均)と合格判定点

区分国語(150)算数(150)社会(100)理科(100)合格判定点(500)
最高最低平均最高最低平均最高最低平均最高最低平均最高最低平均
第1回
2/1
受験者1143279.5122067.6922667.7882964.2379299327.5
第2回
2/3
受験者1121977.0128070.8922165.0883064.9397297327.7
第3回
2/5
受験者1171679.8123065.5871457.6962362.3409300327.1

※学校公式「入試結果」掲載データをそのまま整理。年により難度・平均は変動します。

進学実績(法政大への内部進学+他大学:東大・医学部・国公立・早慶上智・GMARCH)

附属校のため、進路の中心は法政大学への内部推薦です。最難関国立や医学部を主戦場にする学校とは「出口設計」が異なるため、“大学までのレールを安定させたい”ご家庭ほど相性が良いタイプです。

区分見方(保護者向け)目安・コメント
法政大学への内部進学「推薦資格の取得率」「実際の進学率」が最重要KPI推薦資格取得者が高水準で、実際の進学も大半が法政大学へ(附属としての強み)。
東大附属校は母集団が“内部進学中心”のため、数は多くなりにくい年度により差。外部受験層が一定数いるかがポイント。
医学部医学科内部進学とは別ルート(外部受験)になるため、志望者の厚みが鍵医学部志望は早期に外部受験前提で戦略設計を。
国公立「内部推薦を捨てるのか、併走するのか」を早めに決める外部受験組が狙う領域。科目設計・評定の両面管理が必要。
早慶上智外部受験で最も現実的に狙いやすい“難関私大帯”推薦を残しつつ併願も可能(ただし学内基準の確認が必須)。
GMARCH(法政以外)「法政以外に進学したい」場合の到達点併願先としては現実的。進路希望によっては内部進学と比較検討。

※内部進学の詳細(推薦基準・学部配属等)は年度で運用が変わり得るため、学校説明会・進路資料で確認を推奨します。参考情報として「推薦資格取得者97.4%」「進学在籍者のうち約9割が法政大学へ進学」等の外部まとめもあります。

学費

中1の初年度納入金(2025年度実績・変更の可能性あり)は、入学金+年額(授業料等)の構造です。

区分金額内訳(年額:中1)
入学金300,000円入学手続時に納入
年額(授業料等 合計)981,535円授業料585,000/教育充実費255,000/実験実習料18,000/体育実習料12,000/生徒会費6,000/クラス費15,000/教材費11,200/災害共済掛金550/連絡網3,960/健康診断5,775/防災備品2,550/スキー教室50,000/スクールランチ16,500
初年度合計(目安)1,281,535円入学金+年額(授業料等)

※別途費用例:PTA入会金・会費、制服・指定品、タブレットPC等。年額は前期・後期の2回引落し(前期511,535円/後期470,000円)として示されています。

「別途かかりやすい費用」チェックリスト

  • 制服・指定品(通学かばん/体育用品/上履き等)
  • ICT端末(タブレットPC等)
  • 行事費(宿泊行事・校外学習 等)
  • 定期代(吉祥寺駅からバス利用の場合はバス代も)

校風・学びの特色

附属ならではの「大学までの見通し」と、6年間の土台づくり

法政大学中学校は、附属校として大学進学の安心感を持ちつつ、中高6年間で基礎学力・思考力・表現力を積み上げる設計です。難関校のように“外部受験一直線”ではない分、部活・行事・探究的な学びと学業の両立に価値を置く家庭と相性が出やすいです。

「共学」×「都心アクセス」×「落ち着いた生活圏」

吉祥寺・三鷹エリアは、通学環境として人気が高いゾーンです。共学校を希望する層にとって、生活圏・交通利便・学校規模のバランスが取りやすい点が魅力になります。

部活動

附属校は「受験が終わってからの6年間」を重視するご家庭が多く、部活・行事への参加率が高くなりやすい傾向があります。法政大学中学校も、運動部・文化部ともに一定の選択肢があり、学業と両立しながら活動しやすい設計です。

※部の新設・統廃合、活動頻度は年度で変わるため、学校公式・説明会資料で最新確認を推奨。

アクセス

徒歩ルート京王井の頭線「井の頭公園」駅 徒歩約12分
バス利用JR中央線「吉祥寺」駅 公園口からバス乗車→「西町四丁目」下車 徒歩約2分
通学設計の要点「徒歩のみ」or「駅+バス」を家庭の生活圏に合わせて選べる。朝の混雑・バス待ち時間も含め、模擬通学を推奨。

併願の考え方

法政大学中学校は、MARCH附属志望の「本命・準本命」に入りやすい学校です。3回入試があるため、2/1で勝負→2/3・2/5でリカバリーという設計が組みやすいのが実務上の強みです。

併願パターン例

  • MARCH附属軸:2/1 法政大① → 2/2(他校)→ 2/3 法政大② → 2/5 法政大③(保険厚め)
  • 共学校志向:2/1 法政大① → 2/2(芝国際・三田国際など)→ 2/3(広尾・中大横浜など)
  • 男子校/女子校併願の比較検討:共学を軸に据えつつ、2/2〜2/4で別学の学校も受験して「校風フィット」を見極める

※2月前半は同日程に人気校が集中します。移動時間・午後入試の有無・本人のメンタル負荷まで含めて“現実に回せる計画”に落とすのが重要です。

対策の要点

配点が大きいのは国語・算数(各150点)。理社(各100点)で大崩れしない“4科総合型”が勝ち筋です。

国語(150点):読み切る力+設問処理速度

  • 設問数・文章量に対して「時間内に処理する」練習が効きます。
  • 記述がある年は、根拠→結論の型で短く正確に。

算数(150点):標準〜やや難で差が出る

  • 頻出単元(比・速さ・図形・場合の数・数の性質)を“落とさない化”。
  • 解ける問題を確実に取り、難問は部分点狙いの判断を。

理科・社会(各100点):知識+資料読み取り

  • 理科は実験考察・グラフ読み取りも想定し、用語暗記だけで終わらない学習を。
  • 社会は地理・歴史・公民の基礎に加え、資料問題の処理を強化。

過去問の回し方(目安)

  • 直近5〜7年分を「本番時間」で実施し、得点推移を記録。
  • 合格判定点が300点前後のため、330点(+30点)を安定させるのが一つの目標ライン。

口コミの読み方

口コミは有用ですが、「投稿者の立場」「投稿時期」によりバイアスが出ます。法政大学中学校のような附属校では、特に次の視点で整理すると判断が速くなります。

  • 内部進学の満足度:推薦制度を“メリット”と捉える家庭か、“物足りない”と捉える家庭かで評価が割れます。
  • 通学(バス利用)の負担:吉祥寺駅からのバスが生活にフィットするかは家庭差が大きい領域です。
  • 学習負荷と部活の両立:附属校らしい学校生活を期待するか、外部受験並みの負荷を求めるかでギャップが出ます。

出典・根拠リンク

サイト内:中学受験カテゴリ

サイト内:同偏差値帯(MARCH附属・近い難易度)

サイト内:人気校(併願設計の比較に有用)

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