芝浦工業大学附属中学校(芝浦工大附)〖2026年入試〗徹底解説|日程・配点・偏差値・倍率・合格最低点・進学実績

目次

結論(要点)

ポイント1芝浦工大附は「理工系教育×大学連携×探究」を前面に出す都内の共学校。豊洲エリア共学理工系探究で検索流入が取りやすい学校です。

ポイント22026年度は2/1(日)第1回2/2(月)第2回2/2(月)午後に「言語・探究/英語」の3枠(午後は2方式)で勝負。4科は国算の比重が高い一方、午後枠は「適性・思考力(言語・探究)」または「英語力(英語入試)」で差別化できます。

ポイント32025年度入試(参考)では、実質倍率が第1回3.9倍/第2回4.7倍。午後の言語・探究6.0倍英語15.0倍と難関。合格最低点(全教科合計)は第1回200点/第2回206点、午後は言語・探究124点英語128点でした(いずれも学校公表)。

ポイント4進路面は芝浦工業大学への推薦進学を軸に、国公立・難関私大も狙える構造。2025年3月卒では、卒業生221名のうち芝浦工大推薦進学が122名(55.2%)という公表データがあります。

基本データ

学校名芝浦工業大学附属中学校・高等学校(通称:芝浦工大附/芝工大附)
所在地東京都江東区・豊洲エリア(詳細住所は学校公式サイトの「アクセス」で要確認)
設置形態私立・共学・中高一貫(高校募集あり)
系列大学芝浦工業大学(高大連携・推薦進学制度あり)
教育キーワード理工系教育/大学連携教育/探究(思考力)/ICT・STEAM/グローバル
入試の特徴4科に加え「言語・探究」「英語」方式(午後枠)を用意。方式選択で併願戦略を組みやすい。
最寄り駅(目安)東京メトロ有楽町線・ゆりかもめ「豊洲」周辺/ゆりかもめ「新豊洲」周辺

※「芝浦工業大学柏中学校(芝柏)」と学校名が似ています。こちらは都内・豊洲の「芝浦工業大学附属」の解説です。

2026年入試:名称・日程・配点

2026年度(2026年4月入学)の一般入試は、第1回(2/1)・第2回(2/2)・第2回午後(言語・探究/英語)の構成です。出願はWEB出願、合格発表はWEB(21:00)で実施されます。

区分試験日募集科目・配点試験時間開始目安面接検定料
第1回入試2026/2/1(日)90名国語100・算数100・理科80・社会40(計320)
※国算理は「聞き取り」要素を含む構成
国50分/算50分/理40分/社20分9:30開始(集合8:30目安)なし25,000円
第2回入試2026/2/2(月)50名国語100・算数100・理科80・社会40(計320)国50分/算50分/理40分/社20分9:30開始(集合8:30目安)なし25,000円
第2回(午後)言語・探究入試2026/2/2(月)15名(英語と合算)言語・探究100+算数100(計200)言語・探究40分/算数30分15:00開始(集合14:30目安)なし25,000円
第2回(午後)英語入試2026/2/2(月)15名(言語・探究と合算)英語100+算数100(計200)英語40分/算数30分15:00開始(集合14:30目安)なし25,000円

※出願期間・当日の詳細時程・注意事項は、必ず学校公式「2026年度中学校入学試験要項」で最終確認してください。

偏差値比較(SAPIX/日能研R4/四谷Aライン/首都模試)

偏差値は模試・回・性別で変動します。ここでは「男子校・共学男子」一覧(2025年秋時点の公開データ整理)から、芝浦工大附の値を抜粋します。

日程SAPIX
80%
日能研
R4(80%)
四谷大塚
Aライン80%
首都圏模試
80%
第1回2/147565568
第2回2/248565769
特色(午後)2/25668

※出典:海外赴任ガイド「中学受験2026|東京の中学校偏差値ランキング|サピ・日能研・四谷・首都模試」(男子校・共学男子一覧)。性別・回別の掲載方法は媒体により異なります。

昨年度の入試結果と合格基準点(2025年度)

2025年度 入試結果(志願者・倍率)

区分試験日定員応募者受験者合格者実質倍率
第1回2/190446(女子104)417(女子97)108(女子34)3.9
第2回2/250564(女子147)393(女子98)84(女子30)4.7
言語・探究2/215(英語と合算)230(女子64)155(女子44)26(女子7)6.0
英語2/215(言語・探究と合算)39(女子10)30(女子8)2(女子0)15.0

