日大豊山中学校〖2026年入試〗日程・偏差値・合格最低点まとめ

※「日本大学」系列校は複数あるため、本記事は日本大学豊山中学校(文京区・男子校)を対象にしています。

目次

結論(要点)

ポイント12/1〜2/3で計4回(午前・午後)実施。第1回/第3回は4科(300点)第2回/第4回は2科(200点)で、得意科目・得点戦略に応じて勝負回を選べます。

ポイント22025年度は第4回(2/3午後)が倍率5.4倍と最も競争的。合格最低点は第1回189/300、第2回126/200、第3回196/300、第4回130/200で、「合格最低点+10〜20点」を安定して取れる仕上がりが安全圏の目安です。

ポイント3複数回を早期に同時出願すると合格判定で考慮(優遇)される旨が明記されています。併願戦略を固めたら、出願設計は早めが有利です。

ポイント4最大の特徴は日本大学付属としての進路の安定性。大学受験の「外部受験一本」ではなく、内部進学(推薦)を軸にしつつ外部受験も可能という設計です。

基本データ

学校名日本大学豊山中学校・高等学校
所在地〒112-0012 東京都文京区大塚5丁目40番10号
設置形態私立・男子校・完全中高一貫(系列:日本大学)
募集男子のみ(中学募集)
学年規模(参考)中1:6クラス239名(1クラス約40名)/中2:6クラス233名/中3:6クラス235名(特進45名)
最寄り東京メトロ有楽町線「護国寺」駅 1番出口よりすぐ

2026年入試:名称・日程・配点

2026年度(2026年4月入学)の入試は第1回〜第4回の4回。出願はWeb(miraicompass)で完結し、小学校で用意する書類は原則不要です。

試験日実施募集人員(男子)科目満点主な時間割(着席完了→開始)出願締切(12:00)合格発表(Web)
第1回2026/2/1(日)午前90名4科(国・算・社・理)300点8:30着席完了 → 国8:50開始(算10:00/社理11:10)1/31(土)2/1 19:00〜
第2回2026/2/2(月)午後50名2科(国・算)200点14:50着席完了 → 国15:00開始(算16:10)2/2(月)2/2 22:00〜
第3回2026/2/3(火)午前52名4科(国・算・社・理)300点8:30着席完了 → 国8:50開始(算10:00/社理11:10)2/2(月)2/3 22:00〜
第4回2026/2/3(火)午後30名2科(国・算)200点14:50着席完了 → 国15:00開始(算16:10)2/3(火)2/3 22:00〜

※検定料は各回25,000円。いずれかの回で合格した場合、その後の入試は受験できません(受験設計に直結するため要注意)。

※「追加入願」や「複数回同時出願の考慮(優遇)」の扱いは募集要項・入学試験の案内に従ってください。

偏差値比較(SAPIX/日能研R4/四谷Aライン/首都模試)

日大豊山中学校の2月1日〜3日に実施される全入試回(午前・午後)について、主要4模試の合格可能性80%目安を一覧表にまとめました。

入試回日程時間帯方式SAPIX
80%
日能研
R4(80%)
四谷大塚
Aライン80%
首都圏模試
80%
第1回2/1午前4科464758
第2回2/2午後2科40495263
第3回2/3午前4科494960
第4回2/3午後2科40505264

※偏差値は各模試の「合格可能性80%」目安。
※SAPIXは一部回次が非掲載のため「—」表記。
※午後入試(特に第4回)は志願者集中により、体感難度が数値以上に高くなる傾向があります。

昨年度の入試結果と合格基準点(2025年度)

2025年度(参考)の募集・志願状況と合格最低点は以下のとおり。第4回(2/3午後)が最難関になりやすい構造です。

募集志願者受験者合格者実質倍率合格最高点合格最低点
第1回(2/1午前・4科)903333091222.5249/300189/300
第2回(2/2午後・2科)506304571243.7172/200126/200
第3回(2/3午前・4科)52528261803.3239/300196/300
第4回(2/3午後・2科)30620394735.4166/200130/200

出典:2026年度募集要項(巻末「2025年度 入試結果」)。

得点感(平均点の目安)

合格最低点の把握に加え、平均点を押さえると「当日の難易度」を想定しやすくなります(4科は300点、2科は200点)。

受験者 平均合格者 平均差分(合格者−受験者)
第1回(4科)169.3205.5+36.2
第2回(2科)104.1136.9+32.8
第3回(4科)171.6211.1+39.5
第4回(2科)97.2139.9+42.7

進学実績(東大・医学部・国公立・早慶上智・GMARCH)

日大豊山の進路設計は「日本大学付属」という性質上、内部進学(推薦)が大きな柱です。外部受験(国公立・早慶上理・GMARCH等)も可能ですが、家庭の方針として「内部進学を保険に外部挑戦」か「外部中心で勝負」かで、学習設計が変わります。

