はじめに
いま私は、生活資金にも余裕がない状態で、それでも人生を逆転させたいという思いから、消費者金融で150万円を借入しました。 その資金を元手にFX運用を開始しています。 多くの人からすれば無謀な選択でしょう。借金をして投資をすることは、教科書的には「絶対にやってはいけない」行為です。 しかし、私は後がありません。安定した収入源もなく、ただ毎日が過ぎていく中で、この150万円にすべてを賭ける決断をしました。 まさに「崖っぷち」。退路は断たれています。
運用ルール
崖っぷちだからこそ、ルールだけは徹底しなければ破綻は一瞬です。以下を自らに課しています。
- 原資:消費者金融からの借入150万円
- 通貨ペア:ドル円中心(必要に応じてユーロ円も)
- レバレッジ:最大でも5倍。無理なハイレバはしない
- 損切り・利確を事前設定し、感情で動かない
- 週ごとに結果を必ず公開し、後戻りできない状況を作る
背景:高市早苗総裁誕生
タイミング的にも大きな転換期です。2025年10月、自民党の新総裁に高市早苗氏が選出されました。 近く首相に就任するのは確実視されており、これは為替市場に直結する重大ニュースです。 高市氏は財政拡張に積極的な姿勢を示しており、同時に金融政策についても日銀との調整に踏み込む可能性があります。 市場は「円安方向」に振れるのか、それとも「不安定さ」を嫌って乱高下するのか。どちらにしても大きな値動きが出るでしょう。 崖っぷちの私にとって、この変化はチャンスでありリスクでもあります。
今週の注目材料
- 高市政権の発足演説と最初の政策発表
- 米CPI(消費者物価指数)とFRB高官の発言
- 日銀の緩和維持か、修正の有無か
- 為替市場のリスクオン/リスクオフ転換点
テクニカル分析(ドル円)
現状のチャートを冷静に見れば、サポートは156.80円付近にあり、上値抵抗は158.50円付近に位置しています。 ただし、総裁交代という政治イベントはテクニカルを一瞬で壊す可能性があるため、固定観念にとらわれすぎないよう注意が必要です。 普段ならレンジ内での逆張りを考えますが、今回は明確なトレンド発生に備えます。
戦略案
- 157.00円付近で押し目買い → 158.40円付近で利確
- 156.70円を明確に割れたら損切り
- もし高市政権が財政刺激を強調すれば、円安方向に順張りで乗る
崖っぷちだからこそ、「負けたら終わり」ではなく「負けても生き残れる」ラインを必ず設定します。 ギャンブルではなく、生存を第一に。
週明け戦略宣言
週明け、月曜朝に為替市場が再開した直後は、スプレッドが大きく開くのが常です。 そのスプレッドが閉じた瞬間、もし相場が上方向に走っていたら、ためらわず順張りで買いに入ります。 下がっていた場合は、無理に逆張りせず見送る。 崖っぷちに立たされているからこそ、流れに逆らう愚は犯しません。 今週の最重要ルールは「市場の流れに素直に従う」ことです。
参考書籍・おすすめアイテム
まとめ
借入150万円という極限状況で始めたFX挑戦。 正直、背水の陣です。しかし「崖っぷちだからこそ冷静に」「負けても退場しない」ことを肝に銘じています。 高市政権発足という大きなイベントを前に、市場は大きく動く可能性が高い。 その初動に乗れるかどうかが勝敗を分けるでしょう。 次回は「1週間の損益+高市政権初動の市場反応」を報告します。
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