出典:学校公式「中学入試結果(2025年度)」。()内は女子内数。

2025年度 合格最低点(全教科合計)

区分合格最低点読み替えのコツ
第1回(4科)200点概ね「5割強」イメージで捉えると安全。年度により難易度が動きます。
第2回(4科)206点第2回は母集団が変わりやすく、難化・易化の振れが出やすい回です。
言語・探究(2科)124点思考系(言語・探究)+算数の「総合力」。算数で崩れると厳しい。
英語(2科)128点英語で差がつくが、算数が難しい年は算数で落ちるケースが出ます。

※2026年度は配点・設計が変更されているため、過年度の最低点は「点数そのもの」ではなく、割合・難易度感の参考として活用するのが実務的です。

教科別の得点傾向(2025年度・参考)

教科配点受験者平均合格者平均コメント
第1回国語12058.569.5読解+処理速度。取りこぼしを減らす運用力が差になります。
第1回算数12055.273.2合否差が出やすい科目。標準~やや難で「完答力」が必要。
第1回理科10056.370.9実験・考察の読み取りで差。計算・グラフも要注意。
第2回国語12068.181.7第2回は国語の平均が上がり、ミスが致命傷になりやすい。
第2回算数12057.373.5安定して得点できる層が強い回。基礎~標準の落とし穴対策が重要。
第2回理科10047.961.7理科が難化しやすい年は、国算で“耐える”戦略が有効。
言語・探究言語・探究10059.372.1文章・資料の読み取り+自分の言葉で整理する力。
言語・探究算数10040.066.0算数がかなり差を生む回。短時間で“取る問題を取る”判断が要。
英語英語10072.180.5英語で得点しても算数で崩れると厳しい(算数必須)。
英語算数10029.462.5算数が難関。英語型=“英語だけ”では受からない設計。

出典:学校公式「中学入試結果(2025年度)」の教科別データより要約。

進学実績(東大・医学部・国公立・早慶上智・GMARCH)

芝浦工大附の進路は、芝浦工業大学への推薦進学を軸にしつつ、外部受験(国公立・私大)も併走できるのがポイントです。ここでは学校公式の「進路状況(2025年3月卒)」から、保護者が押さえたい論点に絞って整理します。

区分2025年3月卒(公表ベース)補足
卒業生数221名学校公式の進路状況ページに記載。
芝浦工業大学 推薦進学122名(55.2%)「推薦進学で安定」させる戦略が組みやすいのが強み。
国公立大学等17名京大1/東北大1/東京科学大2/電通大4/横国2/千葉1/農工2/都立1 ほか。
東大学校公式の当該年度一覧に掲載がある場合はそちらが確定情報です。
医学部医学科医歯薬系を含めた進路は年度変動が大きいので、公式の合格実績表を参照してください。
早慶上智・GMARCH私立大学の合格者数(過去3年分・現役/既卒別)は学校公式ページに一覧掲載があります。

※合格者数は「延べ(重複)」です。推薦進学と外部受験をどう配分するかが、家庭の意思決定ポイントになります。

学費

学費は年度で改定があり得るため、必ず学校公式の「中学入学生学費等納入金」を一次情報として確認してください。ここでは、入試要項上で明示される費用(検定料)と、実務上の見積りレンジを整理します。

区分金額備考
入学検定料25,000円1回あたり(出願はWEB)。同一校で複数回受験する場合は回数分を想定。
初年度納入金(目安)概ね120〜140万円台入学金・授業料・施設費・諸会費等を含むレンジ目安。正式金額は公式ページで確定。

※制服・学用品、タブレット端末、行事費、通学定期、塾費などは別途。家庭の総予算は「学費+周辺費用」で設計するのが安全です。

校風・学びの特色

理工系教育:実験・ものづくり・データ処理に強い

芝浦工大附は「理工系教育」を体系化し、机上の暗記に寄らない学びを打ち出しています。理科・情報・探究を軸に、実験・観察・仮説検証・プレゼンまで含めた“アウトプット前提”の設計が特徴です。