区分見方本校で特に重要な論点
日本大学(内部進学)内部進学率で確認推薦を確保しつつ外部受験へ回る戦略が取りやすい(内部進学率は外部データベースでも公表あり)。
国公立(東大含む)「年次の合格実績」で確認最上位層は外部受験の設計(英数の先取り・記述力)が必要。
医学部医学科「医学部合格」欄で確認中学段階からの数・理強化/演習量がボトルネック。
早慶上智・GMARCH「大学群別」集計があれば確認内部推薦を使うか、一般受験比率を上げるかで、学校生活の最適解が変わります。

※当記事は「中学受験(入試)」に重点を置き、進学実績は“読み方”を中心に整理しています。最新の合格実績は、学校公式の「進路・合格実績」ページと外部データベース(首都圏模試等)を併用して確認してください。

学費(2026年度募集要項ベース)

初年度は「入学金+授業料+施設設備+諸費(預り金等)」で構成されます。募集要項の記載をベースに、保護者が把握すべき“固定費”を整理します。

項目金額備考
入学金230,000円合格後の手続時
授業料(年額)480,000円4月/8月/12月の分納(要項記載)
施設設備資金(年額)192,000円4月/8月/12月の分納(要項記載)
その他20,500円年額(要項記載)
預り金等174,400円2024年度(第1学年)金額で、変更の可能性あり
初年度合計(目安)1,096,900円上記合算(別途:夏期講習・修学旅行・スキー教室等の費用あり)

奨学金制度(概要)

  • 特待生奨学金:学業成績優秀者に授業料1年分相当額を給付(規程に基づく)。
  • 育友奨学金:入学後の成績優秀者、または授業料納付が困難となった者への給付制度。
  • 同窓会奨学金:事故等の事情により学業継続が困難となった者への学費補助。

校風・学びの特色

「付属校」の強み:進路のオプションが増える

日大豊山は、日本大学付属という立場から、内部進学(推薦)を軸にしつつ外部受験も可能という“選択肢の多さ”が最大の価値になります。中学受験で求めるべきは、偏差値そのものよりも「6年間でどの進路設計を取りたいか」です。

特進の設置(中3)

在籍データ上、中3に特進が設けられている点は重要です。外部受験も視野に入れる場合、クラス編成・授業進度・課題量との相性を説明会等で確認するとミスマッチを減らせます。

部活動

男子校のため、運動部中心に活発な傾向があります。部活動は年度によって設置・活動状況が変動するため、最新の部活動一覧は学校公式で確認してください。

見学のコツ「週あたり活動日数」「兼部可否」「中高合同か」「成績不振時の対応(停止等)」の4点は、入学後の学習時間に直結します。

アクセス

最寄り東京メトロ有楽町線「護国寺」駅 1番出口よりすぐ
主要駅からの目安池袋4分/飯田橋5分/有楽町16分/練馬12分/日暮里22分/大宮28分(いずれも「護国寺」までの目安)
注意駐車場なし(公共交通機関推奨)。保護者控室の運用・上履き持参等は入試案内に従ってください。

併願の考え方(東京・男子校)

日大豊山は2/1午前に第1回(4科)があるため、同日午前に別校を入れる設計はできません。現実的には「2/1午前で確実に1校確保」または「午後回(2科)を活用して厚くする」方針が実務的です。

併願設計の典型例

  • 安定型:2/1午前=日大豊山 → 2/2午後=第2回で上積み(2科で勝負)
  • 外部受験併用型:2/1午前=日大豊山 → 2/3午前=第3回(4科)で再挑戦/他校へスライド
  • 2科型:算数が強い場合、2/2午後(第2回)を勝負回にして学習資源を集中

※合格後は後続回を受験できないため、「どの回で合格を取りに行くか」を先に決めるのが合理的です。

対策の要点(科目別)

4科(第1回・第3回):総合力で取り切る

  • 合格最低点は189/300、196/300(年度により変動)。「国算で落とさない」だけでなく、理社での上積みが効きます。
  • 理社は知識だけでなく「資料・グラフ読み取り」を落とさない演習が有効です。

2科(第2回・第4回):算数で差がつきやすい

  • 合格最低点は126/200、130/200。2科は配点が集中するため、算数の出来が合否に直結します。
  • 過去問は「大問ごとの取捨選択」と「時間配分」を最優先で設計(完答主義はリスク)。

過去問演習の目安

  • 第1回・第2回・第3回・第4回のうち、受験予定回は直近5〜7年を優先。時間があれば10年分。
  • 合格最低点+10〜20点を「複数年度で再現」できる状態を合格圏の目安に。

口コミの読み方(失敗しないチェック軸)

  • 内部進学の位置づけ:家庭として「内部推薦をどう使うか」を決めた上で口コミを読む(前提がズレると評価が割れます)。
  • 学習量と生活指導:宿題・小テスト・補習の頻度が合うか。部活との両立ができるか。
  • 通学動線:護国寺駅の近さは強みですが、乗換回数・ラッシュ耐性は家庭差が大きい。

出典・根拠リンク

中学受験カテゴリ(サイト内)

同偏差値帯の候補(サイト内検索リンク)

※同一偏差値帯でも「男子校/共学」「2科/4科」「午後入試」等で難易度体感が変わります。記事がある学校は検索結果から個別記事へ遷移できます。

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