大学連携:芝浦工業大学と近い距離で学べる

系列大学との連携は、附属校の強みです。研究者・大学施設に触れる機会がある学校は、理系志向の子にとってモチベーションの源泉になりやすいです(将来の学部選択の解像度も上がります)。

探究(言語・探究入試の背景)

午後入試の「言語・探究」は、学校が求める資質(読解→整理→表現)を可視化した方式と考えると理解しやすいです。偏差値だけでなく、探究適性があるかという観点で学校を選ぶ家庭にフィットします。

部活動

部活は運動部・文化部ともに選択肢があり、学業との両立を前提とした運営が一般的です。芝浦工大附は校風として理工系色が強いため、科学・情報・ものづくり系の活動に関心がある場合は相性が良いです。

※最新の部活一覧・活動頻度は年度で変動するため、学校公式「クラブ活動」ページで確認してください。

アクセス

最寄り豊洲エリア(東京メトロ有楽町線/ゆりかもめ)
通学の実務ポイント2月1日・2日の午前入試は朝集合が早め。自宅からの所要時間を「平日朝の混雑」でシミュレーションしておくと安心です。
周辺環境湾岸の再開発エリアで、校舎・設備面の満足度が高いという評価が目立ちます(口コミ参照)。

併願の考え方

芝浦工大附は「2/1午前に本命or準本命」「2/2午前で再チャレンジ」「2/2午後で方式を変えて勝負」という設計が可能です。併願は、偏差値だけでなく校風(探究・理工系志向)入試方式の相性を組み込むと成功確率が上がります。

① 本命運用(2/1)+安全校(1月校 or 2/1午後)

  • 2/1午前:芝浦工大附(第1回)
  • 2/1午後:同程度~やや安全の午後入試校で“合格1つ確保”
  • 2/2午前:芝浦工大附(第2回)で上積み

② チャレンジ校(2/1午前)→芝浦工大附(2/2以降)

  • 2/1午前:より上位帯の共学校・男子校を受験
  • 2/2午前:芝浦工大附(第2回)
  • 2/2午後:言語・探究/英語(適性に合わせて選択)

③ 探究型で逆転(2/2午後)を狙う設計

  • 午前4科で取り切れないタイプでも、午後の「言語・探究」で刺さることがあります。
  • ただし倍率が高い年もあるため、サンプル問題・過去問で相性確認は必須です。

対策の要点

算数:最重要。得点差が出る(特に午後)

  • 2025年度データでも、合格者平均との差が大きく、算数が合否を動かしやすい傾向が見えます。
  • 「標準問題の取りこぼし防止」+「やや難で部分点を拾う」設計が有効です。

国語:論理読解+要約・記述の運用

  • 説明文・論説文の比重が高い年は、根拠取りが勝負。
  • 時間内に処理する“運用力”が必要なので、過去問で時間配分を固定化。

理科・社会:短時間での処理(社会は特に)

  • 理科は実験考察やグラフ・表の読み取り対策が有効。
  • 社会は時間が短いので、1問に固執しない判断力が必要です。

言語・探究:文章・資料→整理→表現の練習

  • “正解を当てる”より“根拠を示して説明する”トレーニングが効きます。
  • 公立中高一貫型(適性検査)経験者は、形式面でアドバンテージが出ることがあります。

英語入試:英語だけでなく算数が必須

  • 英語で点が取れても、算数が極端に崩れると合格が遠のきます(2025年は算数平均が低い)。
  • 英語は英検・多読・リスニング、算数は短時間の計算力と典型処理の高速化が鍵。

口コミの読み方

口コミは、「いつ書かれたか」「どの立場の投稿か(在校生・保護者・卒業生)」を切り分けて読むと精度が上がります。芝浦工大附は設備・探究・ICTへの言及が多く、期待値のズレが満足度に直結しやすい学校です。

ポジティブに多い論点

  • 設備・校舎・ICT環境が良い(学習環境の快適性)
  • 理工系・探究の授業が面白い(ハマる子は伸びやすい)
  • 共学で雰囲気が穏やか(男女比は年度で変動)

注意して読みたい論点

  • 「理工系色が強い」=全員が理系になるわけではないが、雰囲気は合う・合わないが出る。
  • 通学時間・混雑は家庭差が大きい(朝の実測が重要)。
  • 制度変更(配点・方式)前の口コミは、入試対策面で参考になりにくい場合がある。

出典・根拠リンク

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